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誤射のシーンは意味もなく泣ける。
英語を話そうとするモンちゃんがいる。
なにか変わった、ってことなんだろうか。
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はぁ・・苦しかった 殺戮を繰り返すトシモンとヒグマドン 両者に共通するは綺麗な目 命の価値は平等でないの? ヒューマニズムって何? 過激な描写の間に描かれる軽薄な人々 本当に読んでいて苦しくて私生活に支障をきたした 正直苦手分野だけれど読んでおきたい作品 もはやこれは漫画ではない
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何回読んでも最高に圧倒的で衝撃的。
ユリカン、塩見、菅原、星野、飯島と脇役が最高。作者自身が言っているように、トシモンよりも職業人の描かれ方の方が力強く感じる。
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読む時期を間違えると大変なことになるんじゃなかろうか。人間は、常に物事に「意味」を求め、そのあまりにも愚鈍な性質の下、物語は加速化する。本当の狂気は、トシか、モンか、ユリカンか、飯島か、塩見か、警察か、マスコミか、大衆か…。その判断の価値基準は何なのか。世界はそれを肯定も否定もしない。
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殺戮と怪獣が気付かせてくれたのは、崩壊すべき世界の所有者でしたとさ。全編に漂う捻ったユーモアが天才的な超名作。
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いやいや,これは面白い。荒唐無稽というかなんというか・・・
1日で全5巻読みきってしまいました。1巻の最初だけはかなりダレるんですが,その後は一気に盛り上がります読破後は疲労感たっぷり。
残念なのはサイドストーリーが多すぎること。でも,それを差し引いても満足度は充分5。
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こう終わるか。いやー面白かった。
マリアとモンとトシの逃避行が結末を迎えるまでは本当に圧倒的な勢いだった。ただマリアの死からモンちゃんがどんどんあちら側の世界に行って地球規模化してくのは少し残念だったな。モンちゃんの過去編はどうも蛇足感が否めない。
トシの最後は切なさと「これしかないよな…」と了解できた。どこまでも哀れに無様に描こうとする作者の冷徹さ、凄いと思う。
モンちゃんに料理を出してるトシは、女にしか見えません。恋愛してます。壮絶片思い。
風呂敷の畳み方が火の鳥の焼き直しだと言われるのは否定できない気がするが、呉さんが「偉大な失敗作」と言っていて私はそれに賛成。この時代に地球をぶっ壊すホラを吹ける風呂敷を持ってる作者は偉大だよ。そこまでの意思と根気には、敬服するしかない。大統領の台詞と「神はあなただ」というまとめ方には鳥肌が立った。
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ものすごいパワーを持った漫画だった。
情報量が多すぎて一気には読めなかった。
このマンガには「生」と「死」が描かれている。
「セックス」と「暴力」が描かれている。
「現実」と「虚構」が描かれている。
呉 智英が「偉大なる失敗作」といっていた理由も今ならわかる。
まさにこれこそがマンガにおける「偉大なる失敗作」だ。
マリアが死んでしまったところ以降は
蛇足のような気がしていたが、
作者の「マリアの死以降はエピローグ」と
いうことばを聞き合点がいった。
結局のところ、これは作者もいうように
「壮大な大ぼら漫画」に過ぎないのかもしれない。
それでも尚、このマンガは圧倒的な魅力とパワーで
読者を捕まえて離さないのである。
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「命は、平等に、価値がない」
圧巻、重厚、濃密、圧倒的、超弩級、至大至剛、抜山蓋世……
そんな形容が次々と浮かぶ、規格外のパワーを持った作品でした。
人間が人間らしく生きている。台詞が熱く、倫理道徳を穿つ。
背景の描き込みが凄い(連載当時スタッフは半死半生だった事でしょう)。
「宮本から君へ」もそうですが、誌面から迸る熱気に気圧され、
漫画という媒体はこれ程のエネルギーを持ち得るのかと再認識させられます。
しかし、開幕から忌憚なくエロスとバイオレンスの嵐なので
万人にお勧めする事は適いません。好悪は激しく分かれるでしょう。
とはいえ、漫画読みとしては必ず読んでおくべき、漫画史に残る傑作。
95点。
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読後がつらくてどう受け止めていいか分からない。まず面白かった。次にモンちゃん・トシ・マリアの行方が衝撃で、心臓ぐわしでした。あと棚にしまうスペースが無い。とにかく私はトシに感情移入して読んでいて、トシと一緒にモンちゃんに振り回されて恋してるような感じでした。トシ、モンちゃん好きすぎだろ。マリアも大好きですが、彼女の行方には、物語としての役目が彼女の魅力相応に負わされていて、ある意味納得でした。しかしトシは・・・トシは・・・。とりあえず新井英樹いじわるい。面白い!すごい!のは確かですが。警察の面々・猟師・記者たちのサイドストーリーもいい。
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圧倒的なパワー感。
漫画に引きずられる。
読んでいて二つの漫画が思い浮かんだ。
古谷実の「ヒメアノール」と「デスノート」
ヒメアノールの森田が最終巻で言う
「もう本当に悔しくて・・・その場で死にたくなった・・・」という言葉は自分を認識したときに自分が生まれてもった性癖にこらえきれずに漏らした言葉。
自分を否定しながらも、自分のために殺し続けて罪悪感にさいなまれる。
これをワールドイズマインではモンちゃんは性癖ではないけれども人を殺す理由があった。
一巻で放たれる「俺は俺を肯定する」
これを読んだときにああーーー!!このマンガはヒメアノールでを一瞬で越しちゃったよ!っと衝撃を受けた。
そしてデスノート。
新世界の神になると言った月
デスノートという大きな力を持ったことでそれに向かっていく。
これは海に裸でいた男がデスノートを越す、デスノートの先を行く。
この二つが同時期に連載されてたってのはおもしろい。
人を殺してはいけない。
単純だけど難しい。
とってつけたような理由でそれは阻止されてるけれど
モンちゃんのような理由付けができない存在が現れたら
人はなにもできないのかも。
大きな矛盾を持ったセイントが生まれる。天地創造の物語だ。
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旧単行本も持っていたんですけど12巻だけなくしてしまったので思い切って全巻買い直しました。
作者本人の解説が多く追加されていてかなり満足です。
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震災後のいま読んだので 意味合いがかわってしまった気がしますが
ヒグマドンもモンもアニミズム的な神なんではないかと思ったり
しかしあれだけでかくなると地球の自転軸ずれたんではないかしら
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人殺しても何も感じへん!
経験してみるもんやで!
殺して殺して殺しまくったら飽きてしもた!
マニュアルいらず!
ほんまチョロいで努力もいらん!
人間っ簡単に死にすぎや!
せやのにっ・・なんでや?
守るのほんまキっついで!
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ちょっとヤリすぎ(笑
一昔前ぐらいの作品やのに、個人の悩みや世界の憂鬱、すぐ時代に流される大衆、アホなメディア、いっそ何もかも無茶苦茶にして暴れたい連中とか、今現在の状況となーんにも変わってない。繰り返し。
もう、人間だけが永遠に愚かな生き物なんやなと思ってしまう。
モンとマリアが、「ナチュラルボーンキラーズ」のミッキー&マロリーみたいな感じよ。
2007年10月14日