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うーむ、題名とカバーで選んだけど失敗だったかなぁ、はっきりつまらないとは言いにくいのである。文体は比較的読みやすいし、なんだろう、なんかもやもやする。もう少しシリーズをよんでみないとわからない。すくなくとも読者にそう思わせる本では有る。
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遠藤徹のダークファンタジー。
パラレルワールドみたいな印象をうける。
内容が厨二みたい。
今後の展開に期待。
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11.4.6購入。
シリーズ一作目ということで、色々と意味不明なまま話が進行したので、最初は疑問符だらけ。
中盤から今更ながらの説明が入り始め、ラストへの伏線が張られて、漸く展開が読める、という感じでした。
今作では話が殆ど動かず、設定説明に終始しているような感じではあったけれど、今後面白くなりそう。
単体としての評価は高くないけれど、シリーズとしては楽しみかな。
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※全編通してのレビューです。
とにかく救いようのない悲劇的な世界観に驚かされる。普通、小説やマンガを読んでいて、主人公サイドの人間がピンチに陥ったとき、正解不正解は別にして、そのピンチから主人公たちがいかに切り抜けるかというイメージが読者には湧くと思う。「あーやばい、主人公がピンチだ。しかし、ここであの伏線が生きてくるに違いない」とか「やばいなあ、もしかしてアイツが駆けつけてくるのか?」とかといった具合に。しかし、本作にはそれがほとんどない。ピンチを切り抜けるイメージがほとんど想像できない。それくらいに悲劇的。そういえば「角川ホラー文庫」というレーベルから出版されてはいるが、それほど「ホラー」の要素は見出せない。いわゆる「グロ描写」であったり、救いようのない悲劇はある意味では「ホラー」に違いないが、それでもレンタルビデオショップや僕たちが考える「ホラー」とは異なる。ホラーというよりはダークファンタジーでもあり、どちらかといえば「ライトノベル」的なストーリーだった。
さて、そんな世界観が本作の魅力の一つではあるのだが、物語が進むにつれ、どういうわけだか、どこかチープさを感じるようになる。枠をはみ出しすぎた世界観が収束に向かうとき、枠をはみ出せばはみ出すほどに、ギャップによってその感じるチープさが大きくなるということかもしれない。
ところで、日本が諸外国の思惑によって崩壊し、偉大なる指導者がそれの復讐を試みるという展開は、TVアニメ『コードギアス』なんかと共通するところがある。想像力を掻きたてる超美麗なカバーイラストにもかかわらず、勝手に『コードギアス』調のキャラクターで脳内再生してしまったのは、決して僕だけが悪いわけではないと思う(笑)。
【目次】
『戦争大臣Ⅰ 嘲笑する虐殺者』
プロローグ
第一章 二〇一二年五月~六月
第二章 殲滅暦三年
(カバーイラスト/広江礼威)
『戦争大臣Ⅱ 天鵞絨の死』
プロローグ
第一章 二〇一二年八月
第二章 殲滅暦二年
(カバーイラスト/広江礼威)
『戦争大臣Ⅲ 吸血博士』
プロローグ
第一章 殲滅暦一年
第二章 二〇一二年九月
第三章 殲滅暦の終わり
第四章 二〇一二年十二月
(カバーイラスト/広江礼威)
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「姉飼」がわりと好みだったのだが。なんじゃこりゃ。文章がひどいのはわざとか?倒置法だらけで中2病炸裂なので思わず何度か同じ作者なのか確かめてしまった。ので、わざと?とにかく文章が2行ごとに読点、かつ倒置法。話し方も作中人物の行動もものすごくアニメばりに不自然で、質の悪いラノベでも読んでいるかのよう。突然きれいな大学生のお姉さんが「キミ」とか話し掛けて恋人になるし、美形の人物はキラキラネーム、出来ない兄は寛一で出来る弟は颯。どんな親??とにかく幼稚な文章と話の進みにイライラしっぱなしで、よくぞ自分でも最後まで読んだと思う。
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読書録「戦争大臣1」3
著者 遠藤徹
出版 角川ホラー文庫
p133より引用
“ いたるところでパニックが起こった。デ
マに操られて暴動や差別が拡大し、身の危険
を感じた富裕層は厳重に武装したうえで、高
い塀に囲われた特別居留地へと避難した。”
目次から抜粋引用
“アキレス腱
悪い噂
バケモノ狩り
犠牲祭
脱走者”
苦境を押し付けられた国の復讐を描いた、
ダークファンタジー。
壇上にて、若者が声高らかに演説する。
多くの人々から称えられるその若者に対し、
一人だけその言葉を止めようとする若者がい
た…。
上記の引用は、ある国から始まった伝染病
について書かれた一節。
まあ起こりうるであろう話ですね、核シェル
ターを個人で持っているような人達は、こう
いう行動に出そうな気がします。偏見でしょ
うか?
暴力表現が多いので、好き嫌いがはっきり
と出る作品ではないでしょうか。
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