紙の本
マネジメント
2021/03/09 09:42
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
トヨタ自動車の生産方式の素晴らしさが、ドラッガーの理論と絡めて説明されていて、興味深く読むことができました。
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さすがにトヨタで大野耐一さんの薫陶を受けていただけあって、いわゆるトヨタ生産方式についての説明はしっかりしているが、どうも我田引水な感じを受けなくもない。政治に対する発言も、よくよく読むと減税や非正規雇用に関する考え方などは大企業よりな発言が目立つ。それに確かに執筆当時は民主党政権で政府の発言にリーダーシップはなかったが、今の自民党も似たり寄ったりではないのか。トヨタ生産方式が唯一無二の正解なのか、など気になる点も多い。「マネジメント」のエッセンスと、トヨタ生産方式のエッセンスを一度に知るのには一石二鳥な一冊ではある。
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著者のトヨタ生産方式シリーズ第二弾。
トヨタ生産方式をベースとしたトヨタの経営哲学に対し、ピーター・ドラッカーのマネジメント哲学をタイトルの通り読み解いた書。
ドラッカーのマネジメントに関しては、様々な解説書が世に多数出回っているが、日本のリーディング製造業といっても過言ではない、トヨタの中でも核(コア)であるトヨタ生産方式の礎を構築した著者の実体験に基づいており、軽快に読み進めることができました。
あらためて、「現地現物」「真摯さ」の重要性を感じました。
そして、「Foresight」「Credibility」「Collaboration」を心に宿して♪