紙の本
おもしろいです
2014/05/17 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:焚き火料理人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の一文に尽きる。アナザーフェイス6が読みたくなる。
投稿元:
レビューを見る
アナザーフェイスシリーズとしては3作目となる本作だが、1作目で感じた堂場作品らしからぬ特色は段々薄れてきたように感じる。。。
もちろん堂場作品の刑事としは異色のキャラクター性を有した大友鉄の存在感は損なっていないものの、シングルファザーとして仕事だけではなく育児にも励む生活感だったり、"アナザーフェイス"として変装を活かした独自の捜査だったりといった部分が描かれなくなってきたかと…
ま、今回は大友が過去に所属していた劇団が事件の舞台となっているので、当然の如く事件の関係者は過去の知り合いであったり、現役の役者が居たりもするから大友の"元役者"としての特性は活かしにくい環境下でもあったのだろうが。。。
一方、自分が所属していた劇団で起きた事件で、しかも事件発生を目撃していただけに珍しく自分から捜査に首を突っ込むものの、昔の仲間を取り調べる事に対する葛藤が生じたりといった大友の悩めるキャラクター性は健在で、今回は更に自分の過去とも向き合いながら展開されていく。その意味では、大友が刑事という職業を何故選択したのかといった部分にも触れられているので、シリーズとしては重要性の高いエピソードであったように思う。
…ただ、劇団が公演していた脚本と事件とを絡めた展開で、大友が過去に演じた探偵役とのオーバーラップや脚本が完成するまでの経緯だったりといった部分に本シリーズならではの要素を取り入れたのは分かるけど、何か今一つ中途半端な感じがしてしまった。。。
それと、このシリーズ内における追跡課の存在が明らかになったけど、この辺の伏線は何処かで回収されるのだろうか…
投稿元:
レビューを見る
アナザーフェイスシリーズ第三弾。
大友がかつて所属していた劇団で殺人事件が起こって・・・
うーん、イマイチ。
投稿元:
レビューを見る
はじめから二時間単発ドラマを狙った劇場型事件小説。この作品レベルでは映画には出来ない内容。
アナザーフェースシリーズから読み始めた堂場読者がいたとすれば、次作からは読まなくなると思う。
でも私は次に期待してみる。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズは、シングルファーザーである大友鉄が刑事をしながら育児もしていると言う点が好きで読んでいるのですが、今回はあまり育児部分はなかったように思います。
もう息子も成長してきたと言う事でしょうか。
ちょっと寂しい。。。
今作では鉄の過去がクローズアップされています。
刑事になったきっかけも語られていて、中々興味深かったです。
かつて自分も所属していた劇団の仲間を調べるはめになるのですが、今も劇団に所属する者と、もう辞めてしまった鉄との隔たりなんかが面白いですね。
役者さん達がものすごく厄介な人種として書かれていますが、
本当にそうなのかな?
あくまでそういうイメージって事でしょうか。
投稿元:
レビューを見る
役者だったテツ 今は刑事のテツ
積み重ねてきたものの重さと 昔の仲間とのつながりと
移り変わっていく心と 見えなかった心
1+1=2 と言い切れない 心の現われが哀しい
人の心のすべてが理解できることは無いのだろう
少しでも解りたいと思い続けることしかできない
いつでも心を開けられるようにしていたい
投稿元:
レビューを見る
大友がかつて所属した劇団で、公演中、殺人事件が起きる。
昔の仲間と警察組織の狭間で揺れる大友の感情がよく表現されている。
トリック自体はありきたりで、最後は消化不良だが、狭い範囲の中では、これが精一杯かと…
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ、好きで全作読んでます。
スーパーマンではない主人公が事件を解決するのも現実っぽくていいと思います。
ただし今作は、主人公の特技があまり活かされない(アナザーフェイスっぷりが活きない)場所での事件だったので、少し違和感を覚えたかな。
ま、十分楽しめたけどね!
投稿元:
レビューを見る
久々の大友鉄。今回はいつもの大友さんとは違う、やりにくい感じの事件だった。昔の仲間・劇団員たちとの再会と、そこで起こる事件。だからなんていうか、ちょっと…いつもの勢いがない感じ。劇団内の事件だから、その事件そのものも狭かったし、劇団特有のいろいろがよく分からなかったり。だからいつもより共感しづらいし、スピード感はあまりない感じだったかなあ。もっとこう、さくさく進む、事件を追う!って感じのが好きだから、今回は物足りなさを感じました。でも、まあ面白かった。大友さんの今後の活躍にこれからも期待。
投稿元:
レビューを見る
何がどうということはないものの
堂場の描く人物はディテールの書き込みが豊かなので
勝手に一人歩きしてくっきり立体感を持ちますな。
アナザーフェイスは安心して手に取れるシリーズであります。
投稿元:
レビューを見る
今年は嫁さんに引っ張られて結構なペースで読み進められた。あと1冊で年間最高の読破数になるので、帰省の新幹線の中で読み進む。
「アナザーフェイス」シリーズ第3作。前2作は読んでないんだけど、中身的には前を読んでなくても特に支障は無し。これが面白かったら前に戻ろうかということで買ってみたけど、戻るかどうかはややビミョ~。
妻に先立たれ10歳の息子との生活のために捜査の第一線ではなく刑事総務課に勤める主人公・大友鉄。上司の押しで現場には嫌がられながら特命の仕事に入り込むという設定ね。
今回は、かつて自分も所属した劇団の記念公演に招待された舞台で殺人事件が起きて、昔の仲間たちを容疑者として取り調べることになる…。いつもとは異なり劇団絡みで尚且つ現場に居合わせたということで自ら事件に首を突っ込んだものの、過去の人間関係や惚れたはれたに気が回らぬ大友の、刑事という職業と友人の心情の狭間で行われる取調べが煮え切らないまま話が進み、結構まだるっこしい。
多分、大友が刑事になった経緯や亡くなった妻との出来事とか、シリーズとしては大事な要素が詰まっているのだろうけれど、これだけ読むといまいちスッキリしなかったわさ。
投稿元:
レビューを見る
いつもは上司の特命で捜査に無理やり組み込まれてしまう
刑事部総務課の大友だが、今回は自ら志願。
というのも、学生時代に参加していて、その後有名になった
劇団の記念公演観覧中に事件が起きてしまったから。
自ら言い出したものの昔の仲間を捜査することに戸惑いを覚えたり
劇団・俳優という特殊な団体・存在を相手に警察も手こずったり。
そんな中、事件は脚本の通りに展開していくように見えたのだが…
前作から感じられた「くどさ」、主人公への共感のしづらさに加え、
今回は「劇団の特異さ」のせいで、捜査陣たちも言っていたように
まったくもって理解ができないもどかしさが残った。
投稿元:
レビューを見る
アナザーフェイスシリーズ3作目。
疾走感がややダウンして読むのに数日かかってしまった。
キャラクターや筋書きはいいのかなと思うのだけれど、少し物足りない感じが残る。
投稿元:
レビューを見る
5月ー7。3.5点。
大友の、昔所属した劇団での殺人。
連続に発展か。
台本に沿って殺人が。犯人はかつての仲間と
しか考えられず。
読みやすい。まあまあ。主人公は、復帰したらどうか。
投稿元:
レビューを見る
最後の結末がしっくりいかなかった。
前半部分で全く出てこなかった話がぽーんと出てきて唐突感があるまま話が終わった感じ。
シリーズ第3弾をいきなり読んだからか、キャラクター像があまり見えてこなかったからかもしれない。