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著者の家を作る際の工夫が書かれており、鹿児島の気候と風土にいかに合わせる工夫をしたか、ものにどれだけこだわったか、がずっと…。少し自画自賛気味…。同じことの繰り返しも多く、読み物として読むのが最後はつらくなりました。写真はきれいでしたが、もう少し沢山あった方がより分かりやすかったかもしれないです。色々な国で見聞きし、材料もネットや旅行を利用して集めて、色々な手法を取り入れていて、かなり独自の采配が多いなと思いました。ドイツ、イギリス、ニューヨーク、東南アジア、香港など。
どこか芯の通ったこれ、と言うものがなく、読んでいて少し雑多な印象になりました。
(逆に自分は日本の家の、何も用途を決めない空間がある所や、定番の間取り、寸法の方がしっくり来る気が。家具も各国で集めて統一感がないのも、内装も壁の色をペンキで塗り分けるなどが慣れない。もっと何もない空間を季節ごとに楽しみたい。そのせいで違和感があったのかな…)
これから家を作る人や著者のファンの方が楽しめると思います。