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多重人格のお話し。もう少し深みというか複層的な作りにしたら面白かったに違いない。悪くないけど好みからは外れてる。
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玄侑さんにしては、珍しく非現実的な物語であろうかと思ったのだが・・・
多重人格って現実にあるのだろうか。もしかすると深酒をして記憶を無くしているときは、自分の別人格が表出しているのではないだろうかという恐怖感を感じてしまう。人には誰にでもその可能性があるということか。
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解離性同一性障害について知りたくて読んでみた本です。小説なので話自体はフィクションであっても、あまりにもリアリティがないものも多い中で、この本は、本人、家族、担当医がそれぞれに悩みながら解明していこうとしている姿に共感できて良かったです。この著者の本を他にも読んでみたくなりました。
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人の心の神秘をのぞくことができた。
もしかすると記憶喪失というのも解離性同一性障害のために起こることなのかもしれない。
人は自分の中に物語を作って納得させながら生きていくものだ。「こうだからこうなった」と。物語をうまく統合できないときばらばらな交代人格が現れる。
阿修羅像を見つめたくなった。
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面白かった。
最初は少し難しいのかな?ぼやっとした結論で委ねられるのかな?と、思ったりしたけど、最後までしっかりと物語が進んでいき、読み止めるのが残念に感じるようになっていった。
内容とかではいが、なんか誠実なイメージの本だったな
こういった一冊に出会えるのが一万円書籍のよさだな