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マネジメントの父ドラッカーがマネジメントの体系を集大成した「マネジメント−課題、責任、実践」のエッセンシャル版。マネジメントの本格的入門書として広く読まれている本です。
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自分が研修をやる側になったときに参考書として手に取った。が、難しすぎて、というか内容が豊富的かつ抽象的(何かを示唆するような表現が多い)な気がして、消化不良。途中まで読んでまた今度と思いました。ただ内容が悪かったというわけではなく、自分の理解力や経験が追いつかなかった感じです。
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「マネジメント」において必要な基本・原則を詳細に論じています。知識本というよりは、考え方を身につけるための本だと思います。基本からわかりやすく説明しているので、初心者にもおススメです。個人的には、「意思決定」や「コミュニケーション」の項目は大変参考になりました。
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昨年夭折した稀代稀に見る賢人ドラッガー氏のマネジメント論をギュッと圧縮して400ページ弱にまとめたもの。マネジメントのプロフェッショナルを目指すなら前文を読むべきだが、エッセンシャル版でも素人には充分な内容
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『はじめに』
①マネジメントには基本とすべきもの,原則とすべきものがある.
②それらの原則は,それぞれの企業,機関,NPOの置かれた国,文化,状況に応じて適用していかなければならない.
③基本と原則に反するものは例外なく時を経ず破綻する.
【マネジメントの使命】
①自らの組織に特有の使命を果たす.
②仕事を通じて働く人を生かす.
③みずからが社会に与える影響を処理するとともに,社会の問題について貢献する.
・企業の目的は,ひとつしかない.それは,顧客を創造することである.したがって,企業は二つの,そして二つだけの基本的な機能を持つ.
①マーケティング-顧客の欲求からスタートする.
②イノベーション-新しい満足を生み出す.
・あらゆる種類の活動,製品,工程,市場について,「もし今日これをおこなっていなかったとしても,改めておこなおうとするか」を自らに問いかける.
・仕事を生産的にするために必要なもの.
①分析.仕事に必要な作業と手順と道具を知らなければならない.
②総合.
③管理.仕事のプロセスの中に,方向付け,質と量,基準と例外についての管理手段を組み込まなければならない.
④道具.
・さらに基本的なこととして,成果すなわちアウトプットを中心に考えなければならない.技能や知識など仕事へのインプットからスタートしてはいけない.
・人のマネジメントとは,人の強みを発揮させることである.
【マネジメントの目的】
・マネージャーとは何か.「人の仕事に責任を持つ者」から「組織の成果に責任を持つ者」へ.
・あらゆるマネージャーに共通の仕事.
①目標を設定する.
②組織する.
③動機付けとコミュニケーションを図る.
④評価測定する.
⑤人材を開発する.
・日本流の意思決定.
①何についての意思決定かを決めることに重点を置く.答えではなく問題を明らかにする.
②反対意見を出やすくする.意見の対立を促し,だまされることを防ぎ,代案を手にする.
③当然の解決策よりも複数の解決案を問題にする.
④いかなる地位の誰が決定すべきかを問題にする.
⑤決定後の関係者の売込みを不要にする.
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・企業は利益追求のためにあるのではなく全て顧客のためにある。
・事業の目的を明確にすること。
ex:フォードのライバルは車メーカーではなくダイヤモンドなどの販売業者。
つまり、車を売るのではなくステータスを売ることを目的としている。
・基本と原則に反するものは、例外なく破綻する。
⇒為替に応用。
・悪い組織の例
等原則が網羅されている。流し読みだったせいかあまりピンと
来るところが少なかった気がする。
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もう一度読み返したい。
ところどころ、何度もうなずく場面あり、いろいろと参考になる。
こんな時代だから、みんなもっと、今一度ドラッカーを読み返してみるべきだと思う。
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マネジメントといったらこれを読まなければ始まりません。
読まないでマネジメントをするのは時間がもったいない。
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次の一文が刺さった。
>経営者は従業員の内面にまで口を出すことは出来ない。
雇用とは特定の成果を求める特定の契約である…。
その契約の範囲を超えようとするのは権利の侵害だ。
それは不道徳で、プライバシーを侵すことにもなる。
権力の濫用だ。
従業員に対して「忠誠心」や「愛社精神」を要求することも、仕事への「姿勢」を云々することもできない
―――従業員が求められているのは成果だけである。
Output重視なのが、いい(^^)
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『もしドラ』のおかげで最近注目を浴びている本。
読んでみた感想は、(さっぱりわからん・・・)です。
何言っているのかよくわからないのです。
ただこの本のすごいところは、年長の人ほど『素晴らしい本だ』というところです。
ドラッカーはあとから効いてくる。らしいので、今後も読み返して生きたいと思います。
抜粋はわかりやすく、且つ面白いと感じた部分を取り上げました。
特に企業と利益の関係は、自分には今までにない考え方でした。
(企業とは何か)
利益は個々の企業にとっても必要である。しかしそれは企業や企業活動にとって、目的ではなく条件である。
企業活動や企業の意思決定にとって、原因や理由や根拠ではなく、その妥当性の判定基準となるものである。
(能力と価値観による限界)
~特に組織は、自らの価値体系に合致しない課題に取り組むことを避けなければならない。
熟練や知識は容易に手に出来る。だが価値観を変えることはできない。
重要と思っていない分野で優れた活動のできるものはいない。
企業にしても他の組織にしても、単に社会的な観点から、自らが重視していない問題に取り組んでも、そのために優れた人材を割いたり、十分な支援をすることはない。
(最大の貢献)
イギリスが200年にわたってインドを支配した背景には、インド総督府の優れた行政能力があった。インド総督府の要因は、最盛期の十九世紀でさえ1000人を越えなかった。しかも、そのほとんどが20代の若者だった。特に頭がよいわけでもない若者の一人ひとりが、特別の訓練も経験もなしに、面積や人口においてヨーロッパの小国に匹敵する広大な地域を治めた。
しかし200年にわたるトップマネジメントの失政、あるいはその不在を補っていたこの驚くべきミドルマネジメントの偉業を可能としたのは、きわめて簡単なことだった。
彼ら若者には、広くかつ挑戦に満ちた仕事が与えられていた。
(自己管理)
目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりをマネジメントできるようになることにある。
~自らの仕事ぶりを管理するには、自らの目標を知っているだけでは十分ではない。目標に照らして、自らの仕事ぶりと成果を評価できなければならない。
(体質の一致)
大手製薬会社の多くが化粧品や香水に多角化したが、いずれも成功していない。
製薬会社というものが、化粧品や香水を心底大事に思っていないからであろう。
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素晴らしい。
現在のビジネスにも十分通用する内容が多い。
ビジネスには行動と戦略も重要だが、
経営者の哲学も重要であると感じた。
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今の自分の経験値&見識では、この本の30パーセントも理解に及んでいないように思う。
時間を置いて再読したい。
会社がこういった本を社員研修用として読ませることをうれしく思う。
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・情報ライブ ミヤネ屋
2010年7月29日(木)13:55~ 日本テレビ系列にて紹介
マネジメント[エッセンシャル版]を紹介、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらと比較をしていた。
ドラッカーが自らのマネジメント論を体系化した大著『マネジメント――課題、責任、実践』のエッセンスを、初心者向けに一冊にまとめた本格的入門書。
本書は、マネジメントの仕事とは実践であり、成果を出すことであると明確に規定する。そして、そのためにマネジメントが果たすべき使命と役割、取り組むべき仕事、さらには中長期的に考えるべき戦略について、具体的に解説する。組織で働く人に、新しい目的意識と勇気を与える書。
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久しぶりに目からウロコと言いたくなるような本とであえた
経営学の父と呼ばれるだけはある
その名前はダテじゃなく、多くの企業経営者もこの人の本を愛読している
正直、20代の前半にこの本に出会えてよかったと思う
その一方で、まだまだ社会にでて働けていない自分には、
理解しきれない箇所があまりにも多いというのもまた事実だったりする
この本とは、今後の人生において、長い付き合いになりそうな、そんな予感がする本である
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非常に面白い・・・
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
とセットでおすすめである。
高校生以上ならこの本の内容は理解できるし、実践できるだろう。