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年功序列・終身雇用といった「昭和的価値観」が崩壊し、想定外の変化が当たり前のように起こる現代において「やりがいのある仕事」を続けるには何が必要なのか?人材育成コンサルタントの高橋氏が、組織に埋もれずに「光る人材」として活躍するためのノウハウを伝授する。第1部では企業を取り巻く環境の変化による「求められる働き方」を論じ、第2部ではさまざまな事例を紹介しながら「プロフェッショナル」になるための手法を明かす。組織の中で働く人にも、起業する人にも通じる「仕事に対する心構え」が説かれた一冊。
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著者の最近2年くらいで行なわれたキャリアに関する講演の内容も多く含まれています。講演を聴かれた方にとっては良い振り返りになります。
特にタテ社会とヨコ社会、内因的仕事観、功利的仕事観、規範的仕事観等の分析から、これからの「プロフェッショナル」の必要性を説いています。
鉄道関係・航空関係のたとえ話も造詣の深い著者ならではというところでしょう。
これからは、ただ上から降りてくるミッションをこなしていればよい、という考えではダメで、
就活中の方々だけでなく、30代・40代の前向きな人たちにも読んでいただければ、働き方について考えるきっかけになる本です。
個人的にはユニクロの「スーパースター店長」制度については「ユニクロ帝国の光と影」を読んだ後だったので、必ずしも素晴らしい制度だと賛同するには疑問が残る部分もありました。そこはいろんな見方があって当然ですので、外部から判断すべき内容ではないことも確かです。
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プロフェッショナルと呼ばれる働き方についての本
プロフェッショナルとなるためにはいくつかの条件がある、その内容と行き方について説明する
①上司よりも顧客が大事②自己完結し自分で価値を生み出せる③個別事情対応など常に創意工夫
①顧客と提供価値を自分で定義
自信:自己効力感、誇り:これだけは譲れない価値観
内因的仕事感:やりがい、功利的仕事感:出世お金ステータス、規範的仕事感:社会・会社・仕事・世代継承
②仕事をプロフェッショナル化する
何をどのようにやるか、を決める
WHAT構築力:直感力
③ヨコ型リーダーシップを発揮
一般化された信頼、多様性への感受性
④普遍性の高い学び
なぜそうするのかを考える
⑤専門性と動向にコミットする
⑥キャリアの背骨を作る
譲れない哲学や思想、価値提供のスタイル
⑦行動と成長をセルフマネジメントする
⑧多様で開放的な人間関係を作る
⑨自分らしいキャリアに落とし込む
専門性の深堀りから幅を広げるor幅広い想定外の経験から自分らしさに絞り込む
⑩ワークとライフを統合する