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現代っ子×ブローカーの高校野球。それを暴く小説なのかと思いきや。
あまりに懐かしい高校野球の伝説の選手たち。開会式前夜の夏の夜の夢。
それを時間軸でつないでいく、タイガー園芸のグランドキーパーたち。
さらには、麗しのカオリ。
とても素敵な野球小説だ。(「ランティエ」で、今年のベスト5として紹介してくれた西上心太氏に感謝)
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熱血スポ根ストーリーを想像していたが、そうではなかった。
それでも、なかなか面白くて一気読みした。
野球と人生の諸事を重ねて読むと、本来は第一義に浮かぶはずの「好きという感情」や「動機、目的」などが、私自身も忘れてしまっていることが多くなったなと感じた。
何事ももっと単純な思考を持って臨むのも大事かもしれない。
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日本版「フィールド・オブ・ドリームス」ともいえる内容。
甲子園球場が聖地、約束の地であり、そこに先の大戦で命を散らした野球選手がやってくるというストーリーは共感が持てるとともに、平和な時代に野球を楽しめることに感謝しなければと感じました。
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『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台を甲子園にしてみました。甲子園のメンテナンスをする主人公が出てくるから、話として成立しているけれども、まあ☆2つでしょ。神宮球場を舞台に六大学野球の英霊たちが還ってくる的な話でもアリかなあ。