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原書は、米アマゾン担当者が選ぶ2011年ビジネス部門の第1位とのこと。600ページを超えるボリュームだがGoogleがどういう会社なのかを知る為に非常に参考になる。
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最先端のテクノロジーをどのようにしてgoogleが作り出しているか。
多分、不可能はないと思っている。
どんな人材
中国への敗北とやりとり
オバマとGoogle的思考
政権とテクノロジー
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著者のスティーブン・レヴィは、米WIRED誌のエース記者で、先日発売されたWIRED vol.3にもAmazonのジェフ・ベゾスCEOとNapster創始者のショーン・パーカーに関する素敵な署名記事が掲載されていた。こういう立場の記者がいることは素晴らしいことだと思う。 600ページを超す大著だが、読み飽きない。
この本を書くにあたり、著者はGoogleの内部に入り、多くの関係者から直接話を聞く機会に恵まれた。その事実がこの本を特別なものにしている。Googleの成功だけでなく、中国やSNS市場での蹉跌についてもその経緯が詳しく記されている。
この本が出版された後も、Motorola Mobilityの買収やGoogle+の開始など大きな出来事があった。最近ではプライバシーポリシーの統一という微妙な話もあった。まだまだ続きがある。
Googleはある意味まだ特別なポジショニングを持つ会社であることは否定できない。そして、Don't Be Evilという社是の持つ意味はますます大きくなっているように思う。
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現在までのグーグルの歴史。ペイジ-シュミット-ペイジのCEO回帰とちょうどいいタイミング。
ネットの世界では10年と言えば2世代は過ぎたと言える。検索広告を確立してしまい、そのキャッシュフローで好き勝手やってきた幼稚とも言える新興企業が、プライバシー問題、モバイル参入、中国撤退の波を乗り越え大企業としてのグーグルが現れてくるの歴史を描いている。
誰がこうしたという文章の積み上げで600ページ強になっており、読むのは疲れるが、読み終わってみれば無駄は少ないと感じる。
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創業者二人、自分の興味を追求するモンテッソーリ教育の成果。客観的データと論理。
能力のある人を如何に惹き付け集められるか、なのですね。
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グーグルの創業から現在までを、内部での詳細な取材を通して紹介した、読み応えのある一冊。
ITオタクの創業者コンビが、技術への信仰と情報のフラット化への信念を貫いて、ここまで巨大な会社を作り上げてきたストーリーの裏側がよくわかるだけでなく、中国での苦闘と挫折、そして巨大化したグーグルがフェイスブックの急追に苦しむ姿も非常にリアルに伝わってくる。
グーグルのアルゴリズムとフェイスブックのキューレーションの真っ向からの対決がここ数年間のネットの流れであるが、本書を読むと、まだまだグーグルには蓄積されたデータベースと技術の底力があり、簡単には倒れないなと感じる。
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googleができた当初から、最近までの事が書かれた本。
googleの職場環境はこの本で書かれたことだけを見ると、とても魅力的だった。きっと裏の面もあるだろうが。
googleが世界上のウェブページを集めてサーバーに保管しているとは知らなかった。その情報が外部に漏れることはないのだろうかと思った。
googleはとても魅力的だが、やっていることには多々疑問を感じる。
特に個人情報を見境なく収集することなど。
その点は改善してほしい。
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Googleの設立時のときから、現在に至るまで詳細に書かれた良書。
Googleのビジョンや成功、苦悩が偏見なしに書かれている。
これほどのGoogle本は出てこないんじゃないかというレベル。
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2011年末の本
天才数学者のクソかっこいいドキュメンタリー
創業者のペイジ&ブリンのグーグル誕生から、vs中国まで。
進化する検索エンジンのアルゴリズム、人工知能、IPO、教育論、組織論、シリコンバレーの雰囲気。
やっぱ、西海岸憧れるなー。googleはシリコンバレーのベンチャースピリッツの影響もあるけど、ペイジ&ブリンが受けたモンテッソーリ教育が影響でかいと思う。子供たち自身が好きなことを徹底してやり続けさせる教育。それがgoogleのユーモアにつながる。
ひたすらギークだけど。。日本とは違うな。
欧米には充実した教育ていう切り札がある。さあ、これからの日本どーする??
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グーグルという会社を内部に近い立場から克明に記録したドキュメンタリ.
感じた点は以下の2つ.
・会社が大きくなることによるジレンマをグーグルも例に漏れず抱えてきている.
・創業者が会社を経営している限り集めた情報を邪悪な目的にはつかわないのでは,と(今のところ)感じる.その点では個人情報を収集することで便利なサービスを出すことには賛成.ただ,2人がgoogleを去った後がとても怖い.
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Googleの検索エンジンや広告システムは誰もが知るところだと思うが、本書を読めばその仕組み、考え、未来、歴史全てが明らかになるだろう。
Googleの秘密主義、極秘情報、解いてしまった莫大な収益を上げる秘訣とは何か。
ノンフィクションで綴られた全編がまるで、壮大な物語かと錯覚するほど、興味をそそられ、そして大きな感動を与えてくれるのだ。
マイクロソフトやAppleなどの経営方針などの関連性も背景に比べてみても面白い。
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画期的なサービス提供の根底に流れているグーグル的な考え方に触れることができる感じで、とても面白いです。
結構分厚い本ですが、引き込まれてすぐ読み終えてしまいました。IT業界にいる人なら結構スイスイ読めるのではないでしょうか。
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良くあるGoogle讃歌本ではなくて、客観的なドキュメンタリーみたいな感じで、そこがよかったですね。
最先端の情報処理技術と倫理の葛藤についての記載が凄く面白かったです。特に、著作権処理とフェアユースについて。
倫理的な側面から是非を問われちゃうような革新的な仕事に憧れますね。
翻訳がちょっといけてなくて、主語がなかったりする文があるのが気になったけれども量の割に読みやすく、テーマ別に書かれているので頭にも入りやすいです。
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グーグルの中身が分かる良い本。
分厚くて読むの時間かかったけどね。
内容は、経営に関する様々なことが書かれている。
秘密主義・OKR(目的と主要な成果)・作業環境・
採用の方法・内部的には結構情報がオープンなこと・
社員に給与の等級を秘密にして、「認識バイアス」を
防いでいたこと・服装・その他哲学。など。
世界で知的トップ企業の一つとしての
経営のやり方が分かって、読んでいて楽しかった。
社員の名前がたくさん出てくるから、整理しようとすると
大変になると思う。
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グーグルの設立から成長するまでが非常に細かく書かれており、素晴らしい。
■特に面白かったこと
・グーグルが検索技術を開発した当時、バイドゥも含めて同じことを考えている企業が多かった。
グーグルが生まれたのは歴史的必然であり、グーグルが成功したのはプロダクトへの信念と自由な環境にあった。
・社内への情報は非常にオープンだったが、社外に対しては非常に情報を隠していた
・内製化にこだわり、自分たちでデータセンターを設計・運営してしまう
・ある意味インフラ企業としてどうあるか、という考え方
・非常に選民的で、その基準は大学の偏差値と成績
・コードイエローという非常事態宣言があり、その宣言がなされるとチームのリーダーには黄色のタンクトップが渡され、自由に多プロジェクトから人を抜くことができた
・社員の人事上の等級は明らかにしない。なぜなら明らかにすると意思決定や議論にバイアスがかかるから
・遊び心を非常に重要視しており、エイプリルフールを大切にする
・アンドロイドアプリには異常にオープンにも関わらず、広告に対しては強く検閲を行っている
・グーグルユニバーシティというものがあり、ギリシャ神話や文芸創作、ワインまで教えている
・IPO後は日々の株価の上下で従業員の生産性も上下した
・大企業からはグーグルが生まれなかったし、グーグルからはfacebookは生まれなかった
ー文化の違い、そして新規のものを生まない意思決定の仕組み(機会費用で考えてしまうなど)