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一流大学自慢でも広島に来る人は左遷された人だからっていうのは、広島人としてどうかと思うけど、中央集権では当然なんだろうなぁ。議員になった金子が後半どう巻き返すかと思っていたら、あっさり裏の顔の部分で解決というのは作者のネタが尽きたのか微妙な展開。大きく成り上がる為の広島から中央への次のネタが気になりますね。
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行政や政治を舞台にしているのがなんとも面白い。
地方に公共事業をおりてくるとそれに反対するグループをつくることで知名度をあげていく議員、その逆の議員などが暗躍する。
2話は派閥争いをする議員の対決。
表の行動と裏の意図がうまく描写されていて面白い。
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二宮対寺本。
手を組んだ神崎と二宮・・・
敵の敵は味方。
港湾プロジェクト戦争、ついに終幕へと進む!
(本書カバーより引用)
※ちょいとネタバレ気味です。ご了承を!
やっと出ました、第2巻!
東大出身のキャリア寺本と、二流大学出身のキャリア二宮の対決がどうなるのか、気になること2ヶ月。とうとう決着がついた。
相手の揚げ足取り。味方に対してさえ言質をとられないように気を遣う会話。建前の向こうにあるホンネを読み取る洞察力。いや、大変なもんだ(苦笑)。
実際、ここまで上手くはまることがあるのかどうかは知らないが、綺麗におさまったなという印象。
官僚・二宮と事件屋・神崎の付き合いが今後どうなるのか、気になるところ。肝の据わり方が甘ちゃんの寺本とは全く違う。自分のキャリアに自惚れて、相手を見下したところに隙があるのさ。相手はキャリアに傷があるからこそ、必死で向かってくる。そんなヤツに対抗するなら、それなりの覚悟が必要だぜ。そんでもって、失敗したときの対応が最悪・・・。やっぱ甘ちゃんだわ。
さて、同じく裏の業界でもまれたあとに議員になった金子。こちらも自分の筋を通そうとして潰されそうになる。しかし、相手も要は「シロウト」。裏の業界をかじっただけの癖に、元「クロウト」の金子を潰そうとするなんてねぇ(苦笑)。
どんな経緯で金子が議員になったのか、どこで信条を変えたのか、気になるところ。やはり「極悪がんぼ」を読み直すべきか・・・。しかし先立つものが(苦笑)。
おいおい、考えよう。