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小路幸也さんの書く、人と人の触れ合いが優しく書かれている。
でも、佳人の将来が簡単に決まりすぎかな。。
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うっふっふー♡ 鍋を食べた後みたいに身体中があったかくなる。随所に散りばめられた会話に「大切なものへの想い」が詰まってる。この雰囲気を書ける小路さん、やっぱ大好き♡
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ワンルームでは人と人との繋がりが希薄だからシェアハウス。
大家も入れて男女7人の物語。(そんな題名のドラマが昔あったなぁ)昔は町内全体がシェアハウスのようだったって事だけど、そう言われてみればそうですね。
いろんな人と関わり合いながら自分のやりたい事がよくわからない19歳の少年。「ゆっくり時間をかけて探せ。それが若者の特権だ」と諭す57歳の小児科医。
いいねえ。こんな感じ。
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けなげに生きてきた佳人が軽く話すような文体で、好き嫌いが別れると思う。でもお話にはあっているような気がする。これからの高齢化社会、あるいは結婚しない独り者、そういった未来に希望を投げかけるシェアハウス!こんなふうに上手くいくなら悪くないと思うが、やっぱり現実は厳しいのかな?
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最後に佳人の進む道が決まったあたりがちょっとはしょりすぎかなぁ
でも、佳人がまた戻ってきたシェアハウスがどうなっているかも気になるから続編を期待したい。
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非常にさらさらと読める優しい雰囲気の小説。あっと驚く展開はないけれど、いつまでも物語の中に溶け込んでいたい気持ちにさせられる。
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町の小さな病院「小助川医院」を改築したシェアハウス。それぞれ心に抱えてるものがある6人の住人と大家さんの共同生活。19才少年の語り口調で書かれてて、気楽に楽しめてサクサク読める。上手くいきすぎちゃってる感もあるけど、ほっこり爽やか。
離感が近すぎないこと。そしてお互いに気遣いができること。他人との共同生活においては、この二つがいちばん重要だと思う。シェアハウス小助川の住人たちは羨ましくなるぐらいに良い関係が築けているけど、私にはシェアハウスでの生活は無理そうだなぁ…所有欲強いし掃除嫌いだし(笑)
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こんなシュアハウスなら住みたくなるな~続編が有るといいな。
2012.4.10
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荻窪にある古い病院をシェアハウスにして…というあたりからもう暖かい気持ちになりますが、とてもいいお話でした。「COW HOUSE」を思い出しました。主人公は家事が得意な19才の佳人。佳人の将来に不安を覚えながら読みましたが、しっかり成長してゆくみたいです…もう少し続きを読みたくなりました。
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シェアハウスに集まった見ず知らずの男女6人+管理人の共同生活物語。相も変わらず「みんないい人」でそろそろ限界かも(笑。
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この作者は、家族を書くのが好きだと思う。他人が集まって家族のように暮らしたり、家族が次々結婚して子供が生まれて増えていったり。この作品は前者。物語はゆったりと進む感じ。ただ出てくる人が皆いい人で、最後の展開も都合良すぎて少ししらけた。落ち込んでいる時読むと、もっと落ち込むかも。
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廃業した小助川医院がシェアハウスに変身。
プチ管理人として見込まれ入居したのは家事万端か得意な佳人。それぞれ事情を抱えながらもつかず離れずの距離感が心地よい。後味さわやかな物語。
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飽きた飽きたと言いながら、追いかける。
今回の話もいつもと変わらない語りで、みんな兄弟かと思ってしまう・・・後半の展開は、意外性が無くて残念。同居人同士でこんなに上手くいくって、夢だよな、と寮経験者は思ってしまうのです。
あ、辛い。
2012/5/29読了
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ちょっとできすぎじゃ・・・
という設定も「先生」の前では気にならなくなります。
このタイトルは改題とのことだったのですが、改題前の「小助川医院」のほうがしっくりくるかも・・・
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父親が亡くなってから、仕事が忙しくなった母親のかわりに家事をやって弟妹の面倒をみていたが、母親の仕事も落ち着き、弟妹も高校生になりそれほど世話をやかなくてよくなっていた。
主人公佳人は19歳。佳人には何かしたい何かになりたいとか、なにもなかったため、大学や就職をせずにアルバイトをしながら主夫をしている。
そんなときに母親から感謝しているからこそ、巣立ってほしいと言われ、近所のシェアハウスで暮らすことに。
そこで出会う人や起こる出来事。
佳人は『何か』をみつけられるのか?
以下はそうか〜って感じた箇所。
『この世の中言ったもん勝ちっとことが多い。大声を上げることを良しとしない正直者が馬鹿をみる。
だけど、本当に高潔な魂を磨いた正直者は、自分が馬鹿をみているなんて思わない。
こんなにもたくさんの馬鹿がいるのに世の中がうまく回っているのは、正直者が自分が損してるなんて思わずに一生懸命仕事をしているからだ。それでいいって思ってるんだ。
そう思える心の強さを、本当の善き人間は持っているのさ』
『心を強く持ちましょうってことなんだ』
『ただ、そうしようとする努力が大事ってことですね』
『毎日きちんとってこと』
『あたりまえの毎日をきちんと過ごすことで、心が強くなる。日常を日常として意識できることが、何より強いのか。
だから、世の中のお母さんたちはあんなに丈夫なんだ。毎日毎日夫や子供の世話をきちんとしなきゃって頑張っているから、心も身体も丈夫になるんだ。』
『どんなにおかしな連中に振り回されても、やれやれって呟いてお疲れさんと自分を慰めて、それでまた明日に向かう心を保てる』