投稿元:
レビューを見る
90年代、仕事に翻弄される商社マンの話。
海外での転勤に転勤の続く生活で笹山が叫ぶ言葉「人間の輸出や!」は衝撃的。まあ、そんなもんかね
投稿元:
レビューを見る
何だかんだで城山三郎は初めて読む。
商社マンになるのが怖くなってきたw。
面白そうでもあるし、怖い仕事でもある。
人間の杞憂、平凡なようでそうでない人生模様を丁寧に描いているけど、起承転結という感じではないので、個人的にはそんなに面白いと感じなかった。。。
投稿元:
レビューを見る
昭和の商社で戦うサラリーマンの話。
渋い。
山崎豊子のような簡潔で的を射た人物描写とすっきりとしたストーリー展開で大変よい。
城山三郎にはまりました。
パムッカレ村で会った日本人にあげた。
投稿元:
レビューを見る
総合商社という巨大組織の中で、
家庭と仕事の間に挟まれて、理不尽な上司の振る舞いに振り回されて。。
働くって、本当に、スサマじい。
投稿元:
レビューを見る
「挫折のない男はつまらない」
亡き義父の書庫から拝借した一冊。
この本を読んで何を思ったのですか。
今となっては知る術もない。
投稿元:
レビューを見る
商社。
「会社を信ずる者と信じない者、のめりこむ者、脱出する者と、そのさまざまな生き方の織りなす中で、現代に生きるよすがとなるようなものを追い求めて行きたい」あとがきより
またまた寂しい終わり方。会社と家族。
とりあえず商社という機関車はものすごいものを石炭として走っているのだなと。あと人事考課というか、人材データバンク的なものの存在。
会社の文法、家族、老後、信念。たくさんの相反したものが絡み合っている印象。
何のために生きているのか、何のために働くのか、何が幸せなのか。
きみのようにまじめな兵隊が、多勢居らんと、うちの会社は、いや、日本は保たんのやからな。
投稿元:
レビューを見る
「挫折のない男はつまらない、という。だが、考えてみれば、挫折のない人生というものはあり得ない。挫折を知らないということがひとつの挫折でもある。その意味では、世の成功者といわれている人たちにも、人生は公平に挫折や不幸を配分しているはずである」
投稿元:
レビューを見る
「毎日が日曜日」・・、定年退職者の事を指す言葉として定着している。城山氏はいつもタイトル命名に抜群なセンスの持ち主である。
「企業と個人」を描き出す城山氏、1976年に発刊されたこの著素の存在は知っていたが、読んだのは初めてだ。
商社の企業戦士はいまも変らない。世界に向けてバックひとつ、足だけで商売をしてきた商社マンが日本の繁栄の背後にいたのだ。
「アリであれ。トンボであれ。そして鬼であれ」と檄を飛ばす上司・・。家庭もなにもないゼッタイ命令。
退職したらもう何もしないと決めた男は、時間が経つにつれ、働くということへの郷愁をつのらせる。
生きがいをどこに置くか、どのように生きていくか、考えさせられる。
投稿元:
レビューを見る
「会社を信ずる者と信じない者、のめりこむ者、脱出する者と、そのさまざまな生き方の織りなす中で、現代に生きるよすがとなるようなものを追い求めて行きたい」あとがきよりまたまた寂しい終わり方。会社と家族。
とりあえず商社という機関車はものすごいものを石炭として走っているのだなと。あと人事考課というか、人材データバンク的なものの存在。
会社の文法、家族、老後、信念。たくさんの相反したものが絡み合っている印象。何のために生きているのか、何のために働くのか、何が幸せなのか。
投稿元:
レビューを見る
総合商社が舞台
自分ー仕事ー人生ー家族 など様々な要素が複雑に絡み合い、働くとはなんぞやと考えさせられる。
派手な商社マン像とは違う商社マンの陰を描いた作品だ。
「きみのようにまじめな兵隊が、多勢居らんと、うちの会社は、いや、日本は保たんのやからな。」
「人間の輸出や」
と言われるような巨大な会社のヒエラルキー内での終わりの見えない戦い。
「アリであれ。トンボであれ。そして鬼であれ」と激をとばす上司。日本の奇跡の繁栄の裏にはこのような多くの名も無き商社マンの犠牲があったのだろう。今と比べ最悪の環境の中で世界と戦った商社マン。
真の「毎日が日曜日」となったリタイヤした同僚も仕事へのなんとも言えない思いを膨らましていく日々。。
働き始めたらまた読みたい一冊だ。
城山三郎の作品は、人間のなんとも言えぬ心、葛藤をうまく描いてると思う。
小谷征央
投稿元:
レビューを見る
バイクで事故して片足切断となった息子がかわいそう。
定年後、自由自適というのは退屈そう。
65歳まで見据えたキャリアプランが必要かも。
それにしても商社の仕事はでっかい。また海外勤務もあり過酷。
かなり真剣に読んだ本。
投稿元:
レビューを見る
この小説には、対照的な人物がたくさん出てくる。仕事で成果は出ていないが家族を大事にしたく、またそれがなかなか実現しないまま葛藤する主人公、仕事から解放され毎日が日曜日な人、仕事人間で成果を出し切る人、人のことばかり気にする人、、どんな人に自分はこのままだとなるんだろう、どうなりたいんだろうとふと考えてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
定年というものを考えさせられる。仕事に行かなくていい、毎日遅くまで寝てられる、ノルマもないってことが楽しいのではなく、自分のやりたいことに向かって計画したり、努力したりすることが楽しいのかもしれない。少なくとも人より幸せになろうと思っている間は、幸せになれないと感じた。
投稿元:
レビューを見る
101119by著者 till314on101119
---
公正証書と家賃の簡易化229
広隆寺の弥勒菩薩246
泉ニュウ寺の楊貴妃観音247
『輸出』 652
---
87, 99, 176, 207, 267, 511:総合商社という国際組織力, 639:デパートでは女の子とはこんなにきれいなのかとびっくりしたし・・・映画館へも・・・
投稿元:
レビューを見る
商社マンってよく華やかなイメージで描かれるけど、本著は商社マンゆえの様々な問題を描いていて凄く参考になった。