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彼らの日常は、長ズボン買ってもらったりお母さんのおばちゃんパーマがストレートになったりって感じで、なんでもないしホントにしょーもない。
でも、その人たちにとって、ストーリーがあるんだよね。
なんか最後のコマに、いつも不思議な余韻を感じて、ニヤニヤしてしまう。
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大きな集合住宅に暮らすマイペースな小学生・ともおとその周囲の人々の日常を描いた作品。
サザエさん?と言われたらそういう雰囲気なのかもしれません。
が、一見ありえないことをすんなり読ませてしまう親近感、鋭くシュールな笑いいっぱいの中にもほろりと涙、そして微妙に進展しているキャラクターたちの関係などなどついつい続きを読みたくなってしまう要素が満載。
主人公である「ともお」は同作者の単行本「こさめちゃん」に収録されている「話田家」の次男を元に作られたのではないかとこっそり思っています。
現在団地住まいの私には色々胸に刺さる作品なのです。
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借りて読みました。あほなことばっかりやってるおもろ小学生のお話。たまにジンとするところがあります。面白かった。
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ダ・ヴィンチのマンガの特集で知って買ってみました。自分は、「うわ、なんだこれ。まじおもろい!」モード(どんなモード?)に入りましたよ。小学生っていいっすね〜。
これは、大人にこそ読んで欲しい作品。けらえいこさんの「あたしンち」が好きな人は好きだと思うなぁ〜。ちなみに4巻を紹介してるのは、単に表紙が見えてる状態が4巻以降だったためです。どうでもいいか。
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団地でくらす人々の人間模様。なんとも妙な人達の滑稽な日常なのだが、心暖かくなるホッと出来る作品。きっと自分たちの毎日もこんな感じなんだろうなぁと思える。現代版サザエさんなのでは…とちょっと思う。てことは、ポスト「クレヨンしんちゃん」か…ちょっと違うような…でもそんな感じの作品です。
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必要以上の思い入れを抱いてしまうのは、生まれてからずっと住んでいた団地への執着からだとしても。人への視線のクールさと適度な熱が心地良いんだろう。語り方の巧みさ(ともおのお父さんの顔がはっきりしないとか)もそう見えないとこがすごいと思うけど。あと、壮大だけど「団地モデル」っていう新しい地域社会像の提案だったりしない……かね。個人的には足の丈夫な少女、ケリ子に一票。
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徹底的にアホでかわいいともお。
ときおり見せる底なしの優しさがたまりません。
4巻、いい話多いです!
運動会でお父さんと二人三脚するとこ最高ー
「父さん仕事で疲れてるんでしょ。ビリでもいいから完走しようぜ」
・・・うおー泣ける。
そして家でも水着なともおに爆笑。
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高校の同級生だったYちゃんつながりで1276座の公演に何度かお供でついていったとき、座長のKさんと本の話で盛り上がり、マンガを貸してもらう。Kさんには主人公ともおと同じ小4の子どもさんがいるそうだが、このマンガを読んで「子どもの行動を違った角度でみることができるようになりました」という話だった。
今は18巻まで出てるそうだが、借りたのはとりあえず1~4巻。どこかの大きな団地の29号棟に住むともお。一緒に住んでるのは、母ちゃんと姉ちゃん。父ちゃんは単身赴任で、ときどき電話で話している。同級生や、同じ団地に住むじいさんや、近所のコンビニのあんちゃんや、高校生のねえちゃんたちも出てくる話が、ときどき吹き出すほどおかしい。とくに、足が丈夫で蹴りがスゴイという「ケリ子」に親近感。
千里ニュータウンの団地群の中で育った私には、このどこかの団地の風景もなつかしい。
こないだ読んだ『しずかな日々』は小5のえだいちの夏休みの話だったが、この小4のともおの話も夏休みから始まっていて、小4や小5の頃って、なんかこういうバカっぽいことしてたな~と思い出したりした。
子どもの涙腺は大人と違うところにあったり、子どもの理屈は大人にはワカランかったり、大人から見たらつまらなそうなことに一生懸命だったり。
どの話もおもしろかったけど、3巻の15話「ディープインセクトだともお」の"ゴキブリ"への食い下がりがなかなか。5時間目、体育館で「某国の消防士の一日を追ったビデオ」鑑賞。消防士は自分の命をかえりみず、ウサギを火事から救った、という話。
教室に戻っての話し合いで、先生はさらっと「命の大切さをあの消防士が教えてくれましたね」と言っている。そこへともおの手があがる。
「じゃあなんでゴキブリは殺していいの?」
─ゴキブリはいいの。だって気持ち悪いじゃない。
「気持ち悪かったら殺していいの?」
─ゴキブリはいっぱいいるからいいの。
「人間も沢山いるじゃん!!」
─うるさいわね、先生はゴキブリ嫌いだから殺すの!! みんなも嫌いでしょ!? 以上!!
(p.181)
先生がヤケクソになってるところがいい。3巻には、この先生が"道徳"の授業で「もう教科書に頼らないわ」と展開するところが、またおかしくて、深い。
続きも読みたい。
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本日2冊目のともお。何だか全体的に切ない雰囲気の巻だった。特に、このシリーズを買いたいと思うきっかけの第5話「幼なじみは元気かい」は、何度読んでも泣けてくる。小田扉 good job!