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橋本紡氏の作品は、ドロドロした展開でも全くそういう印象が残らない、透明感のある作品を描く作家さんだと思う。
いつ読んでも安心できる。
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有川浩男子がカッコいいように・・
中村航女子や橋本紡女子はカワイイ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
本書籍の主人公三姉妹ッ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
やはりカワイイ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
とても気持ちよくページを進められました。
ただ、出だしがとても良かっただけに、ひっくり返した途中と、同じくひっくり返した強引な結末が、少し残念(つД`)ノ
俺的には、三女のキャラ(彼氏含む)にイチバン惹かれたかな( ̄^ ̄)ゞ
橋本さん。今回も素敵でした。
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母親の違う三姉妹と、お父さんの、家族の物語。特殊な家庭環境で、ちょっとズレた三人姉妹ですが、なんでだろう、ちゃんと家族です。
三人の視点でくるくると物語は進みます。同じ状況なのに、それぞれの視点によってちょっとずつ違っていて。特に杏からの視点は、他の2人にはない観察力で中々のもの。
橋本紡さんの本は、読んでいてホッとします。ホロリとして、キュンとして、ちゃんと地に足をつけて読める本。どんでん返しも怒涛のストーリー展開もないのに、目を離せなくて一気読み。うん、なんだか、とってもいい本、でした。
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3姉妹がそれぞれ個性的。
高校生の末っ子がいい。
朝食も夕食も用意し、それが手際よく、かつとてもおいしそう。
姉の妊娠が発覚しても落ち着いている。
そして相手が定かでないと知り、
その相手を探しに行く。
高校生ながらなんとカッコイイことか。
とはいえ、ひとりわが道をゆくというタイプでもなく、
頼もしい男の子といっしょだ。
これがまたいいコンビである。
一生懸命日々を送る姿が印象に残った。
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橋本さんの小説には毎度丁寧に生きよう、と思わせるものがある。
料理の描写が本当に素晴らしく、内容がどろどろしたものであろうと読後はすっとした気持ちになる。
特に今回、白いご飯を食べたくなった。
びっくりするような展開ではないのに、なぜか目が離せないストーリー。
あと、全然関係ないけど澪という漢字が素敵だなあと思った。
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(2013年2月8日読了)
タイトルに惹かれて図書館の書架から直接選んだ。
食べる方のハチミツは大好き。今は亡き父も毎朝トーストに塗って食べていたっけ。
橋本さんって、読んだことあるかな?初めてかも。(初めてだった)
つむぐさんって読むのかな?男性かな女性かな?
腹違いの娘三人、30代後半、20代後半、高校二年生。それぞれの目線で交互に同じ場面が書かれていて、面白かった。
文章の建て方、表現がどこか平たい感じ。激しい感情の場面も、冷静さが残る。メインの高二の女の子の性格からなのだろうか。
第一章 朝食
第二章 小鳥たちの巣
第三章 壁
第四章 お父さん
第五章 嵐
第六章 雨上がりの夜
第七章 ハチミツ
第六章で、タイトル「ハチミツ」の意味が解り、お父さんの無事も想像つく。
ラストは、めいっぱいのハッピーエンドにしてあるけど、個人的にはしない方が良かった気がする。
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30代、20代、10代の美人の異母三姉妹と、
インテリだけど、いい加減な彼女たちの父親と、
それぞれのパートナーによる、ガールズ小説…。
異母といぅ設定と、
年齢が離れているといぅ設定のおかげか、
三姉妹それぞれのキャラが異なっていて、
かつ、それぞれに良い点悪い点があって、
お話に、程よく噛み合っていて、和みました…。
同じ場面が、
3人それぞれの視点で、繰り返し描かれますが、
そぅいう展開の仕方も、なかなかよかったです。
キャラも、お話も、決して純ではありませんが、
基本、キュートなキャラであり、お話でした…。
三姉妹と父親、といぅ設定…、
なぜだか、昔から、好きです…。よいです…(笑)
(現実は、とんでもないのかもしれまてんが…)
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やたらとモテる父親が家出した。
皆母親の違う三姉妹の三女、学生の吉野杏は落ち着いていた。次女の環は動揺し、長女の澪はほっとしている自分に気付いた。
杏の淡い恋、環に宿った命、澪の終わっていく恋。
三姉妹それぞれの視点から、男と女、家族の姿を見つめていく。
杏は若干壊れ気味というか、動揺しなさすぎというか、坂本くんが言うように「ちょっと変」。澪は大人。仕事もバリバリこなして、恋愛もどっぷりはまらないようにして、立っていこうとしている姿がたくましい。
環は本当にもうちょっとしっかりしてくれ、と読みながら何度も思った。お腹の子父親が誰だかわからないとかどうしようもないな……。
父親の家出とか、環の妊娠とか、もろもろビックイベントは起きているのだけど、間に挟まれる食卓のシーンでふっとトーンが落ち着くので、穏やかで淡々としている。
その食事がものすごく美味しそうで、よだれでる。キュウリの漬物の食べたい。
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家族/家庭論というのが面白いのは、実践と実感を完全に離れた話題だからだろうか。もちろんこれが基本一人称の記述形式じゃなかったら、とたんに緊張を孕んだ「面白い」とは割り切れないものになるのだろうけれど。いずれにしても、父親がいて母親がいて兄弟がいる、という家族像を当然視する、それがふつうのあり方だとする人びとからは、本作のような作品はまた全然異なる読まれ方をするのだろうとか。そういうことを考えてみたり。
橋本紡の作品はまだこの『ハチミツ』と『葉桜』しか読んでいないけど、この2作品には登場人物にも生活描写にも共通点が多い。ある物語で利用した素材を別の作品では別の構成の中で活用する、そうして既知のパーソナリティ、既知のコンテキストに、未知の展開がありえた、別の「可能性」がありえた、そういうことを示していくのが、この人の意図するところなのだろうか。
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みんなそれぞれ考えを持ってて自分の人生頑張ってる
姉2人はなんだかんだいって不器用に生きてる
妹ももっと甘え上手になったらいいのに。
料理もでてきて、あんなふうになれたらなとおもう
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しっかり者の澪、おっとりした環、天然な杏は歳の離れた三姉妹。それぞれ母親が異なり、母親は皆とっくに家を出てしまっているにもかかわらず、料理上手な杏が作ったおいしいものを食べながら、女性関係にだらしないが憎めない、風変わりな父親と姉妹たちは仲良く暮らしていた。しかし父親が家出し、環の妊娠発覚をきっかけに、それぞれの人生に転機が訪れる。
周りから頼られ、キャリアウーマンとしてばりばり仕事をこなす澪、頭は良いが不器用にしか生きられず、やっと就いた仕事で失敗ばかりしている環、少しずれたような感覚を持つ高校生の杏の三人の視点から、代わる代わる物語が語られる。母親が異なり、その母親もすでに家を去っている三人は通常の家族の形とは違うかもしれないが、姉妹たちはずっと同じ家に暮らしてきて、一番理解し合っている関係である。三人それぞれに日々を送り、職場で、学校でそれぞれに出来事が起こり、それぞれに考え、悩む。家に帰って食卓を囲むが、相手に何かあったのだろうと感じてもただ黙々と食事を続けて、決して踏み込んで尋ねたりしない。それは相手を思いやるが故の距離感で、大切なことはちゃんと話すし話してくれると互いに信頼し合っているのが伝わってくる。
外で何があっても、家に帰ればおいしいものを囲んで、自分を変わらず受け入れてくれる人がいる。そういう安心感を感じることができれば、どんな形であってもその関係は家族と言えるのだろうと思った。
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母親の違う3姉妹の物語
おっとりしているキャリアウーマンの長女 澪(みお)
元気バリバリで人付き合いが苦手な次女 環(たまき)
料理上手で何でも出来るが空気が読めない三女 杏(あん)
父親の家出、長女の左遷、次女の妊娠、三女の恋
3姉妹は最後、どうなるのか!!!!!!!!!!!!
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淡々としている印象。
こちらも淡々と読み進めた。
でも、実は父親の存在がこの個性的なちょっと壊れている娘たちにかなりの影響を与えていたってこと。
そんな風に感じた。
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読み始めはなかなか進められないかな、、?と思ったけど、断食道場で一気に読んだ。
んー、よかった。
橋本さんって女性なのじゃないのかな?って思うくらい、女性の心の描写がすごいって思う。
また橋本さんの本読みたいな。
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父親は同じだけど、母親がみんな違う
澪、環、杏の3姉妹。
次女の環が妊娠したことで、3人の関係が微妙なものに。
杏の作るご飯、おいしそうだな。