にこたま（１） みんなのレビュー

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あっちゃんよいなー。いろいろ似ている気がしてこうなんのかなーとか思って深夜なぜかぼろぼろ泣いた。べたべたしすぎてなくてリアルだー。はやく続きが読みたい。

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あっちゃん、俺、こどもできた。
こども？
はい。
こーへー。
はい。
なに君妊娠してんの？それでタマが腫れちゃったの？

と一部抜粋。なんて抜け具合。
そんな簡単な話じゃないのに、タマににやりとしてしまう。

29歳の大人が思春期なんだ、まだまだ僕も大丈夫。とか思うのは
少し間違いな気もするけれど、なんかいつまでたってもにこたま関連の
話題には、人間あたふたしちゃうんだなぁと妙に悟ったようなことを言いたくなるマンガ。
あっちゃんの手料理食べたい。

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３０歳を目前に控えたマンネリカップルの男が女性上司と１回の浮気で妊娠させる。さあどうしよう。てな話。ありそうありそう。ペコさんの作品はリアルすぎるというか生活感ありあり。そしてセリフが格言みたいで心に残るものが多い。

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これヤッバい！僕の周りにいる人たちにはほんとに読んでほしい！
ゆるいけど絆の強い二人の空気が最高に幸福感のある１話目。そこから段々と不穏な空気が漂ってきて…。
一度途中で本から目をそらしてしまった！「あーもう読めない！なんでこの幸せを崩しちゃうんだよ、ペコさん！」なんて思って。
でももう一度読んだ。だだ泣きした。切ないようで、それでも優しくて、人生ってこういうもんだよねって思って。
目を背けたのは、自分が見たくないものがあったから。うしろめたいことがあったから。かな。
それに比べ、さらけ出したこーへーくんはアッパレだ。
いまいちばんおすすめの本。何冊か買ってみんなに配りたい。

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この人は、ありふれた日常を描くのがうまいな～と、まず。
最後の思春期は29歳で来ると作品中で言われていたが、
29～30歳、男女共に揺れ動く気持ちがあるのは自分にもよく解る。
自分の身の回りの環境が変化したり、自分自身に変化が訪れたり、大きな転機があったり、つまづきがあったり、気づきがあったり。
そういった揺れ動く気持ちを登場人物それぞれに振り分けて、どんな人が読んでも誰かに共感できるような内容になっていると思う。

主人公カップルの日常はとても丁寧に細かく描かれているので、何かが起こらなくてもそれを追うだけで充分楽しめる。
今後の展開に期待。

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渡辺ペコさんの「にこたま」が今のところ傑作の匂いがしているのだけど。
多分この漫画、女子は吐きそうな位ダメージ受けるけど、男子はさしてダメージ受けないであろうことが口惜しい。
「晃平みたいなヘマやんなきゃいいんでしょ？」って思うだけの男の人が多い気がする（当てはまらない人もきっと居ると思いますが）。
その隔たりをきっとペコさんは解って描いているだろうこともニクいなぁと思う。
この隔たりはきっと埋まらない。

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まだ結婚していない30間近のカップルのそれぞれの日常を描いた物語っていう感じだろうか・・。
いきなり不倫の話やら妊娠の話やらで、当初想像していたよりもかなり重い方向にストーリーが進んでいったのは正直驚いた。
というか晃平それはいかんでしょ＞＜
ちゃんとカミングアウトしたのはいいけど・・。
不倫カミングアウトのお互いの気持ちの描写がうまく描かれてて、感情移入しやすくかったように感じたかも。
あと、にこたまって二子玉川じゃないのね・・・ｗ

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あたしは、28歳でもなければ

男の人と9年も付き合ったこともなければ

同棲したこともない。

浮気されたこともない。

（少なくとも私にばれてない）




でも、なんかわかる。

なんだなんだ、このもやもやは。







もし、現実に私が彼氏に

浮気をカミングアウト（しかも相手が妊娠してるっつー）された時は

いかに感情が激しすぎると言われる私も、

たぶんあっちゃんのような反応を見せると思う。




なぜか冷静に。

でもだからこそ何日か後に、痛む。落ちる。落ちる。




あ！と思った。この感じ。

状況は全然違うけど、私もこんな感じだったんだ。




うまく甘えられない。感情をぶつけられない。

それって一体、どうなんだい？




「大丈夫か？」って言葉に「大丈夫じゃない」って答えたい時もある。

無責任に、その言葉を発しない人でいてほしいって、

いつも願っている。




「うすかわいちまい」

そこに運命を委ねているんだ、いまのじぶん。







どうなるんだろう。

自分の精神状態と、取り巻く環境と共に、

次の巻に答えをゆだねてみる。

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　―――つかぬことというか、大変立ち入ったことをお聞きしますが、もしかして妊娠、ですか。

　交際９年目・同棲５年目の浅尾温子（あっちゃん）と岩城晃平（コーヘー）。あっちゃんは新聞記者から友人のお弁当屋を手伝うようになり、コーヘーはちょっと遅れて弁理士になった。
　共に２９歳、結婚の予定は特になし。今の関係のままでまあいいか…なんてのほほんとしていたところに、コーヘーが同僚の高野さんを妊娠させてしまって…

　男性も女性も、共感すること必死。私は７話を掲載誌で読んだのが最初だったんですが、いきなりずばっと心を射抜かれました。ドストライクでした。コーヘーは本当に情けないんですが、気持ちもわかるし、あっちゃんと高野さん、２人の対照的な女性が非常に魅力的。今後も要チェックです！
　タイトルの由来は巻末漫画を読んで笑ってください。

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これ、男性側から読んだらホラーだよなあ…と思いましたが、
女性二人の気持ちはとてもリアル。
理屈じゃなく、産むんだろう。女性はこういう時。

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こいうのはありそうだ。29歳というと設定的には80年生まれってことか。あっちゃんが作者の渡辺ペコさんににているかも。

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渡辺ペコを知るきっかけとなった作品。
この人ははずれがない。文学的でもある。
キャラも人間くさい。
大好きです。

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痛いいたいイタイ。
こんなに痛いもの読んだの久しぶり。
あたしだったら、別れます。
自分はさておき、やっぱりこどもに罪はないから。
それでも一緒にいてほしい、って言われても。
自分だけが何事もなかったように幸せに生きていくのは卑怯でしょ。
人それぞれだけど。
でも現実になったら、こんな風に淡々と日常は流れていくのだろうな。
みんな、何事もないような顔をして何かを抱えているのだな、
自分だけがつらいのではないのだな、
と再確認しました。
再読はまた時間を置いて。