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仕事の中での対話の重要性。非常に腑に落ちました。導管メタファーだけではダメなんだな。個人的には昔から気になっていた言葉が様々な場所に登場して、それらが関連付けできたのが、大きかった本でした。
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今日の1冊「ダイアローグ 対話する組織」(中原淳、長岡健)
今までの教育は、上から下へ知識を教え込む方式が主体でした。
このやり方だと受けては、理解したけど実行できないということが起こります。
共感が得られ、行動や考え方に反映されて初めて本当に伝わったと言うことができます。
一方通行にならない教育方法として対話(ダイアローグ)があります。
特に理念、信念、ビジョンの共有するためには有効だそうです。
一つのテーマについてお互いに意見を交換することで相互に理解を深めてゆくコミュニケーション手段です。
対話(ダイアローグ)は理想的なコミュニケーション手段だと思います。
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社会構成主義、アンラーニングについて初めて学んだ。経営にも教育にも活かすことができる非常に価値のある本である。
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コミュニケーションとは一方的な情報伝達ではなく、双方向的な相互作用的なものである。
議論では多様な立場が対立の原因になることがあるが、対話では多様な立場は多様な視点であり望ましいものとなる。
学習とは伝達ではなく変容なのである。
他者の経験した事例発表が、どうも腑に落ちにくいのはそれが単なる一方通行の情報伝達に終わっていたせいではないかと気がついた。
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2020年5月再読
「物事の意味とは客観的事実ではなく、社会的な構成物である」というのが、社会構成主義の考え方。要するに、客観的に存在していると思っている「物事の意味」が、実は人々の社会的なやりとりの結果としてつくり出されてきたものである、という考え方。
難しい考え方であるが、私の理解は、ある集団の中での、普段のやり取りが、その集団の現実になるという感覚。悲観的なやり取りばかりの職場の現実は、決して明るいものにならないということ。言葉が、コミュニケーションが現実社会を構成する、ということ。
面白いと、思うが、まだ何となく眉に唾をつけて読んでいる。もう少し、ちゃんと社会構成主義の勉強しないと、なんとも言えない。
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教育学者と社会学者の視点から書いた学術本的な要素が強い本である。これを勘違いするとやや手痛いしっぺい返しを食らうと思います。
「対話」が少なくなる、薄くなって久しいと言われていますが、メールやプレゼン資料などIT関係などを中心にいろいろな道具が揃っても、肝心の人と人のコミュニケーションである双方向的な対話が欠けている場面は多いです。
そのような「導管メタファー」が多いからこそ、組織の変革などのためには、対話が必要である(独白であるモノローグではない)があることを、論証を丁寧にしている本だと思いました。
昔は当たり前にあった人と人が向き合って、言葉で対話することが対話をしなくてもよいじだいになったこともあって、その対話の必要性は増している気がします。
最後に一言、時代は変化し、変化が新たな問題を生み出している事例なのかなと思いました。
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組織における問題の原因は他にもあるし、原因の構造としては「評価制度」が主たるのではないかと思っているけど「組織で支配的なコミュニケーションの在り方」が問題を引き起こしている、という指摘はとても共感した。同じ内容を言ってても、どう伝わるか、で全然その後の組織行動が変わることを実感しているからだ。
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ものすごく参考になる本だった
必ず時間が経ったらもう一度読み直したい
今の時代はそれぞれ一人一人が自分でやる気を出し行ったことに生きがいを感じる
誰かに言われてはやりたくない
そういった前提のもとに組織をより活性化させていくには、ダイアローグが大切である
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最近何かと話題のダイアログだが、定義すらあいまいで、どうにも?みようがない。直感的には優れたコミュニケーションツールだとは思うのだが。この本も、なんとも読み応えがしない。
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対話には、
行動が理念に沿ったものだったか?
正しい問題設定ができているか?
の意味づけをする重要な効果がある
対話と議論を混ぜながら意思決定をしていく必要
一方通行のコミュニケーションでは、相手の行動は変わらない
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実はデイヴィッド・ボームの「ダイアローグ」は小難しくて今ひとつピンとこなかったんだけど、この本はいい。
「対話」の定義やその意味付けが丁寧にわかりやすい(かつ著者自身の)言葉で、書かれている感じ。
あとちゃんと「対話」のネガティブな一面にも言及しているところが好感が持てました。
著者の方達と"ダイアローグ・オン・ダイアローグ"がしてみたいのと、「ラーニングバー」にも興味津々です。
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DIALOGUE CHANGE
https://www.diamond.co.jp/book/9784478005675.html ,
http://www.nakahara-lab.net/
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”中原淳さんと長岡健さんの共著。
・「組織におけるコミュニケーションのあり方」
・「働く大人の学びや成長」を促す
<抄録(抜き書き)>
・コミュニケーションを「創造的理解にいたる継続的な相互作用のプロセス」と見なすコミュニケーション観です。(p.66)
※ジョージ・レイコフとマーク・ジョンソン。導管メタファーとは異なるもの。
・筆者らは、ここにも「対話」が果たす役割は大きいと考えています。暗黙知・実践知を組織内で共有するには、人が「私」の経験やエピソードを語り合い、そこから洞察を得る、という機会が不可欠なのではないかと考えます。(p.141)
・この秘密は、(略)コピー機修理の手続き的知識は、修理工一人ひとりの「個人の頭の中」に蓄積されていたのではなく、コピー修理工たちの人的つながり=ヒューマン・ネットワーク全体に、分散したかたちで存在していたことです。(p.152)
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あなたは、大人に学べという
あなたは、大人に成長せよという
あなたは、大人に変容せよという
あなたは、大人にダイアローグせよ、という
で、そういう「あなた」はどうなのだ?
あなたは学んでいるのか?
あなた自身は成長しようとしているのか?
あなた自身は変わろうとしているのか?
そして、あなたはダイアローグの中にいるのか?
そう、筆者たち自身も問われているのです。
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<きっかけ>
職場の図書コーナーからの借り本。”
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気がつけば対話ではなく対論になっている、そうしたコミュニケーションが最近多くないか?
例えば、職場で。または、ネット空間で。
しかしもっと自分の体験や思いを起点に耳を傾け、理解し合うことで見えて来るものがある。
対論では、相手をその場で打ち負かすことが出来たとしても、協力を得られるとは限らない。対話のようなしなやかなアプローチこそが、平時のコミュニケーションでは大事だと感じた。
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北欧では精神科疾患のある人とのオープンダイアローグが症状緩和、治療効果があるという。経営、組織への援用のほどは...。まあ読めばわかります。サードプレイスをこういう場にするべく実践してきたが、まだまだ足りないことを再確認。企業内研修以外の場(対話を通じた学びほぐし)をリデザインするためのインプットでした。