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スパイは何を信じていけばいいのでしょうか。自分の目的・職務も誰かが描いた物語の中の自分の知らない役割の一つ。周到な計画により行動していたと思っていても真の目的を知らずに演じさせられていただけ。事実をつきとめたとしても、その世界の真実とは受け入れられず、そしてその結果が虚しく悲しいものだったとしたら。さらにその後にそれを上回る虚しさが最後に待っていた。凄いお話。
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面白い!!! 『国家の謀略』の後だったから余計に良かった。最終章は怒涛の展開。素晴らしかったなぁ。
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スマイリーのシリーズと、チャーリーマフィンのシリーズを読み比べております。どちらも、それなりに興味深い、展開ではないかと思っております。
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古典的スパイ小説
前回はすっぱかったので、スパイ小説の古典に挑戦。
1963年の作品。スーパーヒーローではなく等身大の主人公が受けた当時のベストセラー。
東ドイツを舞台として、イギリスのスパイを主人公にしたどんでん返しが描かれる。今となれば筋もそう際だったものではないが、金字塔といわれる価値はあると思う。
でもエンディングが暗いね
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スパイ小説に嵌ったきっかけの一冊。
熱中して一気読みしました。
手に汗握る展開と、大どんでん返しがこの小説の
魅力です。
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ハデな銃撃戦とかじゃなく、リアリティのあるジメジメした感じの諜報活動がスパイ小説としては新鮮なんじゃないか。
何回ひっくり返すんだってぐらいどんでん返しがあって、淡々と進むストーリーながら退屈しなかった。ただ突っ込むなら寒い国から帰ってねぇだろと。
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登場人物の知っている情報と読者に与えられている情報の差が、物語に謎を与え、文章を読み進める推進力となっている。後半その差が一致してからの緊張感はたまらなかった。ドキドキした。
明確な個人 vs. 全体(組織)というテーマも、エンディングに至るまで印象的に描かれている。
硬派な文体は好き嫌いが別れるかもしれないが、十分引き込まれるものがあった。
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・・・どよーん
動揺したせいか
ラストのオチを読み返してしまった。
やはりそうか。そうだよね。
フィクションですけどね。
フィクション。2度言う。落ち着こう。
こういう時代があったことも事実だけれどね。
スマイリーとギラム
ちらっと出てきてる。お留守ですか、そうですか。
読後 絶版になってしまっている
スマイリー関連2冊を手に入れてしまった。
こうなったら最後まで読むしかございません。
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スパイ小説であるが、アメリカ小説と異なりハッピーエンドでは終わらないので、これだけ小説として有名になったのであろう。ベルリンについて知らないと興味が半減すると思われる。
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スパイ小説の古典、面白かった!!
アクション劇はほぼ皆無で、
尋問描写と
三人称で人物の所作とインサイトの描写を中心に
進行していくので、淡々とした進行に映るのだが、
寒い国へステージを移して以降の、
たたみ掛け方が凄まじく、
攻守の激しい移ろい、綯い交ぜとなる真実に辿る複数の筋、
が 「この先どうなるんっ!!??」の連続で、
頁を繰る手が止まらず、
ラスト100ページは あっという間に読み終えてしまった
とりわけ
査問会議(法廷劇といえるかな)が圧倒的だった
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★粗筋★
英国情報部のスパイ、リーマスを巡って二転三転四転する物語。
読み手の裏をかくスリリングな展開とリアリティーが映えるタッチに注目!
ぜーんぜんおもろない。何故、この作品がエドガー賞取ったのか分からん。サスペンス小説ベスト100のスパイ小説部門1位に選ばれてるのも不思議。
ストーリーのみで勝負する作家なんかなー。
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スパイ小説の名作、という位置づけの小説。
途中まではどうなの?と思いながらページをめくっていたが、後半の展開はなるほどです。
最後、そうきますか。。。
情景の浮かぶ小説ではあります。
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王道スパイ小説から徹底的に主人公の強さを削ぎ落してみました。ほんと主人公何もできない。国の駒。それがかっこ悪いわけではなくて、これが「スパイ」なんだな、と。法廷シーンなんかとても良かった。
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時代は東西ドイツに分かれていた冷戦時代。英国のスパイリーマスが任務に失敗するところから物語は始まる。リーマスの起死回生の策成るか?東独のスパイである仇敵ムントとの対決や如何に!本書で英国諜報部MI6のことを通称「サーカス」ということを初めて知った。
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スパイものということで、ジェームス・ボンドのようなものを想像していた。最初はとまどったが、すぐにストーリーに引き込まれて一気に読んでしまった。
このてのものでリアリティーをおえば、爽やかなラストなどを期待するほうがおかしいんだろうけれど、後味が悪く読後しばらく憂鬱な気分になった。スパイものはやっぱりハリウッド的娯楽作品のほうが私には合うみたいだ。