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これから服を大きく変える必要の在る人には参考本となると思う。
本当は、いくつも失敗をして、そこから自分に合うものを理解して選ぶことの繰り返しで、いつの間にか自分の中の定番が決まっていくものである。
そして、トレンドと定番の見際めを見つけて、どうトレンドを取り入れるか、遊ぶか、がファッションの醍醐味だ。
もって生まれた体型に良いも悪いもなく、もって生まれた雰囲気に合うものを選ぶことが大事。着たいものと似合うものは違うことに気づくべき。挑戦する心を持つべき。似合う時期が来るまで待つ我慢を持つべき。そんな自分自身へのプリンシプルみたいなものを考えさせてくれる本。
著者のそのような経験による「一般的」なファッションの手引書だけれども、これを一生真似していても60点にしかならない。もしくは憶えてもらえない。制服のように年中着ることによって、それはその人の個性となるかもしれないが、それって実は難しいことであり、そこまでたどり着くには強制的に着させられる(学校の制服のような)ものか、もうこれしか必要ないという境地に達するかのどちらかである。
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ヴァンテーヌのスタイリストだった人。
イタリア的スタイリング。
私が子供だったころ、母がしていたファッションに近い。
今の私の服の選び方にも似ていたので、すんなり読めた。
実は、私は買い物が大嫌い。
洋服の失敗をたくさん重ねた結果、今に至る。
買い物が嫌いだからこそ、良質なものを長く使いたいし、ベーシックな色や形で飽きがこないようにしたい。
気に入ったものは、色違いで購入する。
買い物嫌いの私が辿り着いた哲学。
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おしゃれになりたいと漠然と思っていた私が、初めててにとったスタイリストのスタイリングの本。雑誌を見て勉強しても、何がポイントでどうしてこれがおしゃれなっているのかよくわからない。でも大草さんはそれを文字にしてくれた。写真はほとんどなくて、おしゃれのポイント、大事なところを文字で説明してくれたのが良かった。使う色は3色に抑えれば確実におしゃれになる。靴で守ってバックで攻める。まずはヒップで選ぶ。グレーのタートルを使う。サックスブルーのシャツを1枚。シャツの袖はまくる。ジャージー素材のワンピースを味方につける。タイツの色は靴にあわせる。辛口7、甘口3。ハンガーはそろえる。コーディネートは前日に決める。牧野朝に出してくるのではなくて前日から服をかけておく。しわもとれるし、清潔感が違う。
この本を読むまで、自分のクローゼット見ても今日来て行きたい服っていうのが全然ないという日がよくあった。服を単品で考えていて、自分のこの服似合うからこれを買おうとか、こーゆー組み合わせで使えるなとかそういう風に服を買うときに考えていなかったと思う。単体で見て、ディテールがかわいいとか。安いから、お買い得だとか。結局似たような服が、クローゼットに並んでしまっていて、タンスの肥やしになっていた。おしゃれを考えるきっかけを私にくれた本。
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40代にもなったので、単に着たいモノを着るのではなく年相応のきちんとした格好をしたいと思い読んでみました。
如何せんファッションに詳しいワケでは無いので、文章だけでは中々理解出来ない部分もありますが、大人のファッションの参考にはなると思います。
まだ内容を自分自身に落とし込めていないのでしばらく手元に置いて読み返したいと思います。
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大人のシンプルベーシックを目指す人にはためになる…のかな?
ここに書かれているセオリーに則ったところで特別おしゃれにはならないような気がする。
要は、手持ちのアイテムを吟味した「システムワードローブ」をつくりあげることで、日々のコーディネートが効率的になりますよっていう話。
17 ウエスト丈のカーディガンはNG
27 ジャケットの袖丈は、親指の第一関節がきれい
51 秋は、グレーの同系色がとびきりおしゃれ
とにかくグレー推し。
コーディネートの「外側」から「内側」にかけて色のトーンを明るくする、というテクニックは試してみようと思った。
目指すところは海外マダムなのか。
理論といいながら唐突にスピリチュアルだったり感覚論が出てきたりして(中指の指輪はバランスが悪いとか)、いろいろと中途半端な印象…。
本当におしゃれが好きな人には響かない本。
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30代になって、2人目の子供を産んだ後、いきなり今までの服が似合わなくなりました(; ・`д・´) どうしようかと思っていたところ、この本に出会い、とっても参考になりました! 着やせもできるようになったし、大感謝の1冊です。
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「大人の女性」な格好がしたくて、スタイリストの大草さんの本に頼りました。「なるほど!」と思うことも多いのですが、「カーディガンをウエストに巻く」などおしゃれ上級者でも難しいのではという、おしゃれの提案がありました。文章が多くて写真が少ないので、いまひとつピンとこなかったのかもしれません。おしゃれ女子になれるのは当分先の話だなぁ・・・。
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お洒落番長の後輩に勧められた、初めての「読むファッション」本。これまでの私にとってのファッションとは、雑誌を眺めて何となくニュアンスを感じ取り、センスを養いながらイメージで作るファジーなもの。だったので、理論でファッションを考えるなんて、本当に目からウロコな一冊でした!
おしゃれは訓練。毎日毎日自分のためにおしゃれをし続ける。自分がもっとも美しく見えるように、衿の立て方、袖のまくり方、ボタンの開け方を常に探して研究していく。そんな大人のおしゃれが満載な、一度は「読む」べきファッション本。