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メンチサイドホラー。読んだ後何とも言えない嫌悪感。だけど先を読まないと余計に嫌な気分になる、そんな漫画。狂気と憎しみ、悲しみの末にあったものとは…。ホラー漫画好きならオススメ。
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友人にすすめられたので購入。押切蓮介作品はヤンマガでチラ見してたんですがここまでとは・・・1、2巻は良かったんですが3巻で少し春花が話に振り回された感があって残念でした。だけど一貫して流美と相場はクソ野郎を描ききって最高だった
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イジメから始まる復讐劇。
やるせない鬱な気持ちになるけど、切なくて引き込まれる。
幽霊類が出ないので、ホラーとはちょっと違うかも。
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哀しいホラー漫画。
優しさと狂気の対比が鮮烈で、
消えにくいトラウマを植え付けられます。
汚泥に投げ込まれた花一輪。
枯れるのが早いか、沈むのが早いか。
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みんなみんな、イヤな目をしている。綺麗な目をしていた主人公も。絵は下手なのに、目で嫌な気分にさせるのがやけにうまい。
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しょーちゃんがかわいすぎる!春花もかわいいが…
始めの春花・相葉くん・しょーちゃんの場面がお気に入り♪
いじめの内容ですが、普通の人間じゃできない内容です。
犯罪まではいかないけれど、絶対にやらないだろうという感じ。
人の家に火をつけたり、手にシャーペンさしたり、人を殺すのが当たり前なんじゃないか?というようなものばかりです。
声をなくした後の春花の表情がヤバすぎる。
春花だけじゃなく後半は、みんな狂っていくかんじがして2巻が早く読みたくなりました。
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どんな小さなきっかけでも人は狂って過ちを犯してしまう。そんなメッセージ性が込められたマンガ。ただちょっとやりすぎかな。救いがない陰鬱マンガなため注意。
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タイトルは雪割草の別名。
全3巻、レンタル版デジタルコミックで読みました。
一気読みして出てきた言葉は「げーっ」。
いや、悪い意味じゃなくて。
閉塞感に満ちた、鬱屈した子供たちの社会に異分子が現れ、
彼らの嗜虐性に火が点いて壮絶なイジメが……と思ったら、
エスカレートし過ぎて完全な犯罪の域に達してしまい、
一転、被害者が反撃に出るというストーリーに鳥肌。
よく、バカな連中と同じレベルに自分を貶めちゃいけない、
なんて言うけど、
フィクションと割り切った上でキレイ事を切り捨てると、
被害者である主人公が自分自身と家族のため、
復讐に手を染める=殺人者と化すって展開には胸のすく想いがしました。
ただ、一抹の救いかと思われた仄かな恋が
結局紛い物だったのが悲しかったかな。
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ハイスコアガールが存外に面白かったので
最後まで読んでなかったミスミソウ一気読み。
主人公は都会から田舎の中学校に転校してきた美少女。
最初はうまく過ごしていた彼女だったが
同じく転校生であるイケメン相葉くんと仲良くなってから
クラスメイトに陰湿なイジメを受ける。
後数ヶ月で廃校になる過疎校なので
ことなかれ主義の担任は見て見ぬふり
(後に別の理由もあることが分かる)
イジメがヒートアップして遂には取り返しのつかないことに
…という作品。
どう取り返しがつかないかは1話のラストで
既に取り返しがつかなくなっている。
必読です。
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一言で言うと「きっついな!」です
良い点
・余計な書き込みが無いのに呼んでて響いてくる寒さ
・淡々と明かされていく各キャラの背景
・救いの無いラスト
悪い点
・読後の鬱感(個人的には良い点にもって行きたい所…)
押切先生の絵に嫌悪感を抱かなければ名作といっても過言ではないと思います。
昨今のマンガで3巻という短い巻数でしっかり話をまとめられるストーリーの構成力、読み手をどん底に陥れる転調、登場人物の心境の書き分けなど、読んでるこちらがほうーっとなってしまうような作品でした。
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一気に三巻まで読んだんですけど、一冊づつ感想を書いて行こうと思います。
まず、皆壊れてます。ひどいくらいに、人間を描いてると言えばそうなんですが、的確とも言えません。でも感情は伝わってくるんですよね。
さて、絵と作品の目的の評価ですが、絵はこの絵だから良かったってのあります。綺麗に書かれると駄作だった感じがします。作品の目的は一巻では無いように思います。と言うのも主軸は中学生、一話ごとに変わって行った気もします。もちろん、負の方向で
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ホラー漫画家が「怪奇現象」や「謎の力」なんかを使わずにかいた狭い世界で繰り広げられる人間の怖さを描いたものですお。おもちろかったお!
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「いじめ」という言葉には、どことなく「際限がある」ような響きがある。そういう風に作られた言葉だからだ。
たとえば、それは子供同士の諍い。それは過度な思い込み。それは特別な環境が起こす特別な行為……etc
事実は、どれでもない。「いじめ」には明確な実体がない。どこから始まり何をもって終わるのかも、行為の限界も分からない。それが発生した時点で、既にいじめはアウトブレイクしている。年齢も性別も関係なく、人と人との繋がりがある限り、際限なく感染していく。
この作品の感想に「これはいじめというレベルの話じゃない」というものがあったとすれば、つまりその認識は間違っている。これはいじめだ。そして、いじめとは性質に係わらない。あらゆる人間の所業でしかないのだ。
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ホラーってあまり読まないんですけど、これはかなり王道の作りなのかな、と思います。欲を言えば、学校の閉鎖的な異常感を背景でもっと醸し出して欲しかったかも。キャラはあの目がキモ怖くていい。
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えぐいえぐい言われているようだけど、これぐらいえぐい漫画ぐらいいくらでもあると思うし個人的にはそこまで、って感じ。
ハイスコアガールで押切蓮介を知り、そのすぐ翌日にこのミスミソウを読んだ。
うんうん、家族を焼き殺されたら復讐したくなるよね、うんわかるわかる、という程度の感情しか沸き上がってこない。もっと絶望的な気分にさせて欲しかった。俺が不感症なだけかな笑。
野崎春花の魅力もいまいちだった。いやそれは、ハイスコアガールの大野晶とくらべて、ってことだけれど。逆に言えばそれだけ大野晶が完全すぎるということになる。
むしろ野崎春花よりも小黒妙子や南京子の魅力が光っていた。腰巾着の佐山流美はよくある承認してもらうことが最大目的のクズのような人間キャラなので目新くもなかったが、小黒妙子と南京子はなかなか新鮮だったように思える。特に後半になって南京子が父兄に対して態度が変わっていく当たりはなかなか魅力的。