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今の仕事に閉塞感を感じる人には超絶オススメ。経歴だけ見ると凄くエリートに見えるが、タイトルの通り愚直に進んできた結果、今の著者がいる。仕事を頑張る気がふつふつと湧いてくる本。本当にお勧め。
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読んで良かったです。この本では著者のスコープ(視野)の広がりが読み手としても実感できます。
MBA取得の話はとても感動しました。MBA取得の流れも細かく書いてありながら、著者の取得までの苦しみ、特に英語が聞き取れないことに対する苦しみが伝わってきました。留学するまでの厳しい審査や授業の厳しいシステムを知ることができただけでもこの本を読んだ価値がありました。MBA取得がここまで難しいことを初めて知りました。
その他にも戦略的コンサルタントの仕事の業務も少し分かり、著者が倒れるほどしんどいものであること、海外だからか3年で辞める風習があるなども知りました。
著者は努力の塊であり、数々の困難を乗り越えてきたことが分かりました。そしてその困難を乗り越えるときの心構えや、考え方など見習うべき点は非常に多かったです。
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現マイクロソフト日本法人社長が、日本hpの社長になった直後に出版された一冊。
この本を書いたあと、hp社長を任期半ばで退任し、産業再生機構傘下に入ったダイエーの社長にヘッドハントされ、志半ばで実質退任させられ、現在に至るというところなのですが、それはそれ、どういう過程でhp社長にまで至ったか、が事細かに記載されていました。
こう見えても人一倍上昇志向の強い私ですので、どうすればああなれるんかな、というのは非常に興味深いところだったんですが、この人の場合は、血を履くような努力をしているんだなぁというのが分かりましたし、見た目ほどスマートな生き方をしてきたわけでもないことがよくわかります。
このような人がMSのようなグローバル企業で、単なる日本のトップではなく、経営決定に大きく関与する立場になって欲しいなぁと思うのは私だけではないはず。同じことを真似はできないですが、この人が何歳の時にどうしていたか、というマイルストン計測の上では非常に参考にしたい方ですね。
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この本は樋口さんのこれまでの社会経験を通して、
ビジネスマンとして生きていくために非常に重要なエッセンスが詰まっている。
経歴だけを見ると常人では達しえないようなキャリアを歩んでいる樋口さんだが、
その時々でどのようなことを考えながらキャリアを歩んできたのか、
驕ることなく等身大の目線で書かれている。
いくつもの会社を渡り歩き、ビジネススクールにも通った樋口さんならではの
多面的で内容に富んだ一冊である。
非常に身に染みる一冊だった。
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日本人で有名な経営者と言えば、ソフトバンクの孫正義さんや、ファーストリテイリングの柳井正さんあたりになるのだろうか。
本書を書かれた樋口泰行さんは、前述の方々のような派手さはないが、如何にも日本人らしくコツコツと努力を積み重ね、トップまで上り詰めた日本有数の経営者のお一人だと思う。著書からも、その実直なお人柄がよく表れている。また、ご自身もまだまだ成長しなければならないと感じておられるところに、世間一般の会社員からも親近感がわくように感じられる。
しかし、やはりそんじょそこらの人とはキャリアが大きくかけ離れている。驚くべきは、30代後半からの数々の外資系企業でのご活躍である。お人柄は至って純日本人のようだが、外資系企業で働くなかで、グローバルに活躍できるスキルを獲得された。その手腕を生かして、ダイエーの再生にも白羽の矢が立つことになる。幾度か外資系企業の転職を繰り返し、日本企業のトップとして日本経済の復興にも貢献された稀有な人かと思う。
年齢はどうやっても取り返せないけれども、私も樋口さんのように、とにかく目の前の仕事に真摯に取り組んでいこうと思った。
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26.10.T字型の人間になろう。何事も真摯に。変人論?も読みたくなった。ハーバードはかなりの激務なんだそーだ。
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筆者の仕事・キャリアについての考え方が凝縮された一冊。華々しいキャリアの裏にあった、挫折や苦しみ、そしてそこからの飛躍が赤裸々に描かれている。目の前の仕事から決して逃げず、徹底的に向き合うことの大事さを改めて思う。これから働いていく中で、本書を自分の「精神的支柱」にしたい。
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キャリアを進めていく上で、目の前にあるタスクをこなし、クォリティをあげるのに全力を尽くす。
一見精神論的なことを言っているが、これには二つステップあって
1)自分のキャリアに対して明示的な目標を持つ
2)その目標を達成するためにキャリアを選び、愚直にタスクをこなす
ただ単純に2)をやってたらただの体育会系アホだけど、2)に加えて1)も大事
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著書の経歴の裏側がわかる。日系、外資の有名企業を渡り歩き、ハーバードビジネススクールでのMBA取得と聞くと単なるエリートと思うのだが、その背景には著者の血の滲むような努力がある。自身の経歴をここまで美化せずに書かれていることにも「愚直さ」を感じる。
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樋口社長の経歴に触れつつその哲学がよくわかる一冊。苦しい環境に身を置いて、全力で努力し続ければ道は拓けるという話はわりとありきたりなのかもしれない。しかし、このようなキャリアを歩んできた人が言うと、非常に説得力があって格好良い。自分のこれからの仕事に対する向き合い方において参考にしたい。
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奇しくも今私が働いている職場は、著者が新卒で配属された職場とよく似ているので、非常に共感でき、また自分の至らなさを痛感させられました。
仕事の考え方について学ぶところが多数ありました。
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友人から勧められて読んだ.樋口泰行さんの会社生活を振り返っての自伝.すごい経歴の持ち主だと思うが,平易な文章でつづられており非常に読みやすい.人柄が文体から色濃く感じられる.同じ企業出身ということから根底に持っている価値観が似通ったところがあるのか,シンパシーを感じながら読み進められた.
キャリアアップしていくにつれて発揮するスキルのレベル感も変わってくるが,ビジネスに取り組む姿勢には一貫性がある.転職はあまり考えていないが,身につけていきたいスキルや考え方が似ているところもあり,今後のキャリアビジョンを描く上でプラスになった.
個人的に参考になったのは以下.
・事業全体を俯瞰する視点の大切さ
・MBA留学先の比較
・ハーバードビジネススクールでのスクールライフ
・コンサル会社の実態
・外部コンサルタントと社内の立場の違い
汗をかかずして成長はないと改めて感じた.さて,がんばるか!
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自分の存在価値を示す
世の中に勉強にならない仕事などない
自分より一段上の仕事をしようと心がけていた
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最近自分が考えていることをうまく言語化してくれていたのでよかった。
それにシンプルに、読んでいて面白い。
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多くの困難に直面し、のりこえられてきた人の言葉は重いね。
「易きに流れそうになるとき、なぜ自分がここで踏ん張らなければならないのか。その理由を明確に持っているかどうかがキャリアの分かれ道になる。踏ん張る理由は、本で読んだり、人から聞いた話ではなく、日々の仕事における努力の中から生まれた必然性の高い理由であるはずだ。」