投稿元:
レビューを見る
泣き虫でダメダメな新米夜警隊長ドニ・クルパンが神学マギステルであるミッシェルの助けを借りて事件を解決していく探偵モノ(?)の小説です。細々とした事件の陰には大きな陰謀も渦巻き・・・。
キリスト教についての知識があればなお面白かったんだろうと思います。
ちなみに、私のHNはこの主人公からとりました。
投稿元:
レビューを見る
ラストを巡る性描写がかなりどぎつくて2回目読むには間を置きたい感じ。それでも2回目読みたいって思わせるほど佐藤賢一の書きっぷりは健在です。面白いの一言。
投稿元:
レビューを見る
一五六三年、パリ。ある靴職人が行方不明になった。その事件に着手した新米夜警隊長ドニ・クルパンは、元家庭教師で天才的推理力を持つ神学僧ミシェルに協力を求める。二人が捜査を進めるうちに、やがてパリの闇夜にうごめく巨大な陰謀が明らかに……。宗教改革という時代のうねりの中、セーヌ左岸の学生街「カルチェ・ラタン」を舞台に繰り広げられる冒険と青春群像。西洋歴史小説の傑作。
投稿元:
レビューを見る
神学問答はあまり好きじゃないけれど、とにかく上手いので一気に読めます。
実際文章上手いよなー、このひと。
正直私は主人公のドニ・クルパンてな実在したのだと信じかけました(笑)。
投稿元:
レビューを見る
エンターテイメント性の高い作品です。ジャン・カルヴァン、フランシスコ・ザビエル、イグナチウス・ロヨラなどの歴史的な神学者も出てきて、なかなか興味深い。ドニ・クルパン君と天才ミシェルのでこぼこコンビが、いいキャラクターしてます。
投稿元:
レビューを見る
宗教改革の火が燃え上がろうとする中世末期のフランス。登場人物にイニゴ・デ・ロヨラ、フランシスコ・ザビエル、ジャン・カルヴァン
加えてレオナルド・ダ・ヴィンチにノートルダム・ド・パリのカジモドなんてのも出てきます。
投稿元:
レビューを見る
時は中世フランス。所は学問の都カルチェ・ラタン。たよりない新米夜警隊長ドニ・クルパンが、燦然と輝く才気の塊、神学僧ミシェルに力を借りて事件を解決する。
頭がいいって、こういうことなんですね。
投稿元:
レビューを見る
おもしろくなくはない。というすっきりしない言い方なのは、最初から最後まで、彼の文体に馴染めなかったからだろうか。文体そのもの、というよりは、題材と文体のギャップに馴染めなかったという方が正確か。これはあくまで私の偏見なのは承知の上なんだけれども。中世のパリに住む人間が「ひええ」と声をあげるなんて、あんまり納得できない。ある意味、リアリティなのかもしれないが。なんかちょっと軽すぎる、とかんじたのも事実。でも、それはあえて彼の目論見なんだろうな。これまで、こういう題材をもとにしたエンターテイメント作品なんてなかったから。この文体ならば逆にすんなり読める、という読者も多いだろう。ただ、私の期待とずれていた、というだけかな。いかにもわかりやすい、ホームズ&ワトソンの構図はご愛嬌。 (2003 Sep)
投稿元:
レビューを見る
うーおーーもーしーろーいー
ドニたん・・・
スケールおおきくてテーマもまじめなのに笑えてなけますた
おもしろいですほんとに
投稿元:
レビューを見る
時は16世紀。学問の都パリはカルチェ・ラタン。世間知らずの夜警隊長ドニと女たらしの神学僧ミシェルが巻き込まれたある事件とは? 宗教改革の嵐が吹き荒れる時代の青春群像。(Amazon.comより)
ミシェルも良いですが、ドニ・クルパン君のダメダメっぷりが可愛らしいです。そして彼がちょっとずつ男らしく成長してゆくところが見もの。
中世パリの庶民や学生・貴族の生活の描写が面白いです。
投稿元:
レビューを見る
1536年、パリ。ある靴職人が行方不明になった。その事件に着手した新米夜警隊長ドニ・クルパンは、元家庭教師で天才的推理力を持つ神学僧ミシェルに協力を求める。二人が捜査を進めるうちに、やがてパリの闇夜にうごめく巨大な陰謀が明らかに…。宗教改革という時代のうねりの中、セーヌ左岸の学生街「カルチェ・ラタン」を舞台に繰り広げられる冒険と青春群像。西洋歴史小説の傑作。
投稿元:
レビューを見る
学生時代のザビエル、ルター、カルヴァンなどもちょいと出てくる。
神学。パリ。
新米夜警隊長ドニ・クルパン。
投稿元:
レビューを見る
ザビエルのことを調べていて、この本を思い出した。発売当時に読了していたのだけれど、再読。相変わらず面白かった!
基本はミステリー調ですが、キリスト教神学激動の時代に、普通の男女の在り方をの深さを問うているのかも。イケ面は剃髪していてもかっこ良いですね。
投稿元:
レビューを見る
いろんなところにちょこちょこと出てくるエピソードが興味深いです。
ドニはばかだなあと思いつつ、なんだかんだと面倒をみてやるマギステルの気持ちもよくわかったり。
マギステルがずるいくらいかっこいい分、ドニのあほさが際立ちます。
頑張れドニ。
投稿元:
レビューを見る
「王妃の離婚」に続き、再読。やられたなぁと思いながら、この作品も泣きました。
歴史小説であることを忘れそうになるほど生き生きとした魅力的な登場人物がこの人の持ち味ですが、主人公はもとより周囲の人物像が心憎いほど上手い!