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スカーペッタシリーズ第五段というよりもゴールト編が続いてる感じだが、肝心のゴールトはほとんど出てこない(笑)
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転職ではなくてFBI顧問になるだけだったのかい。
前作もそうだったが、
やたらとFBIだの、犯罪人工知能ネットワークだの、上院委議員だのを出して、
事を大きくすればいいってもんじゃない。
私はサスペンスが読みたいんで、
陰謀小説じゃないのよー。
しかも、恋愛関係でみんなズタボロだし。
マリーノ刑事がかわいそうだわ。
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2015年記念すべき最初の一冊にふさわしい内容の本で良かった。やはり検屍官シリーズははずさない!堅実にという感じ。読み応えありました。
途中流れが読めてしまったけど、ルーシーのことやプライベートなことも絡んできて目が離せない展開がいい。
女として憧れるなあ。そして母親の視点で見てるとドロシーにイライラさせられる。こういう人実際にもいるけど理解できない。したくない。
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オドロオドロしいタイトルですが、これは、アメリカに実在する実験室(の俗称)なのだそうです。アメリカは、やることが大胆。
大胆なのは、ケイも同じ。同僚というか、仲間というか、ややこしい関係になっていますね。
一応事件は解決しますが、すべての謎が解けたわけではなく、表面的な問題が解決しただけで、事の本質は解決していません。それは自作以降での解決となりそうです。
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メインの事件とは別に姪の不正行為ぎわくや、相棒の暴走、主人公自身の恋愛や家族の問題など、次々と対処しなければならないという、やたら忙しい本作。面白かった。
タイトルはドキッとするものだけど、これは様々な条件下での死体の状況を観察するための、研究施設の事。
終盤にちょっと出てくるだけで、これが事件のキーと言うには弱いですが。
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初めてのパトリシアコーンウェル
おどろおどろしい題名が目について読んでみましたが、大学附属の実在する施設と知り、再度ビックリ!
ただ、殺人事件の分析には必要な施設ですね。
少女エミリーの殺人事件の展開は多少物足りなかったけど、十分読み応えがありました。
次作私刑との前後編的構成とのことなので、感想はそちらで。
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スカーペッタシリーズ第5弾。もはやミステリーとは言い難く、医学要素を塗したサイコ・サスペンスのよう。又は、ケイの女性としての関係性、家族関係を縦糸とし、殺人事件の捜査・解決を横糸とする人間ドラマとも。正直、ケイの思慮に欠けたエキセントリックな言動(本当に医者兼弁護士か、との疑問が湧く)には辟易しており、本巻もその例に漏れない。人間ドラマとしては、嫌な女を巡る物語として楽しめなくはない程度。一方、ほぼ登場しないのに恐怖を喚起するゴールトの存在感で本作は保ってる気がする。ベントンの性格設定も改変されたし。
もっと、冷静な分析官のようだったが…。まぁ、ケイと愛人関係になれば、そうなるのかな。
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ちょっとえぐいタイトルですが、ちゃんと捜査機関の研究所です。
どのような環境で亡くなると、このような状態になるのか、を調べるために、多くの死体を必要とするのです。
前作同様子供が被害者。
そして前作の犯人はまだ捕まっていない。
連続殺人を食い止めるために必死の捜査をするケイとマリーノ。
しかし、今回の二人は、気持ちがうまく噛み合わない。
で、いつの間にそういうことになったのかわからないが、ケイとベントンが男女の仲に。
う~む。
捜査に専念してほしいのだが。
そして大学生になったルーシーは、FBIでの訓練に参加するのだが、やっかいごとに巻き込まれたあげく、命まで狙われることになる。
それらを全てケイは解決するのだが、ずいぶん遠回りしたと思う。
エミリー・ディキンソンの詩を見たときに、犯人とその意図に気づかなければ。
そして、毎度思うのだけど、どうしてケイもルーシーも、独断で単独行動を取りたがるのか。
しかも、一番危険なところに。
頭いいんだから学習しろよ。
危険に飛び込むときは複数で。これ、常識。
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熱意に満ちているけれどもなかなか気難しい仕事人間スカーペッタは、僕の好みの女性像からはかなりかけはなれている。日常的には嫌いなほうかも。でも、このシリーズを読み続けてしまうのは、そういう感覚でヒロイン像を求める男どもへの批判も込められていることや、ハラスメントや偏見の塊の相棒マリーノなど、ちょっとこちらの心が痛くなるような、うしろめたさの感情を刺激する様なぐさりとした感じが毎回盛り込まれていて、反感を持ちながらも痛いところを突かれてはっとすることが多いからかもしれません。
でも、優秀だからといって学生をFBIのシステム開発プロジェクトに入れるかね?契約書面上どんな内容で承認が降りるのか?この点はマンガチックに設定されていて減点。
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毎度毎度危ない目に遭いすぎのスカーペッタ。今回はルーシーまでもが(°_°)!!
今回は珍しく読んでいて、作品の最初の方で犯人の目星がついていたので、どうやって解決するのか!?が気になっていつも通り一気読みしてしまいました。
最後は呆気ないけど、前回犯人と疑われた割には、今回は最後あっさりだったのが少し疑問が残りましたが、そこはご愛嬌ですかね。
献体がそういった形で使われる事を初めて知りました。
日本にも同じような施設はあるのかしら、、?
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読書録「死体農場」3
著者 P・コーンウェル
訳 相原真理子
出版 講談社文庫
p350より引用
“こうした紳士たちは痛い思いなどせずに、
神に与えられた指紋のままでいるべきだった。
彼らの修正された遺留指紋はFBIの異形ファイ
ルに記録され、前より捜しやすくなったから
だ。それに容疑者になった場合、指にやけど
のあとや無数の切り傷があったりすると、い
かにもうさんくさい。”
女性検屍官を主人公とした、長編ミステリ
サスペンス小説。シリーズ第五弾。
訓練のための銃声が止まない施設に、時々
身を置く主人公・ケイ。わずらわしさを感じ
ることから離れるためのはずだったが、施設
に着いた彼女の前にはすでに仕事が用意され
ていた…。
上記の引用は、犯罪者たちが行った指紋を
残さないための工夫の結末についての一節。
犯罪者として行動するにも、結構まめさが必
要なのだなと思わせる話です。酸で指先を焼
いたり、手術で取り除いたりしたそうです。
やる気や努力を行う方向性が違えば、また違っ
た人生になっていたのかもしれません。
著者は実在する死体研究施設を取材して、
この作品を書き上げたとのこと。こういう地
道さによるリアリティが人気作品を作り出す
ものなのでしょうね。
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複数の話が同時に入り混じって進むことからするすると読めるものの全体がどういうストーリーなのかを見失いがちになってしまった。
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検屍官ケイシリーズ第5作。
少女が教会からの帰りに殺害され、死体の一部が切り取られる猟奇的な事件が発生する。
ケイの姪のルーシーは、FBIアカデミーの優秀な研修生として、あるプログラムの開発に関わっていたが、FBIの極秘ファイルに侵入したとして嫌疑をかけられ、さらに自動車事故に巻き込まれて、瀕死の重症をおう。
追い詰められたケイ。相棒と言えるマリーノは、容疑者とただならぬ仲となり、頼りならず、追い詰められいく。
非常に面白い。