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待ちに待った下巻が発売!!
上巻では「小鳩くんに、彼女ができました。」のキャッチコピーと共に連続放火事件が勃発。新キャラの瓜野くんまで現れて下巻はどうなる?と最高潮の盛り上がりを見せていたところ、なんと下巻のキャッチコピーでは…
「わたし、前から思っていたの。恋とはどんなものかしらって。」と小山内さんが爆弾発言!!
正直、本編とは関係があまりないような気もしましたが(笑)、最後の最後で放火犯を追い込んでいく過程は見事としかいいようがありません。
伏線につぐ伏線、ミステリーの基本であるミスリードにブラフと推理小説の見所満載の下巻。
連続放火魔がつけた火は瓜野くんだけに火をつけたのかと思いきや、飛び火して小鳩くんを、小山内さんを、そして周囲の人々を巻き込んでいく。
これほど先の読めない展開を見せてくれる推理小説は西尾維新以外になかなかお目にかかった事がございません♪
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小市民シリーズ大好きな自分に言わせれば、大満足の一言に尽きます。
下巻の注目ポイントは、小佐内さんのコケティッシュなところ……かもしれない。
甘い物を前にしたときの笑顔もぜひぜひ。
上巻では彼女とのデートに大忙しだった鳩くんも、ようやっと動き始めます。
今からもう次回作が楽しみで仕方ないけど、やっぱり冬で終わってしまうのでしょうか……。
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瓜野くんのあまりの扱いのひどさに別の意味で呆然とした栗きんとん下、堪能させて頂きました。とりあえず212頁10行目、214頁8行目~にぎゃあああとテンション上がりましたが佳境に当たる現時点で上げてるってことは冬期は逆をいくってことだ…と落ち込みました。この作者の既刊全部に目通してるわけではないんですが後味いいのが滅多にないということで、いやいやいや、小鳩くんに賭けます。六箇月後に奇蹟を起こしてくれ。ああまた三年近く待つようなのかなあ気になるなあ。
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これはいい小山内さんでした。
色々と、ああ。良かった。と思える終わり方で良かったです。
瓜野くんがあまり好きじゃ無いなぁと思っていたので良かった。色々。
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小市民シリーズ、秋期の下巻。
焦らされたかいがあったと思います。
上巻でのなんともいえないフラストレーションがさっぱり解消できる幕引き。
お互いがお互いの逆をゆくひとと付き合った、これが大事だったんだと思います。
小鳩くんの推理ももちろん冴えてますが、なにより小山内さんの暗躍っぷりがかっこいい。
ラストの一言にはさすが、と思う反面吹き出さずにはいられませんでした。
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おもしろかったー!夏期限定トロピカルパフェ事件の衝撃のラストは、
秋でこういうかたちで収まるための布石だったのね!!
小山内さんのブラック発言もよかったw
次でいよいよラストだけど、この2人の関係が今後どうなるのか、
読めないところがすごく楽しい!
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4.5点、犯人が予想どおりだったので。
小山内さんと小鳩くんの最後の語りがらしくて楽しかった。
冬期限定は、みかんか柚子と予想せずにはいられませんw
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上巻は微妙な出だしだが、下巻は一気に加速
大好きな作家ですし、好きなシリーズなんですが
一番好きな一冊かもしれません
最後のヒロイン?の一言はある種しびれました、こんなミステリがあっていいのか…
好みもありますが、最高級の出来だと思います
あえて苦言を述べるなら、なぜ上下巻にしたのかと問いたいです
(いやま、商業的な理由でしょうが…)
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下巻が1ヶ月と経たずに読めることが喜び。
上巻を読んで下巻への期待感は小鳩君はいつフラれるのか?と小山内さんは何に復讐しようとしているのか。
読んでみて小鳩君にはにんまりし、小山内さんには「恐ろしい子!!」と期待以上の復讐に打ち震えました。
さて冬期はいつでるんだろう?
2年後とかだとつらい…待ちますけどね。
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▼小 山 内 は 俺 の 嫁 ▼頭悪すぎる感想なのでもうちょっと。一年つきあってて「かわいいとは思うけど、それ以外は何にもない」って状態は人としてどうなんですか。人間失格というか……残酷ですよね、なんて。▼小市民から中市民くらいのレベルアップを認めよう! ってことで、やや前向きな……終わり方じゃないですかね。狐と狼、仲良くやっていけばいいと思うよ。▼いつもながらこのシリーズ、「ちょっと食べたりない!」ところで終わっちゃう。多分あと一冊(「冬期限定○○○」)で完結だと思うけど、できるだけボリューミーでありますように! というか……終わっちゃやだよ(涙)(09/3/15読了)
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謎解きの途中で脳が飛んだ……気合いを入れて春期から読み直そうかな。人間の種類でいうと自分は行動力のない瓜野君なので死んだ方がいいかもしれない。すくなくとも、小佐内さんには全力で復讐されちゃうんだな。
人は誰でも割れ鍋で、綴じ蓋でしか閉じないのだな。それは美しい運命なんかじゃなくて、呪いだ。自分から探すようなもんじゃないよ。しかし、この人が自分の綴じ蓋であってほしい! と思うのは純粋なことだな、それは小鳩君にも小佐内さんにもまだないみたいだが。ついに彼らも三年生なので、冬期にはそれを期待する。
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文末、小山内さんの一言に全ては尽きる。
どんな些細なことだって動機は動機なのだ。
とある謎々。
「ある女性が男にさわられた、と言って泣いている。
しかし、その男は彼女に一切手を触れてはいない。
なぜ、その女性を泣かせてしまったのか」
答えは「彼女の気に障ったから」
それを思い出した。
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小山内さんこええええええええええ
ミステリとしてはややイマイチだった気もしますが(前半で勘繰り過ぎた)、小鳩と小山内さんが交錯する瞬間はゾクゾクしました。
瓜の君は可哀想でしたが。
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米澤氏小市民シリーズ最新作の下巻です。ようやく動き出した小鳩君に、やはりこのシリーズはこうだよね…なんて。この二人が一緒にいるのが、一番しっくり来るなと。もう一人の主人公であった瓜野君には気の毒な結末だったが、この苦味が米澤氏の持ち味。私的には、とても面白く読めました。
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あの夏の事件後、小市民コンビは解散。そして小鳩くんには彼女ができた。普通のカップルのように振舞いつつ、ときにはこっそり謎解きを楽しんで。一方小佐内さんに一目ぼれした新聞部の瓜野くん。付き合い始めた彼女にいいとこ見せたいと鼻息荒く張り切るが…。上下巻まとめて一気読み〜♪上巻では瓜野くんの描写による小佐内さんの魅力を堪能。小学生と間違われそうな容姿の小佐内さんがなかなかに色っぽく感じられるからおもしろい。小佐内さんが瓜野くんと付き合う動機は(マロングラッセの作り方をひとしきり講釈してから)「あなたがわたしの、シロップなのよ」ということ。小市民と付き合えば小市民色に染まれるといったところか。いっぽうのカップル、小鳩くんの彼女の名前は最後まで覚えられなかった…。彼を選んだ理由がいまいち不可解(楽しい恋愛には不向きだと思うんだけど)。現にデート中にも一人頭の中で謎解きして悦に浸る始末。上巻のラストで唯一のラブシーン(?!)らしき事件が!(キャー)…おっと肝心な本編のあらすじに一言も触れてなかった。近隣で不審火が続き、同一犯による連続放火事件として学内新聞の記事にする瓜野くんの熱意が微笑ましくも危なっかしい。彼の予測どおりに放火事件が起きるのは、いかにも何かあるぞ、と読者(私)は端から疑いつつ下巻へ。ああ、ここまで小佐内さんの行動が怪しいと犯人は別の人なんだろうなぁ(あ、言っちゃった)。小鳩くんも放火事件に絡んできて、いよいよクライマックス。放火の現場、燃え盛る炎を前に再会するふたり。悲しいかな、犯人が○○だとはこのあとの公園の対談まで気づかなかった(ミステリファン失格?!)。小佐内さんに木っ端微塵に論破された瓜野くんがあまりにも可哀想でした(しかも残酷な仕打ちの理由が○○だなんて)。(「牽強付会(けんきょうふかい)」の意味も調べなきゃ)。小佐内さんの名台詞集「わたし知りたかったの。恋とはどんなものかしらって」(フィガロ?)「(瓜野くんと付き合って思った)この子、他愛ないなって」見た目の小動物的な可愛らしさに反して、劇薬のような毒舌は今回も健在。放火犯を捕らえ名乗らず消えた「勇敢な少年」もあいかわらず素敵!紆余曲折を経て、天邪鬼で猜疑心が強くてはかりごとが得意な二人の距離はやっと元通り。そしてちょっと縮まった。この大きな前進はとっても喜ばしい♪「秋期限定」の名に捕らわれず今すぐ読んでよかった〜。残り6ヶ月の高校生活、今後のふたりからますます目が離せません!