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アパートでもなく見知らぬ男女6人が共同生活を始めたらシェアハウス小助川。お互いに必要以上に干渉をせずに独自のルールを作り生活する。大家兼管理人の小助川先生を含めて家族のような共同生活を送る。そんな時放火にあい修理の間離ればなれに。しかし3ヶ月後全員戻ってきた。それぞれが将来に不安を持ちながらも素敵な生活を送っています。心暖まる話し。小助川先生もいい人です。
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あったまるなぁ~
優しくて心地いい、
いい湯加減のお風呂に入っているみたいな本だった。
最後は、ちょっとうまく行き過ぎな感もあるけれど
お話だし、頑張った佳人くんだし、
うまく転がっていくってことで。
一人暮らしをしたことのない私。
果てしなく憧れてしまうけれど、
性格的に向いていなさそうなシェアハウス。
タカ先生と佳人くん付きならいいかも…
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やりたいこと、夢、特になし。自慢は家事の腕前だけ。
そんな佳人が背中を押されて始めたのは、見ず知らずの男女6人+管理人のタカ先生での共同生活。
“シェアハウス小助川”という名前の医院を改築した大きな“家”で―。
優しすぎて生きづらい、不器用な若者たちの成長を温かい視線で描ききった長編エンタメ。
。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・
H24.7.22 読了
「固まってしまった思いが解けていくためには時間が掛かる。だが、自分はこれでいいんだと思えることが少しずつ増えていけば、必ず解ける瞬間が来る。」
「いい思い出は、生きる力になるんだって。」
「闘うな。相手と同じ土俵に立つな。」
「どんなにおかしな連中に振り回されても、やれやれって呟いてお疲れさんと自分を慰めて、それでまた明日に向かう心を保てる。」
「毎日、きちんとってことですよね。」
“精神的な闘いを強いられている。そういう時代だ。”とあった。
理不尽な相手とやりあうのではなく、自分の明日が明るくあるために努力する。
いい思い出が今の自分を支えてくれるというのは、事実だと思う。
未来の支えになるために、今を頑張る。闘い方を間違えないようにしながら。
心を暖めながら背中をそっと押してくれる、そんなお話だった。
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欲を言えば、もっと一人ひとりを深めるエピソードが欲しかったと思う。
もっと読みたいと思うくらい、好きな話だった。
ぴしっと胸に刺さる言葉もいくつもあった。
こうしてブクログをつけてみて気づいたのは、不器用な人が不器用なりに懸命に生きる姿が好きなんだなっていうか、共感するんだなってこと。
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一度は一人暮ししでみたい。んで、一度はこんなシェアハウスも楽しそう!
現実にはどうかな…。
物語の中は皆よい人で、それぞれ悩みや問題もありつつ、仲良くなりーの。
この先も気になるけど、続編はないのかな。
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家事万能19歳佳人(ヨシト)が元医院をリノベーションして出来たシェアハウスで暮らすことになる。
シェアハウスの住人、大家である元医師、シェアハウスの建築士などと関わっていくことで、やりたいことが何もないという佳人が何かを見つけていく。
佳人が回りに流されず、自分のペースで自分で考えていくところがいい。
自分は立ち止まらず流されてここまで来た側なので、やりたいことがない・どうしたいかわからないと言って進学を保留した佳人の強さが羨ましくも思えた。
あとシェアハウスの生活が楽しそうで、でもそれは各人が努力をしているからでもある。
一人暮らしは自由で楽しい、が、誰もいない部屋に帰るのが寂しいことだってある。
ただいまと言い合える人たちがいるのはやはりいい。
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とても読みやすい。
裏切られることもなく安心して読めちゃう作品でした。
それゆえ物足りなさも感じたけど…
最後が「ここで終わっちゃうんだ…」と思ったのでその後の話を読んでみたい。
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赤の他人と暮らしたくなる
・元医院を改装したシェアハウスで暮らし始めた女4人と男2人+1人。
・赤の他人との暮らしの中でそれぞれ何を得ていくのか?
・この著者の作品に出てくる主要キャラはいつもみんなこころやさしい人。気持ちよくなりたいときに最適。今回は少し理屈っぽいが。
(2012年08月13日読了)
【石嶺酒店】佳人がもうわりと長いことバイトしている。
【大場大吉】シェアハウス小助川の同居人。37歳。レストランのウエイター。桑名正博ふうのカーリーヘア。
【カメオ】クサガメ。佳人の話相手。
【相楽奈津子】建築士。シェアハウスを企画、小助川医院を改装した。
【シェアハウス】ひとつの家に赤の他人が暮らす形態。住人どうしが密接にからみあってた昔のアパートとも違うらしい。ゆるやかなつながりで半同居をしていく。シェアハウス小助川はとりあえず男性2人、女性4人、それに大家のタカ先生のメンバーで始まる。
【タカ先生】シェアハウス小助川の大家さん。57歳。医師を引退して相談役として残った。
【橋本恵美里】シェアハウス小助川の同居人。4月から大学生。18歳。以前からこの町が気に入ってたらしい。
【細川今日子】シェアハウス小助川の同居人。駅のルミネ荻窪の本屋に就職が決まった。18歳。
【三浦亜由】シェアハウス小助川の同居人。佳人が通っていた幼稚園の先生になる。22歳。いつもにこにこしてるけどあまり自分からはしゃべらない。
【柳田茉莉子】シェアハウス小助川の同居人。歯科衛生士。地元の人。40歳。
【佳人】主人公。家事の好きなちょっとじじむさい(ばばむさい?)青年。なんとなく将来の想像ができない感じ。シェアハウス小助川の住人第一号。
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地名に親しみを感じながら読んだ。
寮とも違うシェアハウスに住む人達の心の交流に気持ちが温まる。
タカ先生の話しも心に響く。
みんな頑張れ!の気分。続編があればいいな~。
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最初はあんまりかなーと思ったけど読み進めていくうちに面白くなった♪こんなシェアハウスがあったなら住んでみたい!この続編も、書いてほしいなーと思う(*^▽^*)
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シャアハウスとはかくあるもの、という理想のお話、努力しているからアカの他人との生活もうまくいくんだ、には納得。
登場人物達も皆良い人ばかりだが、嘘くさくはなく、あったかい。
構成もよく考えられているなぁと感心する。
語り手の佳人が信じられないくらいの好青年で、ラストの展開も肯ける…こんなに良い子なのだもの!
続編をおおいに期待している。
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独立心旺盛だったのに結局一人暮らしは経験できずに実家から嫁いで今に至る私は、「シェアハウス小助川」が羨ましい。近所づきあいが難しい都会では全くの一人暮らしよりも、こんな柔軟な共同生活が理想的だろうな。この話はきっと映像化されそう。続編もありえそうなかんじだし。東京バンドワゴンに次ぐホームドラマシリーズとなったら嬉しいな。
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荻窪でシェアハウスに住むことになった、家事大好き(やりたいことみつからない)青年のお話。東京バンドワゴンシリーズに似たほっこりする展開。ラストはこうなるとは予想外。シェアハウスへの憧れが、一段と増した!こんなあったかーきシェアハウスにすみたい!
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シェアハウス、というテーマに惹かれて読んだ。テーマは面白いし、登場人物も好感がもてる人ばかりだったけれど文章が読みづらい。存在感が薄い住人がいたのも残念かな…
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連載で読んだ時に、大吉さんがシェアハウスの女子の誰かに恋されるっていうエピソードがあり、それが気になってたのに、その話がどこにもなーい!残念。