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香月先生あいしてます!
小学生でここまでしっかりした考えがもてるのは本当にすごいと思う。自分で考えて行動するって難しいよね~。
色々とがらん締めになって動けなくなっている人にぜひ読んで欲しい。
続きも出ているそうなので、早く読みたいな~。
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妖アパシリーズが好きな香月先生の作品。
妖アパのときも感じたけれど、大人がかっこいい。この作品では、おじいちゃんかな。
子どもだからといって、こうするべきだと押し付けるのではなくて、必要なことは教えても、自分で考えることが大切、というのは私が教育などにも必要だと大前提としても持っている考えなので、龍神の成長の仕方はすごくかっこいいと思える作品。
2巻は龍神が高校生になっているということで、楽しみ。
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職場の友人が、長女に読んでもらうのにいいかもと言って貸してくれました。すごく面白かった♪続編が春頃出版されるので楽しみ~
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「妖怪アパート」同様、直球ストレートです。
児童向けってなってるけど、直球過ぎて届きにくいのでは、
と思うくらいです。
子供と大人、自分と世界の境界を
見つけるお話かと。
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香月さんなので児童書ですが、正直、この方の文章はわかりやすいし、哲学的なとこをがあるのではと思わせる人生観や人間の在り方が感じられます。
文章でも下手な言い回しをすればただウザいだけです。
これくらいストレートの方が文章の心がきれいに表現できると思います。
これをマンガの延長線のようだという方もいらっしゃいますが、対象年齢が大人のみだなんて言ってないから。
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子供の生き生きとした感情とか、もやもや、物事に対する考え方、などなど本当によく伝わってくる。
毎回思うけど、香月さんの本は、なんと言うか人生の教科書とか、きっかけ作りみたいな感じ。
続き物らしいので楽しみ!
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岬にたたずむ黒い塔。
まるでお化け屋敷のようなその塔には
主人公の龍神(たつみ)が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが使い魔のギルバルスと住んでいた…
おじいちゃんと出逢い
その塔の妖しく不思議な秘密に触れた龍神は
少年から大人への階段を登り始める
奇想天外な塔の世界
理想を絵に描いたような家族
相反するモノをぶつけ合い
現代人が見失った『何か』を訴えかけてくる1冊
完璧にハマりました!
痛快です!
でも…
おじいちゃんが龍神に語る言葉は
kuroの心に深く突き刺さった
『もともと人間というやつはな、助平で、残酷で、不器用で、馬鹿なんだ。
それがガキなら、なおさらだ!
だが、ガキだからこそしぶとく、力強いものよ。
大らかに育ててやりさえすれば、その余裕の中で善も悪も溶かし合い、自分の養分にしてしまうんじゃ。
だが、大人はそれを信じられない。
なぜなら、自分らが堅苦しい生き方をしとるからだ。
自分らにできないことを、子どもができるはずがないと思い込んでいる。
だから子どもにも同じく、堅苦しい生き方をさせたがる。
善は良い、悪は悪い。
なんと単純で、浅はかな考えか!』
『孤独を悪者だとおもうな。
孤独を嫌だと思うな。
孤独とは、気高く優しい友人だ。
じっくり付き合ってみるがいい』
『寂しいと思うことも必要だ。
悲しいと思うことも必要だ。
それらを養分にして、孤独の中で育ててみろ』
なんとも素敵な言葉です
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面白かった~。
少年が大人に変わるってこういうのを言うんだろうね。
幽霊のおじいちゃんの粋な感じが素敵w
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題名にひかれて購入。小学生の僕がある日偶然見つけたお化け屋敷みたいな塔には亡くなったはずのおじいちゃんがいて、そこにはしゃべる犬もどき(!?)がいて!ここまで読んだだけでも先が気になりませんか
こんな塔にいってみたい!目の前に映像が浮かんでくる、夏休みに映画館で観たいと思う本!特にギルバルスU^ェ^U(※実際に映画化されるかは知らないけど)
子供から大人へと半歩踏み出す難しい時期を描いている。次回作は、高校生になった僕と新たなキャラクターが登場するそう。これまた読むのが楽しみ。
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小学生の主人公が祖父と出会うことで、自我を意識し人間的に成長するという内容は好み。
ただ、そういった心の成長の過程である「気付き」を「○○は××なんだ」と本文でそのままに書いてしまうのが勿体ない。一人称なのだから仕方がないと言えばそうなのだが、心の成長を口に出してしまうのは読者に対する説明臭くて私は苦手。
まあ「チャレンジキッズ」という雑誌に掲載されていた小説らしいので、それくらいの年齢の子には心の成長がどういうことか、分かりやすくていいかもしれない。
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「いい子」ってなんだ?から始まるお話は、6年生の陣内龍神が主人公。木漏れ陽の中に今日も静かに佇む岬の塔、そこは不思議な場所だった。何が不思議かって。そりゃ、死んだはずの秀士郎おじいちゃんがギルバルスなんて名前の犬と住んでいりゃ、それだけで不思議ってもんですよ。それだけじゃないのですがね。「そも、善とは? 悪とはなんぞや?」なんて言われながら、次第に考え方を変えていく龍神。子供を自分のアクセサリーくらいにしか思っていない親や押し売り的な善人の多い此の世の中、こんな話も面白い。
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2010.06.02 読了
妖怪アパートより子ども向け?
なかなかのゆるい展開の中にもリアルに怖い子どもたちの残酷な面が書かれてて怖いです。さっくりと進むけど。
てか人間関係の紙一重的な危うさが怖い。思いがけずいい出会いもあれば、知らなかった負の一面を見せられることもあって。
たいがいの子どもは秀士郎じいちゃんには出逢えずに大きくなっちゃうんだよねえ。
でも人生を変える出会いは人それぞれあるからいいのか。
ギルバルスを撫でてみたい。
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主人公の少年・龍神が社会や家族とは違う自分を意識し始める巻。全ての思春期の子たちにこんなことが起きれば、少年犯罪はガクッと減るだろうに。
ちょっぴりさとうさとるのコロボックルシリーズを読んだ時のような、懐かしいキラキラ感を感じた。秘密基地的なとこと、人外魔境なところかな(笑)
ギルバルスが素敵v
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祖父の幽霊と出会ったことにより、自分で考えることに気づき、人より少し早い自立の時期を迎えた主人公。
世の中にこんな劇的な出会いがあるわけではなく、自ら気づくしかないんだが、この本がきっかけになればいいってことかなぁ。
品行方正、清廉潔白・・・一義的な面しか見えない家族の中で暮らすなんて息が詰まるだろう。
家族の中で期待されている「役割」を果たせないと気づいた時の悲しみは誰もが体験するしょっぱいものな気がします。
信久くんの強さが好もしい。
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主人公の龍神のように、10代で自分の考え方のルーツを知る、家族を含めて周囲と自分を客観的に比較する(優劣をつけるのでなく)、自分らしい生き方を見つけることができたら、どんなに良いだろうなと思いました。特に、家族の思想?からはなかなか抜け出せないしそもそも浸かっていることに気づかないだろうけど。魔法の塔でたくさんの書物、芸術に触れながら、幽霊のおじいちゃん、使い魔ギルバルスと暮らす龍神がちょっぴりうらやましく思いました。2巻の高校生編も楽しみ。