紙の本
知識が増えるミステリ?
2012/01/27 00:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しろくましんくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は全12巻刊行された「万能鑑定士Qの事件簿」の続編にあたります。主人公は、波照間島の高校までどん底の成績だったのに、上京して、感受性を学習に役立てる方法を教えてもらい、わずか5年で驚異の頭脳派に変身し、魅力的なスーパー鑑定士となった凜田莉子さんが続投です。彼氏になりそびれている頼りない草食系のジュノンボーイ風ルックスの角川書店「週刊角川」担当の記者小笠原悠斗くんも健在です。今回は、さらに宝石鑑定士の蓮木愛美さん、ツアコンの朝倉絢奈さんというすてきな女性が二人も出てきます。でも本書の魅力は、登場人物だけじゃなく、ミステリなのに人が死なないし、読んでるだけで今まで知らなかったこと、たとえばガチャガチャのからくりとか、そうなんだ~と雑学が増えて面白いところでしょうか。余談ですが、どうやら朝倉さんは万能鑑定士Qの推理劇の姉妹本「特等添乗員αの難事件」でもお目にかかれるらしいです。推理劇2も楽しみですが、そちらも読んでみようと思っています。
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のこの推理劇のシリーズは蓮華のいってたコピア?の組織をっていうシリーズになるんでしょうか??
最後の二人も煮え切らないというか、ちゃんと付き合おう!みたいなのはなくなんとなくいい仲って感じなんでしょうか・・・。
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自炊業者、ちょこっと凜子の過去(過去編と合う…?できれば読み返したい)、宝石鑑定者のライバルetc...今回もずんずん読めた。鑑定の場面は文字だとやっぱりなぁ、というのはあるかも。贋作者(?)の人も気になるなぁ。
あれ、別作品…?と思ったら、巻末に新刊お知らせが。おー、これまた楽しみ…。
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シリーズのタイトルを少し変えてはいるが、中身は全く一緒。何が推理劇になっているのかが分からない。話は相変わらず、伏線でも何でもないぐらい強引に全てのエピソードが繋がるご都合主義な話であり、また、解決すべき犯罪の在り方も、トリックありきで後付けで組み立てたであろう、あまりに強引で在り得ないものなのなのも相変わらず。まあ、そんなことは気にせず軽く読むのが良いでしょう。
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新シリーズってことで、既出のことも再説明されてる一方で、全シリーズを知らないと、話が繋がらない部分も含まれていたりして、なぜ、新シリーズにしたのかはちょっと疑問。
ただ、ちゃんともう一つの新シリーズの添乗員が、顔出ししてくるあたりが、この著者らしいといったところか。
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2012年初めて読了したのは
この作品・・・
相変わらずのテンポの良さ
これでもかというほどの雑学?
今年も気持ちのいい読書をしたい
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今作から一応新シリーズになったようです。
内容的には既存シリーズとほとんど変わりません。
個人的には「千里眼」シリーズの再開希望。
ま、このシリーズも毎回楽しんで読めるけど・・・。
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宝石鑑定トーナメントに仕掛けられた罠に莉子が挑むQシリーズ『推理劇』編第一作。
初めてこのシリーズを読む人でも楽しめるよう、莉子の上京のエピソードから始まります。シリーズを読んでいるうちに意識しなくなっていましたが、上京前ってこんなにも世間知らずだったんだなあと笑ってしまいました。
話が現在に戻ってからは相変わらずの雑学を生かしたトリックとロジックのオンパレード。しかしそれだけでなく、意外と単純かつ巧妙なトリックもあってそういうトリックの幅広さも面白いです。
後半で少し都合がよすぎるように感じたトリックや、共感しづらい心理トリックがあり、そこがちょっと惜しかったですが読んでいて楽しいエンタメ小説に仕上がっていると思います。
余談ですが183ページの『富豪の力など借りずとも、十分な数の硬貨が揃った。』という文は読んでて悲しくなりました(笑)
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万能鑑定士の新シリーズ第一巻であったが、前シリーズのからみがありながらもこのシリーズだけでも十分面白い作品っだった。
ミステリーでありながらもやはり、恋愛要素である凛田さんと小笠原さんとの関係にも目が話せないと思った。
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基本的には12巻続いたQの事件簿シリーズの延長。
新規に読み始めてOKなように、最初に過去のエピソードの総集編みたいなのがちょっとだけ入っている。
角川書店の内部で発生した事件とともに、ハルヒやリリカルなのはという萌え系ジャンルが社内で力関係が強くなっているという内情暴露(?)ネタや、さらに小ネタ満載+鑑定トーナメントやら、コピアの正体が見え隠れしたり、今まで読んできた人も納得の仕上がり。
デルのキーボードの「カタカナ」キーのネタは本当なのか?調べてみなくては。
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事件簿に続く推理劇、今回も莉子の推理が冴え渡った一冊だったと思います。序盤は莉子が初めて乗った飛行機での事件、まだ何も知らない莉子の姿が初々しかったが、その経験から五年での成長と新たなストーリー、時が経つのも忘れて読んでしまいました。
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ポンポンと事件を解決していって、最後に最初の方に出てたそこに繋げるかっていうのが有った。
飽きずに読めていいけど、この作者のもっと長い長編読んでみたくなった。
主人公の完璧超人ぶりはすげぇな。
まぁ、気軽な読書にいいし、次巻も買おう。
これが今年最後の読書だな。
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宝石の鑑定士には、国家資格はない。
その代わりとして、GP商会の鑑定士トーナメントに優勝したものには、鑑定家としての名誉が与えられる。
今回、莉子はそのトーナメントに参加することになった。
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新キャラ登場。
ちょっとびっくりです。
でも、相変わらず、美女が主人公のようです。
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新シリーズが始まりました。
スケールが大きくなってきて盛り上がってきましたね!!
後はマンネリしないことを期待するだけです(笑)
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事件簿から推理劇にシリーズ名を変更しての一作目
構成や展開、テンポなどは事件簿同様で、安心して読める。
事件簿の12巻で名前だけ登場したコピカが登場。
今後は、コピカとの対決がどうなるかしだいでしょう。
若干、小笠原が成長してきているの実感した。