紙の本
ほんと愛の戦闘でした。
2001/06/02 05:15
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投稿者:ルカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻でようやく結ばれたイリとヤンアーチェ。イリは後宮に入ることに。本当はお互いがお互いを想っているのに素直になれないふたり。ヤンアーチェはイリへの行き場のない想いをまぎらわすように新しい妾妃を迎えますが…。
せつないけど、GENEシリーズ至上最高にラブラブでした。そしてついにラカも現れ物語は佳境へ。今後も目が離せない展開になりそうです。
ふたりには、早く幸せになってほしいと思います。
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年上でいろんな経験してる分だけ、イリはやっぱり大人なのかもしれない。が、何故憎悪が愛情だったと気づくのか、今イチ納得が出来なかった。愛情とは思い込みと一方通行……。
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いよいよ、GENEは、運命の2人をくっつけにかかり始めました。
いえ、最初から順調にぽんぽん行くはずのない二人ですが。
(というよりも、それであっさりくっつくんだったら、もうくっついてますよね)
そして、何よりもイリの体の秘密が解き明かされようとしています。
楽しみです。
イリは自分の気持ちを認めてしまいますが、ヤンアーチェと普通に結ばれるわけがない、と思い込んでいるため、心とは裏腹に、もう一人妾妃を持つように促します。
ヤンアーチェも、イリにだけ溺れている自分に不安を感じるのと、対外的に文句のつけどころのないお妃を持とうと思ったのと、で、娼館上がりのヨンジャを妃に迎える。
という感じの話。
個人的にはヨンジャがもったいないくらいいい子だと思いました。
本当、もったいない。
他の女の人だったら、その権勢を盾にしたりとか、いろいろすると思うんですが、ヨンジャはとても素直に自分の立場を理解してて。
やっぱり、ヤンアーチェは、人を見る目があるのか……と、思うと同時に、ヤンアーチェなんかに引き取られてかわいそうに……と、思ってしまいました(苦笑)
これから先、ついに物語はクライマックス。
すっかり行方がわからないまま、放置されていたデイトリットの名前も出てきたし、物語がどういう終わりを迎えるのか、とても楽しみです。
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前回、誰にも感情移入できないと書きましたが、ここにきて
唯一まともに感情移入できたキャラが……。
よりによって、BLでは刺身のつまである女性キャラ。
キングオブいい子なヨンジャが、一番読んでて切なかった。
なんていい子なんだろう……春をひさぐ身でありながら、
後宮の利権におぼれることなく、我が身の身の程を
わきまえ、そして人を思いやることも出来る。
本編内容よりも、このヨンジャの決断の方ばかりが頭に
残ります。負のループの二人には特に変化無しです。