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paperboy&co創業者である家入さんの、働き方やビジネスに対する考え方を紹介した本。
▼コンプレックスが起点
カフェやギャラリーを作ったり、ウェブサービスを作ったりする行動の根源には、自分が学校や会社、社会に馴染めなかったコンプレックスがあるという。大きなコンプレックスは負の遺産ではなく、大きければ大きいほどとてつもない行動のエネルギー源になる。コンプレックスを受け入れて、ビジネスに活かすことができる人ほど強い。
▼ビジネスを動かすための3種の神器
・熱意
ユーザーは商品よりもそこに込められた熱意に動かされることが多い。
・フォロワー
意見、出資、口コミしてくれる。
・仲間
自分ひとりで全て作るよりも、作れる能力がある人と協力すべき。
▼ストーリーを作る
誰がどんな想いでその商品やサービスを作っているのかが重要であり、そういった熱意が込められて伝われば、人の心は動く。高機能で高品質な物は世の中に溢れていて、商品やサービスそのもので差をつけるのは難しいからこそ、そこに魅力的なストーリーを加えて共感してもらうことが大切。
▼アイデアの種
・「あったらいいね」に敏感になる
人との会話の中にアイデアは隠れている。
・見せ方を変える
元々あるもので見せ方を変える。レンタルサーバーは沢山あったけど、デザインをポップにしてターゲットを女性に振り切ったことで、ロリポップはヒットした。
・余っているものを有効活用する
空家、飲食店の壁、客のいないタクシー、荷物を下ろした後のトラック、深夜の映画館。
▼ものづくり
サービスを作るとき「あの人に使ってほしい」という一人を頭の中に描く。自分を含め、その人が浮かばないサービスは作らない。身近な人に必要とされないサービスは他の人にも必要とされない。
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まとめ
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「逃げる」という言葉が多様されているけど、逃げることで自分の本来やりたいことを突き詰めていく姿は、「攻める」とも言いかえられる。具体的な内容では「ビジネスにストーリーを加える」というところが参考になる。ストーリーを加える手法は、プレゼンテーションの技法としてもよく紹介されるけど、著者はソーシャルメディアを中心に、生きている中で常にストーリーを作り続けているからこそ、作ったものに対する反応が大きいんだと思う。
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無条件に常識に従う。世の中こういうもんだからと言って決めつけてしまう人って結構いると思う。でもそこで、これはおかしいんじゃないかなと思考する事で新しいアイディアが生まれるんだろう。若い世代はこれからを作って行く人たち。一度立ち止まって、いろんな角度から常識とされているものや通説になってるものを見てみて、それをグレードアップさせていくのが僕たちの使命。
それと、逃げてもいいんだよというメッセージ。物事を何か始めたら最後までやりなさいと、子供の頃よく教わった気がする。確かに、辛い事を耐え忍ぶことで学ぶことも多い。けど、逃げだしてみて学ぶこともあるはず。放り投げて逃げてると、とことん自分と見つめ直す。そして、家入りさんみたいに自分の弱さやコンプレックスを逆に力にできれば本当に強い人になれると思う。
けど、常識に縛られ、世間を気にして、逃げ出したくても逃げ出せないような人がたくさんいるのではないか。そこは、逃げても大丈夫だよと、逃げ出した経験のある人がフォローしてあげるともっともっと生きやすい世の中になるといいな。
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複数の仕事をもって複数の収入を得る働き方、大事なものを守れるだけの力を身につけて、組織に依存できない時代を生き抜く術をもつ。
もちろん、男女性別関係ないけど、女性が子どもをもっても無理なく自分らしく働くには、これがいいと思った。
わたしはそうしよう。
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連続起業家、家入一真の働き方に関するサバイバルマニュアル。
逃げ続けてきた家入さんの働き方に触れることができます。社会の常識として認知されている制度や働き方に疑問をぶつけて、現状の働き方を考えさせてくれる一冊です。読むとすぐに何か行動したくなりました。
個人的には社会の常識なんてクソ食らえとずっと思っていた身で、なぜ世間の人はこのことを疑問に思っていないのかと常々考えていましたので、クリティカルに響きました。
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みんな知ってる、自分に嘘をついて何かをするのがどれだけしんどいことか。そこに生産性なんてかけらもないことも。
でも踏み出す勇気がない。
本当にこれでいいのか?と、犠牲が多過ぎやしないか?と。
いろんな重圧に押しつぶされそうになる。
でも私も思う。
私も家入りさんほどではないけれど、割と自分に正直に生きてきた方だ。
間違っていると知っていながらも、それでもその時その時で自分が正しいと思うことをしてきた。
そのせいでたくさんの人に迷惑をかけたし、ずっと褒められていた「責任感」という長所すら崩れ去ったし、多方面の人に嫌われることになった。
でもそれもそれで、きっとそんなもんだったんだろうなって素直に思えた。諦めにも近いけど、きっと、そこまでだったんだろうな、と。
その場所に自分が合わなかっただけのこと。申し訳ないという思いはもちろんある、義理と人情には熱い方だから。
結局本当にやりたくもないことを続けて行くことは何にもならないんだなって学べた。
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わりと僕が感じていた事を言葉にしてもらっているような感じで読みやすくてすぐに終わってしまった。
動くしかないんだよね、まあたまには休んだり一人になるのもありだけどもっと動いて面白そうな人に会いに行って面白い繋がりを繋いで行こう。だいたい面白くないとか言ってるやつは面白くない自分と周りなんだから面白そうな人のとこに行けばいいのだから、でダメもとだしそうやって動いてたら諸々繋がるしね。
来年はもっと攻めよう。今年以上に。
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・やりたいこと
・やるべきこと
・やりたくないこと
人生とはこの3つの関数でシンプルに決めればいいんだろうな。
簡単なようで難しいかもしれないが。
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ロリポップとか作った人のビジネス書。多分、普通の感覚を持つ人は参考にはならないし特殊な感性の人はこれを読むまでもなく自分の進む道を知っている気がする。ただ、読み物として面白く、だよねーと納得する部分もあり楽しかった。
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人生は一度きり。
依存しない生き方、
遊ぶように働き、働くように遊ぶ、
著者の提起する生き方を含め、多様な生き方を認めて、模索続ければいい。
時代の変化にあわせて自分の正解をどんどん変化させていけばいい。
生き方に正解はない。
自分で自分を縛るような生き方はもつまたいない。
人はもっと自由に生きていいんだ!
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逃げることは間違いではない。
自分の直感を信じていることが大切。しかし、実社会で自分の直感を信じ続けることはむすずかしい。
筆者はその通りに生きてきた。
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常識と思われていることの逆をいけ。
自分に合う箱(会社)がないのなら、自分の箱をつくってしまえ。
3年後ではなく、3ヶ月後に何ができるかを考えろ。
自分にとって居心地の良い場所からはなれていけ。
ちょっと、勇気を持って、私も一歩踏み出してみようっと!
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自分に正直に生きることと、金銭的に豊かに生きること。この二つが等しくなる時、先進国としての日本の地位は上がると思う。
手頃な枠組みにはまるのではなく、与えられた天命に素直になることの難しさと大切さを感じた。
日本もまだまだ新興国だ。
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モチベーションアップ!!
著書内にもあるように、これが全てではなく、こんな考えもあると知る読み方が良い。
しかし、自分にとってはとても近い考え方なので、読んで良かったと思える内容であった。
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生活力とはこういうことだ、と感じた。
日本人は、真面目に型にはまることが良い生き方だと思い込みすぎているのではないだろうか。そんな思い込みがブラック企業を生んだり、不当な労働契約、不当な下請関係を成り立たせてしまっているのではないか。
金銭的にも正しい評価を求め、無理のない生き方(楽をするということではない)を主張することで、世の中はもっと健全に発展するのではないだろうか。
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「こんなんじゃうまくいかない」「こんなんじゃ利益が出るわけがない」と同業他社や上の世代にそう思われたら勝ち。今までの世代が思いつかなかったようなものを作る。
3年我慢とか、どうやら1スパンを「3年」でかんがえる人が多いようだけど、僕の場合は「3ケ月」だ。3年は長すぎる。
天才なんてほんの一握りしかいなくて、結果を出している人とそうではない人の違いは結局どれだけ動いたかによる。人より頭一つ出ているような人たちはみんな日かすら動いている。
人に届く仕事って、そこに作り手の遊び心があるもの、つまり作る人がとことん楽しんでいる者だと思う。自分が一番その仕事を面白がってそこで初めて人を巻き込んでいくことができる。