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最愛の妻の死を作品にした1冊。何か感じるものがあるかと漠然とした期待で購入した。
描こうとしている狙い(ポイント)は理解できるのに心に響くシーンは意外なほどなかった。少なくともおっぱい好きなのはわかったが。
響かない理由は私が心に欠けたものがあることは否定しないが、どこかで見たような心象風景の処理は当事者であるはずの作者の気持ちがそこに載っていない印象を与えた。途中、作者自身が涙するシーンもあったが、涙もろいはずの私が微動だにしなかった。
この悲しみは当人以外わかりえないものなのか、表現不足なのか、私はいつか分かる日がくるのだろうか。
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つらいとかおもいとかいったコメントを用意するつもりが、作中にでてきた「おしえて!チンスコウ」の下りが頭から離れない。
チンスコウ・・・
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「あえて俗っぽくいうなら、表現者にとっての"おいしいネタ"を描かぬ手はない」・・・って事は、この作者の実体験?
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ネタとして描いている割に、ドラマ性もなく。
もっと亡くなった奥さんの内面や思い出(いいことも悪いことも)に踏み込んだものを期待してたのに残念。
客観的に描こうという意識が強すぎて、反対に面白くない。
タイトルがいいだけに…。
人の死を描くのはとても難しい。特に身近な人の死は重すぎてネタとして扱うのは相当な実力がないとキツイんだなあと思う。
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いっしょに日常を過ごしてきた身近な人の死がもたらした、ぽっかりと空いてしまった日常の空虚を描いた秀作。空ろがいつまでもとどまっている風景の不安定さは、作者自身がその時実際に見た風景で、作者はその見たものを描きとめようとしたかのようだ。
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某坂元愛氏のブログに紹介されており、読みたいと思い衝動買い。
本日2010/09/22に到着。すぐに読みきった。
意外とそこまで暗い気持ちにはさせられなかったが、
それでも一見の価値がある。
漫画でこのような内容をいままで読んだことがないから。
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私の乏しい経験で良い悪いを語る内容ではない作品。
絶対泣くだろうと思ったんだけど、まったくそうはならなかった。勿論「つまらない」という意味ではなくて、それだけ客観的な物語ってことかなあ。
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他のレビューにあるほど、客観的に書かれているとは感じませんでした。ただ、主観的にでもなく、、、すごく立ち位置が曖昧な感じがして。そこがまた読んでて不思議な気持ちになりました。
読んでいて、奥さんの表情が胸に突き刺さりました。
これは、面白いとか面白くないとかでは評価できる作品ではないと思います。
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突然急逝した愛妻。作者が実体験をそのまま、本当にそのまま漫画にした作品。
編集者とのやり取りを見ると、恐らくはこれでも相当漫画作品として整理し、昇華した上での執筆なのだろうが、にわかには信じがたいほど生々しく、心の傷や混乱が壮絶に描かれている。
レビューを見ると賛否が真っ二つのようで、否定的な感想の中には「漫画としての体を為していない」というものがあったが、正直私もそう思う。重い。そしてきつい。
しかし長年のうえけんファンとしてはやはり読んでおかねばなるまいと購入したし、今後も他のギャグ作品と共に並べ続けることだろう。
再婚に至るまでの作者のmixiでの日記等を読んでいたので、その意味でも色々と感慨深い。
自分達の情事の様がひょっとして残っていないかと、ラブホ盗撮AVまで探してしまうくだりは本当に痛々しかった。
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気持ちがザワザワするかんじ。奥さんの絵は愛情あふれててそれは真実で、でも今は別にある・・・ってのが、整理つかないな。
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妻を失った当事者である著者が恐ろしく距離をとって自身を描いていて、その様子を見せられている一読者としては当惑するしかない。だから、面白いつまらない泣ける泣けないなどの評価はできない。でも、その体験をこのマンガで表現したことそのものに驚嘆し、厳粛さをも感じる。
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すごい・・すごい作品だ。描写が生々しくかなり作者自身の主観的に物語が進んでいく。とくに惹かれたシーンは編集と打ち合わせ中のコマの涙の演出。圧巻でした。
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http://twitter.com/#!/sino6/status/17097070238236672
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伝わってくるものが確かにありました、それが何かはうまく言えないけれども。細かい演出がすばらしいとしか言えないと思います。ほんとに心が動かされました。きっと記憶に残り続ける作品だと思います。このリアルさが、作品の魅力だと思います。このマンガがすごい上位作品の中で一番グッときました(私は普段はわかりやすいギャグマンガが好きなのですが。)何度も読みたいです。
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大切な人がなくなる。日常にぽっかりとあなが空く。その喪失感だけを克明に綴った異色の作品。人生のあらゆるストレスの中で、配偶者との死別は最大のものだという。p200からp203までの描写に絶句。なぜ描かれなければならなかったか、なぜ読まなければならないのか。それを自分に問いかけつつ、読む作品。