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私が簿記を勉強しはじめた頃のB/S、P/Lの関係性がいまいちわからなかった時に、これを読んでたら、すごく感動してただろうな〜。勘定連絡図がここまでわかりやすく書いてある会計入門書は、初めて。著者が書いた『財務3表一体理解法』(朝日新書)より、図やカラーが豊富でわかりやすい。
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わかりやすい!
簿記をがむしゃらに勉強していただけでは見えない、
財務3表のつながりがよくわかった。
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わかりやすい本でした。
図があるのが大きいですね。
図があることによって財務3表の大まかなつながりがわかったような感があります。
内容はそんなに難しくないのであとはこれを実践をして身につけることが重要でしょう。
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PL・・・損益計算書は、事業やサービスの収益体質を表していいる。
BS・・・貸借対照表は、会社・企業の資産価値を表している。
CS・・・キャッシュフロー計算書は、特に現金の流れを表すことで、
健全性を評価している。特に直接CSは。
企業は、税金を払いたくないから、現金を資産(経費)に計上することで
節税している???
PL:「期末商品棚卸高」=CS:「棚卸資産の増加」は、利益を増やすが
商品が死に財なら、(売れないなら)利益ではないので注意が必要。
総利益に対しての構成比率に注意が必要。
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09/12/26
BSとPLとCSを一体にして理解する事を目的とした
わかりやすい本。
取引を行うたびに、どこが変るかBS・PL・CSを
一ページにまとめて解説を行う。
・利息は純粋な営業CFには含まれない。だから「小計」の下にある。
・お金を使い切っていてもその成果が将来に影響するようなものを
繰延資産として計上する。
・法人税は税引き前当期純利益にかかるのではなく、「課税所得」
にかかる。
・会計の「費用」の一部に、税法の「損金」にならないものがある。交際費。
・配当する場合は、資本準備金の額と合わせて資本金の4分の1になるまで、配当金の10分の1を利益準備金として積み立てることが求められている。
・粉飾・・・売上の水増し、在庫操作、カイシュウ困難な売掛金放置、
社長への貸付、請求書を翌期に遅らせてもらう。
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★読む目的 !
財務知識をつける!
★INPUT
・会社がおこなっている基本活動は、『お金を集めて』『何かに投資し』『利益を上げる』という3つの活動。BSの右側は『どのようにお金を集めてきたか』で、左側は『集めてきたお金を何に投資したか』。PLは『どのくらい利益を上げているか』。CSは会社の現金の動きを表す『会社の家計簿』。
・複式簿記は15世紀に北イタリアのベニスの商人たちがつけた帳簿から始まったと言われている。試算表を上下にパカッと分けると、上がBSで下がPLになっている。PLとBSはつながっている。
・財務分析指標の種類は100以上あるが、大きく分けると『収益性』『安定性』『成長性』の3つ。その中でも『収益性』が最も大切。
売上高粗利益率:高い会社は、販売する商品やサービス自体に競争力がある(売上原価よりかなり高く販売ができている状態)。
売上高営業利益率:高い会社は、本業の事業効率が良い会社。同業他社と比較すると本業の効率性がわかる。
売上高経常利益率:売上高営業利益率に比べ、低くなるのが普通。多くの会社は預金より借入金のほうがはるかに大きく、営業外収益より営業外費用のほうが大きいため。
・流動比率=流動資産÷流動負債 :お金を支払ってくれそうかを見る指標
当座比率=当座資産(現預金+受取手形+売掛金)÷流動負債 :さらに厳しく支払能力を見る指標
自己資本比率=自己資本÷総資本:自己資本は返済する必要のないお金(資産の部から新株予約権、少数株主持分を除いた金額)。資本金が少なくても、毎期利益を出して利益剰余金が積み立てていれば、自己資本比率は高くなる。利益剰余金が大きい会社は、過去に業績がよく利益を出してきた会社。利益剰余金を見れば、その会社の過去の経営状態がおおよそわかる。
・経営者はPLとBSとCSに責任を持つこと。事業という観点では『売上』と『利益』だけでなく、『投資』と『リターン』の視点が必要。投資とリターンの関係である経営効率をどう上げていくかという観点に立てば、BSを見ながら経営をする必要がある。無駄な資産をどのように減らしていくかという視点。BSは経営者の成績表。毎期黒字を出していれば利益剰余金が増え、必然的に自己資本比率は高くなる。会社が倒産するのは、経営者がBSを読めないから。
★ウガンダの感想
財務表には表れない重要なこともあります。例えば、その会社の社長や従業員の考え方や意欲・能力レベルです。『自社の売り上げと利益のことばかり』を考えているような会社に将来はありません。『多くの利益は出なくても、お客様に喜ばれ、常に自分たちのレベルを上げることに努力を惜しまない』会社は、いつか必ず花開くことを忘れずに!
★一言で言うなら
『つながりを見る!』
★OUTPUT
・下記の点に注意する
①BSの中身は、左右共に上から流動化しやすい順に並んでいる②PLの利益は現金を表しているのではない③借り得れ金の返済はPLのどこにも表れない。財務活動はBS。
・費用計上と資産計上の違いを把握
事務用品はBSの資産の部に出てこない。会計的に厳密にいえば、事務用品も買った時点では資産に計上し、期末に棚卸をして使ったものだけを費用計上するのが望ましい。しかし、金額的に重要でないものは、資産に計上するではなく、最初からPLの費用として計上するのが一般的。そして、費用と計上したものは期末までに使い切って、資産として残っていないと認識する。
・資本剰余金を把握
資本剰余金の中の『資本準備金』は『払込資本のうち資本金に入れないもの』。税法上は資本金1憶円以下の法人は『中小法人』とされ、税率が低くなるメリットがある。そこで、資本金を増やさず、別の勘定『資本準備金』を増やす。財務の専門家は、『資本金』と『資本剰余金』の額をセットで見る場合が多い。『その他資本剰余金』は、減資や資本準備金の取り崩しをしたときに出てくる差損益を入れておく項目。
・利益剰余金を把握
『資本剰余金』とはまったく別物。利益剰余金は『会社が集めてきたお金』を表すところ。利益剰余金の一番上の『利益準備金』は、法律で積み立てが求められている(内部留保)。配当する場合は、資本準備金の額と合わせて資本金1/4にまるまで、配当金の1/10を利益剰余金として積み立てなければならない。会社が任意に、利益を配当として社外に分配するのではなく、社内に内部留保として積み立てるのが『任意積立金』。
・事業が再生できるかどうかの1つの判断基準は、営業キャッシュフローがプラスかどうか。つまり本業で現金を生み出せているかどうか。
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これは良書だと思う。ていうか財務三表を一体理解しようというやり方が新鮮なんだろうな。
一応財務諸表の基本は判ってたつもりだけど、頭の中で知識が有機的に繋がった気がした。
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これは良本です!!
財務3表(PL・BS・CS)の意味が分からず、
簿記の勉強をしている方に特にお勧めします。
簿記の勉強しなくても、
財務3表の意味がわかるようになります!
父ちゃん経営の中小企業社長に読んでいただきたいです!
社長!従業員の笑顔のために、この本を読んでください!
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図解で分かりやすかったけど、やはり会計知識をマスターするには少し時間がかかります。でも、つかみはこの本から行くと良いのではないかと思います。
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財務3表の目的
お金を集める
お金を投資する
利益をあげる
取引を始めようとする相手の会社でまず見るところは流動比率。
流動資産/流動負債
出来上がっているPLとBSから逆算してCSを作る方法が間接方のCS。世の中のほとんどは間接方のCS。
投資、財務キャッシュフローは直説法と間接方で作り方は同じ。
会計の目的・・・会社の状況を正しく説明する
税法の目的・・・公平に税金をとること
2005年の上場企業のデータ
総資本回転率=1.01なので売上と総資本(資産と同じ金額)の額が一致する。
売り上げ総利益率23%、営業利益率5.8%、営業利益より経常利益の方が多くなっているので日本の上場企業は優良企業が多いと言うこと。
支払い利息は売上の0.5%で貸出金利と社債の利回りが1.7%なので貸付の利回りより投資の利回りの方が3倍くらい良い。
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アレってこうなってるのか…お、知らなかった…
何となく名前は知っているけども、実際のところ「説明せよ」と言われてもモゴモゴしてしまいそうな浅はかな知識。。
会計のこと、気にはなるけど、何となく近づきにくい。。と思っている私のような人間にはちょうどピッタリな解説本。かなり初心者向けと思われるが、財務3表がどうつながっているのか等々非常に解りやすい具体例で説明されているので、「何となく知っている」人にもある意味「目ウロコ」を実感するかもしれない。
「プロフェッショナル・サラリーマン」中でも紹介されていたので読んでみた。
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2012/02/18読み始める。
2012/03/06読了。
BS・PL・CSを繋がりを意識して書かれていて分かりやすい。お勧めの一冊。
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國貞さんの「理解法」の演習編といったところでしょうか?3表が図解で示されているのでより分かりやすいです。案件ごとに図解で示されているので、辞書のようにもつかえるかも。
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目次
1 会計の基本的な仕組みを理解しよう
・そもそも財務3表は何のためにあるのか?
・なぜ会社は家計簿のような収支計算書を使わないのか?
・収支計算書と複式簿記の帳簿はいったい何が違うのか?
・損益計算書の5つの利益とは
・BSはなぜ左右がバランスするのか
・債務超過とは会社がどんな状態なのか
・勘定合って銭足らずとは
・CSでは何を見ているのか
・PLとBSからCSを計算するには
・会計を理解するには簿記を勉強するしかないのか
2 これがわかれば会計の全体像が見えてくる
・PL、BS、CSはどうつながっているのか?
・会社を設立して銀行から借入をするとPLに変化はあるか?
・事務用品の購入とコンピュータの購入では会計上何が違うのか?
ほか
3 財務3表から会社の様子をつかもう
・財務3表からざっくりと会社の様子をつかむ
・PLの5つの利益から会社の特徴がわかる
・BSを図にすれば、会社の状態は一目瞭然
ほか
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「財務3表のつながりから会計の全体像を理解しよう」というコンセプトの本。
まさにコンセプト通りの本であり、専門書みたいに難しく説明もしていないので、気軽に読めます。
ただ、あくまでも「全体像」を把握するための本なので説明不足を感じる人もいるかもしれません。
PART1 会計の基本的な仕組みを理解しよう
PART2 これがわかれば会計の全体像が見えてくる
PART3 財務3表から会社の様子をつかもう