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ベンチャー企業の起業家のインタビューを集めたもの。
ミクシィやチームラボなど様々な9組が掲載されています。
なぜ、起業しようと思ったかの経緯をダイナミックに描かれています。
「殻を破る。」
共通項としてこういうことなのかと感じました。
今読んでしまうとやや古さを感じてしまいますね。
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ナナロク世代に続くベンチャーの社長を取材し、
生い立ちや起業するまでの経緯、
軌道に乗るまでのエピソードをまとめた一冊。
取材対象となっているのはmixi、エニグモ、ゼロスタートコミュニケーションズ、ルーク19など。
ナナロク世代が営業力で勢力を伸ばしたのに対して、
その後発組は自らの能力や企画で事業を始め、
成功しているところに特徴がある。
特に参考になったのが、ビジネスモデルのしたたかさだ。
「これをやったらユーザーが集まってマネタイズできるだろう」
というような考えのところがないわけではないものの、
最初から「どうやったらマネタイズできるサービスを作れるか」
という点からスタートしているベンチャーが多い。
幕末と同じで黎明期は思想や行動がすべてを牽引するが、
インフラが整った段階では社長本人が有能である必要がある。
そういった土壌が今のウェブ業界にはあるようです。
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2012/7月
出てくるベンチャー9には仕事で会った事がある人も、近しい人もいたりして、ベンチャーを生身で見た感じがあって興味があった。
著者が最後に指摘しているように、日本のベンチャーは営業、広告系などで技術orientedでない。というのは、そうかもしれない。
アイディアやビジネスゲームに勝つモノがあるかもしれないが、永続的なビジネス基盤になりにくいのかなと思いました。