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なるけい氏とお茶の水の三省堂に行った時にふと見つけて衝動買い。
特に特許などには興味はないが、世の中の特許がどんなものかを知る良い機会だと思い読んでみました。読んでみた率直な感想としては、世の中特許だらけだなーということでした。
あれもこれも全部特許。半端ないです。タイトルにもある「雪見だいふく」をはじめ、あらゆる分野にまで広がっています。身近にあるものすべて特許なんじゃね?と思うくらい特許だらけ。スイカやパスモに使われているICカードのシステムや、アタックなどの洗剤、花王のバブ、パソコンの冷却ファン、洗濯機、ビール、プリンター、はさみ、瓶、電池、たわし・・・もはやキリがない。商標登録とかについても載っていて、サザエさんなんかもでてきます。
ゴルフのパッティング方法も特許であれば、アメリカではハーレーダビッドソンの低いエンジン音すら特許だそうです。
タイトルの「雪見だいふく」は実際2ページくらいしかないです。「スタバではグランデを買え!」と同様の手法ですね。タイトルにやられた><
でもお菓子の分野でも絶え間ない技術開発によって地位を維持し続けているのだということがよくわかりました。
ホントに特許は幅広く、自由の女神なんかも特許だそうです。
さらにさらに、デジタル時計の「:」←これ
「12:12」とかの「:」ね。これが一秒毎に点滅するというアイディアも特許だそうです。
特許ってなんなんだろう?読めば読むほどわからなくなっていきました。
そしてあのアメリカ大統領リンカーンも取得してるそうです。
最後にそんなリンカーンが残した名言が載っていたので引用。
「人民の、人民による、人民のための・・・」
ではなくて、特許に関する名言です。
「特許制度は天才という火に利益という油を注いだ。」
これが大統領クオリティか!!!
こりゃ大統領にもなるわな・・・。
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タイトルがいいでしょ。
雑学としても充分楽しめますが、知的財産戦略とは何かを
身近な品々からとてもわかりやすく紐解いてくれる本です。
ヒット商品をいかに生み出し、永く活かすか。
そこには知的財産戦略が不可欠ということ
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さまざまな特許の事例と関連するエピソードを紹介している。
電車の時間待ちで入った本屋でタイトルに釣られて買ってしまった本なのだが、はっきり言えば失敗。紹介されている話はどれも雑学レベルで、技術的或いはビジネス的に突っ込んだ話ではない。特許に関わる雑学集ということで読めば普通に楽しめるのかも知れないが、私が勝手に期待していた内容とはほど遠いものだった。まあ、中を見ないで購入した自分が悪いのだが…
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キャッチーなタイトルに惹かれて買ってしまった1冊。
特許、実用新案、意匠、商標などの「知的財産」を紹介しています。
ちなみに、雪見だいふくについての記述は、全体の77分の1です。
ルーレット動作でおまけが出てくる自動販売機では、「景品に使う商品に賞味期限切れに近いものを使うなどの制御をする」機能を持たせていて(ほんまかいな!?)、これには特許が与えられているそうです。
「セロテープ」というのは商標であって、一般名詞としては「セロハンテープ」が正解だというのは知っていたけれど、「ホッチキス」や「シーチキン」も商標だとは知りませんでした。
「ホッチキス」が「ホッチキス」でなかったら、一体何と呼べばいいんだ?
本書を読んで僕が感じたこと。
偉大な発明をする人は2つのことを考えています。
1つ。他者にマネされる商品を作ること
2つ。20年先に話題になるテーマは何か
僕たちが購入する商品というのは、ほとんどすべて特許の組み合わせによって作られているんだな。
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タイトルがキャッチーで、雪見だいふくには、どんな秘密があって、どんなマーケティングが、と期待すると裏切られます。本の数ページしかありません。そういう意味で期待ハズレですが、特許や知的財産の入門書としてはそれなり面白いです。