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言葉って難しいですね。英雄の弟、見事にだまされました。
フェンの言葉は本当にまっすぐです。お世辞とか、謙遜とか、そんな言葉は一切使わずに、自分の思ったことを素直に言っているんだろうなっていう言葉がすごく好きです。
言葉自体も好きですが、私はそんな主人公の心に憧れます。
言葉って言うものは本当に、捉え方一つでこんなにも印象が変わるんだなって思って、改めて、その大事さを思い知らされたような気がします。
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サチの故郷の話。
どうして遠い街で名前を変えて旅をしているのか、なんとなくわかるようなわからないような。サチが探している英雄の弟の正体とかが分かったり。
偽王伝のように政治的な難しい話がなかったので分かりやすいです。
1日で読んでしまいました。
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すでにこのシリーズは、ミギーさんのイラストとフェンのキャラクターだけで読み続けている。
お話は、、、、、、やっぱり腑に落ちない。
今回は「雪の追憶」ってなってるけど、
そういえば北の国の話だったんだよな〜と改めて思う。
あんまり酷寒の環境に思えなかったのはなぜだらう?
それでもやっぱり次巻も買ってしまうんだろうなぁ(ため息)
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“サチは自身を失笑した。腕を下ろしてフェンが続ける。
「私、小さい時から色々な失敗をして、知らずに助けられて、今更気付いてお礼を言いたくても言えない人が沢山いる。だから決めたの。お礼を言えずに離れてしまった人の代わりに、これから会う人に恩を返す。それじゃ……いけないかな」
フェンは光の布ごとサチの手を取る。現実にある感覚が、フェンがスノウでなく、彼女が生きている事を教える。
「サチ。『私』は『貴方』に助けられた」
アイスブルーの瞳がサチを貫いて、彼の中の何かを打ち砕いた。
ヴィクターはスノウを助けられなかった。変えられない過去は消えない。
だが、サチはフェンを助けたという。
弟ではないが、変えたかった過去ではないが、未来には、この手でやれる事があると思っても良いのだろうか。
スノウの代わりに、償いを受け取ってくれる小さな手の平。
「ありがとう、フェン」
サチはフェンの手を力強く握り返した。”
サチの過去が明かされる今回の話。
サチの過去は自分自身すごく気になっていたので、満足。
ただ、やっぱり高里さんの言い回しは私には難解……。
気がついたら、語り手が変わっているっていう。
“「お譲ちゃん達、行き先は何処だい?」
火桶に当たっていた中年のトルリオン人が、毛皮の帽子を傾けて尋ねる。
全方向へ延びる地図の線。
後ろに二人がいるから、逃げ場はない。
怖くない。
「ストライフ王国へ」
フェンはローブのフードを下ろして顔を上げた。銀の髪に、雪が光を散らした。”
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英雄の弟を探している、というサチが消えた。
サチを追うフェンは事件に巻き込まれ・・・
サチの過去が明らかに!
銀5枚分の価値は十分にある内容。
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ずっと謎だったサチの過去が明らかに。とはいえ、いつもよりテンポが悪く思えたのは私だけかしら。
次の舞台はフェンの故郷・ストライフ王国。「偽王伝」から始まった物語はどんな風に終焉を迎えるのか。早く続きが読みたいな。
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2005/05/20 読了。
ついにサチの物語が動きました。次はフェン。早く読みたい。
図書館感謝。
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消えたサチを追ってトルリオンに向かったフェンは、そこでサチが探していた英雄の弟について聞き込みを開始する。けれど耳に入るのは、「英雄なんていない」という言葉ばかり。ようやくサチの過去に触れたと思ったのに、それすら嘘だったというのだろうか―――。
待ちに待ったサチ編です!ミギーさんのイラストが切ない…。
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真勇伝、3作目。
この巻でサチの過去がとうとう判明。
偽王伝1作目から長かったなぁ・・・
今回はちょっとミステリー読んでる気分になっちゃいました。
ミスリードにまんまと引っ掛かってしまいました(-_-;)
そしてまたラストが・・・あの二人の再登場にニヤニヤしちゃった(^_^;)
次巻、とうとう最終章に突入って感じで楽しみです♪
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フエンの故郷ストライフ王国、懐かしい様な恐い様な、でもなぜを解きたい複雑な気持ちのフエン。
サチの謎も判りそうな。ミステリアスな、おもしろい
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英雄の弟を捜す、親友サチが消えた。
そして人は口々に言う、英雄などいないと。
彼は少女フェンに嘘をついていたのか?
深い絶望に襲われたフェンは新たな旅へ出るが、北国トルリオンで事件に巻き込まれてしまう!
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フェンネル大陸真勇伝3冊目。
舞台は、サチの故郷「トルリオン」。
個人的に一番待ち望んでいた巻です。
ようやく明かされるサチの正体と過去は、いつも飄々として明るい彼の姿からは想像出来ないほど重く切ないものでした。