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前巻は面白かったのに、2巻目はうーんって感じでした。
レアティーナの4人の兄上たちがやってきて、カリアスをいじめるってところは予想通りでしたけど、あんなしきたりを出して来て、レアティーナとカリアスのラブラブが少なくなっちゃったのは残念。
しかも途中からはレアティーナとカリアスは前巻の件の黒幕達へのお礼参りに出かけていって、兄たちが出てこなくなってしまいましたし、この巻は兄たちの話だけにして、カリアスがいじめられながらもレアティーナを守ったりして、しぶしぶカリアスを認めるってところまででよかったかも。で、3巻目にお礼参りの話にした方がもっと話が膨らんで、面白かったんじゃないかなって思いました。
後半のお礼参りの話は、レアティーナがアデルに嫉妬してる割に恋愛指南をお願いしにいったりと、相変わらずですが、挿絵のクルトがかっこよくて、カリアスより皇太子っぽい風貌かもって思いました。
アデルが蒼玉宮に来るみたいだし、次巻があれば、蒼玉宮に戻った後、レアティーナの4兄に対して、何かしてくれることを期待です。