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「ココロコネクト クリップタイム」は、短編でもしっかりテーマを持たせつつ、軽快さも持っていて楽しい。...「はがない」に比べて庵田さんの作品は旧来型の小説。だが、だからこそラノベ読者以外の方でも十二分に楽しめると思うのだ。
読了。短編集ということで、番外編にあたる作品。ライトノベルの番外編らしく、いつもよりもコメディー寄り。どのエピソードも気軽に楽しく読めるが、すべてにきちんとテーマ性を持たせているあたりに庵田先生の生真面目さを感じるw
小説に対する真面目さが、庵田先生の特徴でありいいところなのだろう。そして「ペンタゴン++」ではついに新入部員候補も登場。彼らが今後どのように事件に関わっていくことになるのかにも注目。...それにしても、稲葉んが大変なことにw や、どんな稲葉んでも私はついていきます!
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今回は番外編的な短編集。いつものような、超常現象で掻き回される人間関係、という要素が無いので少し気楽に読める。裏を返せば緊張感に欠けるというか、毒気を抜かれた感じもして物足りなさすら覚えるところではあるが。シリーズを通して描かれる「自意識を巡る問い」というテーマは確かに流れているものの、いつものセカイ系っぽさが薄れて単に空気系みたいな雰囲気。まぁセカイ系と空気系は表裏一体のようなものと個人的には思っているが。
「学園青春もの」としては問題なく、というより十二分に楽しめるレベルかと。「桐山唯の初体験」「稲葉姫子の孤軍奮闘」のエピソードが結構お気に入り。
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2011年6月当時の日記転載
「スクープ写真の正しい使い方」が、最初時系列説明もないうえ、内容も完全な駄作でどーしよーもなくて。
まじ3巻で終われば良かったのにって思いました。
まあ、でも…唯の話は良かったし、稲葉のはイマイチだけど悪くなかったし、
そして最後のが良かった!
なんかやっと読みたいココロコが出たって感じでw
新キャラが良いよね。
まあ、稲葉に関してはマジどーでもいいやw
これからあのキャラがどんな絡みを見せるのか楽しみになってきましたw
これはまだ切るわけにはいかないですな。
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短編、というか、<ふうせんかずら>の現象がない日常でのヒトコマ。普通の青春モノとして楽しめた。
唯や稲葉の心情とか、新入生の紹介ストーリーの導入もあって、今後の展開につなげるための一冊だったのかなと。
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ちょっと息抜きな短編集。時系列が不連続なので、思い出し思い出し読了。
怪現象なしの日常が描かれており、あー若いっていいねえ、と思ったり。
見どころは稲葉のデレばん前の空回りと、デレばんっぷりですかね。あと元委員長の変わりようか。今後に期待。
新しい人を受け入れるってのも、緊張しますからね。仕事でも春になるたんび、異動の人や新人等、ちょっと緊張するしなー
最後に次巻への続きをうまく差し込んできますよね。で、続きが気になってしまう(笑)
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ココロコネクト短編集。人格入れ替わり前後、欲望開放後のヒロインズのストーリーと、新キャラ登場の計4話。稲葉の話は、時系列からして不穏な予感もするが、5人の無敵な感じがキラキラしている。だからこそふうせんかずらと出会ってしまうのだろうけれど、青春の甘美な日常がまぶしい。最後の新入生加入の話は、次巻へのヒキがあざとい。
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前期アニメから枠、の短編。
本編の「現象」の外の風景を綴った4編。進級と新入部員の勧誘を書いた「ペンタゴン++」は明らかに次巻以降の導入の雰囲気。本編である程度膠着した文研部の空気をどう変えるのか。
青木株の急激な下落に作者の介入を疑わせる。
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短編集。
4つの話があり、最後の1話は次巻につながるようになっている。
“ふうせんかずら”は出てこないため、
異常現象は起きない。
だから日常系
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これまでのシリーズ 4巻 ヒトランダム〜ミチランダム では、いわゆるなんらかの「現象」が発動した時の話だったけど、このクリップタイムでは現象が発動してないときの、サイドストーリーを短編として3つ。
さらに、文研部のメンバーが2年に進級したときの新入生部員勧誘の話がちょっと長い短編として最後に展開される。
なんかこのシリーズは登場人物・ストーリー展開の中のどんどん恋愛度数が上がっていくのが気になる。個人的にはあまり恋バナは好きではないし、現象が起きないストーリーだから、特に恋愛方面が強調されてしまうようです。
最後の2頁くらいで、新入部員に2つの新たな伏線が・・
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ココロコネクトシリーズ5冊目、短編集。
試練を乗り越える話ではなく、青春を謳歌している文研部メンバーの物語。
基本は本編と関係ない短編だけど最終話は次回へのつなぎ。
「スクープ写真の正しい使い方」
教師同士の恋愛を学校中に知らしめるお祭り騒ぎな物語。
「桐山唯の初体験」
女子からのラブレターにあたふたする唯の話。
男性恐怖症だった唯だからこそ、女子同士の恋愛に人一倍悩み、考えるんだろうね。
「稲葉姫子の孤軍奮闘」
太一に告白後の稲葉の物語。
太一と伊織が気になって仕方ないいなばん。
「ペンタゴン++」
2年生になり、新入部員勧誘シーズンとなった文研部だが、ふうせんかずらの事情があるため積極的に勧誘しない方針となった。
そんな文研部にあらわれた1年生『宇和 千尋』と『円城寺 紫乃』。
ふうせんかずらを言い訳に1年生を(自覚は無いだろうが)拒絶していたものの、正面からぶつかる覚悟を決めて2人を迎え入れることに。
今後が楽しみです。
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短編集です。
途中経過と、時系列がちょっとばらついております。
ちょっとお休み的なカンジで。
4本のお話から成っております。
スクープ写真の正しい使い方
文化祭の出し物として文研部がバラまき作戦を決行する。
山星高校のミスコンに伊織が参加して見事に優勝。
それを合図に屋上から煙花火で注目させてから、
一気にスクープ写真を載せた文研新聞をバラまく!
スクープ写真を撮られた先生二人は結果オーライ。
そして彼方此方で大告白大会。
桐山唯の初体験
産まれて初めて貰ったラブレターは、同学年の女子だった!!
しかも、『異性として』と。
唯には男性恐怖症があった。
それを女子と初デートして、初めて恋愛について向き合おうと決意。
キチンと理解し、前向きに捉えようとする。
稲葉姫子の孤軍奮闘
姫子の四苦八苦談。
頭の中は太一、伊織、姫子の関係で、占められていて…
妙にオカシな状態の姫子の前に現れるは自称愛の伝道師藤島。
そして妙な知恵を授けられ…実行する姫子空回り。
自分の誕生日を忘れるくらいに『変わろう』とした。
が、既に変わり始めている姫子。
誕生日に気付かせてくれた部員が愛おしい。
ペンタゴン++
太一と姫子が付き合って一ヶ月。そして彼らは2年に進級。
青木と姫子のみ別クラスで、他のメンバーは一緒。
まぁ、姫子のデレがハンパなく・・・ある意味凄い。
後輩を入れたいが『ふうせんかずら』でペンタゴンは悩み。
とりあえず二人 入部希望者(千尋と紫乃) 現る。
なんやかんやで希望者は入部という事で決定。
最後の最後で ふうせんかずら 登場。
『かわいいは正義』の唯の発言からして、作者は『苺ましまろ』を愛読していると思われる。
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ココロコネクトシリーズ初の短編集です。
時間軸がバラバラだけども、時系列順なのでそこまで戸惑うことはないと思います。
また短編集ということで超常現象が出てこない分、ラブコメ要素が多いです。デレばん読みたい人にはちょうどいいと思います。
最後のお話は次巻に向けての序章の意味も含んでいるので、このお話だけは読んだほうが次巻をより楽しめるはず!
最後に、ペンタゴン++でのデレばんがよかったです(笑)。
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図書館で借りるまでに結構待ったから
時系列がちょっとわからず(笑)
でもそれぞれキャラが可愛いし
楽しく読めた。
1年生が入るまでの話も
なかなか( ´∀`)
なにやってるのかよくわからない部活に
入るって勇気いるわ!
しのちゃんもちっひーもすげぇわ♪
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ココロコネクト本編・・・ではなく短編集第1弾!!
短編集だからって読み飛ばしちゃいけない!!
本編につながる物語がぎっしり詰まった1冊でした!
4つの短編が集められていて、3つは今までのストーリーの間にあったちょっとしたお話。最後の1つは次につながる大事なストーリー。
2年生になった文研部員たち。太一たちに興味をもった新入生2人が入部するかどうかを描いた物語です。
新たに新キャラとして後輩2人、紫乃、千尋が登場するわけですが、このキャラは今までのキャラクターの中では一番読者目線で描かれてる部分が多いと思いました。
これまでの波乱万丈な出来事を読んできた私からしたら5人の絆は強固なものになっていると感じると同時に、ほかの人を寄せ付けないなにかを感じることがありました。
この輪の中に自分が入れるのだろうか心配になる新キャラの心情がひしひしと伝わってきました!!
最後の伊織の言葉が気になって仕方ないです!次を早く読もう。
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シリーズ番外編第1弾。短編4本を収録しています。
第1話「スクープ写真の正しい使い方」は、文研部のメンバーたちが2人の教師の恋愛をすっぱ抜いた新聞をバラまく作戦を立てる話。
第2話「桐山唯の初体験」は、陸上部の大沢美咲(おおさわ・みさき)という少女が、唯にラヴ・レターを出したことで、2人がデートをする話。
第3話「稲葉姫子の孤軍奮闘」は、姫子と伊織が太一を挟んで三角関係にあったころのエピソード。姫子を中心に、文研部の中で伊織と太一の双方と良好な関係を築くため、姫子がさまざまなミッションを自分に課していきます。
第4話「ペンタゴン++」は、2年生に進級した文研部のメンバーたちが、新入部員を迎え入れる話です。唯の空手の後輩で、文研部のメンバーたちのすることを冷ややかに眺める宇和千尋(うわ・ちひろ)という少年と、天然少女の円城寺紫乃(えんじょうじ・しの)が、新たに文研部に加わることになります。
第4話のラストでは、次の本編ストーリーにつながるような引きがあり、新たにメンバーを加えて7人体勢になった文研部が、「ふうせんかずら」のミッションにどのように関わっていくことになるのか、期待したいところです。