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ある一定の緊張感を持ったままストーリーが進みます。適度にハラハラさせる展開も巧いです。しかし期待が大きすぎたのか、少し拍子抜けでした。
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ミステリー小説ってこんなに面白いんだー!!と感激した一冊。
「99%の誘拐」はコンピュータのハイテクさと、頭脳的トリックと、心地の良い疾走感が最高です。それに、基本的に最後まで爽やかなのもお気に入り!
余談ですが、私はこの本以降、岡嶋二人さんの本はほぼ全て読み尽くしました。ちなみに、他の本も全て期待を裏切りませんでしたよ。そして、「99%の誘拐」を読まなかったら、私は読書が趣味にはならなかったでしょう。もともと私は読書が大嫌いでしたから。
まー、それほど面白い!ってことですよ。
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だいぶ前に書かれた作品であるにも関わらず、コンピュータ技術を駆使した作品。その当時にここまで考え、今なお楽しく読めるのだから、素晴らしい作品なんだろう。個人的には、続きというか、事件後の慎吾の生活の話があったらおもしろいんじゃないかなぁと。歴史は繰り返される?
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完全犯罪を企てる作品デス!!
犯人はすぐわかっちゃうカラ、犯人のトリックを楽しむ内容カナ??
私は結構楽しめました!!
すぐ読めちゃう!!
でも、なんか内容が交錯する場面もあった・・・
この人何のために出てきたん!!??的なね・・・
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よく行く有隣堂でしつこくオススメしているから、なんとなく手に取ったのですが普通に面白かった。
テンポ良く あっという間に読み終わってた。
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20年近く前に書かれた本なのに、コンピュータを使った完全犯罪を見事に書いていると思った。犯人は始めの方で分かるのに、それでも読めちゃう面白さ。作者が、2人(徳山じゅんいち、井上泉)の共作筆名っていうのにも驚いた。
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面白かった〜!どんどん読めた。でもこんなにうまくいくのかな。主人公のその後が知りたい…。 2006.7読了
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第10回吉川英治文学新人賞受賞作。
昭和51年、大手カメラメーカー半導体事業部部長をつとめていた生駒洋一郎が胃がんの末期のため死んだ。彼は息子・慎吾に手記を残したのだが、その手記には昔慎吾が誘拐され、その無事と引き換えに金塊を奪われた事件の一部始終が克明に記載されていた。時は過ぎ、昭和62年。生駒慎吾は成長し、父親と同じ会社に勤めていた。そして再び、誘拐事件がおこる・・・。
誘拐事件は犯人を見つけるものではなく、犯人は最初からわかっていて、どういう方法で目的を達成するかが書かれている。最初から最後まで、コンピュータを駆使したもので、実際にこんなにうまくいくはずがないと思いながらも、その手順はあざやかで、ドキドキハラハラも最後まであった。ただ、犯人がここまでした動機がいまいち見えてこないのと、慎吾の人物像が最後までよく理解できなかった。
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電子工学の最先端技術で行われた非の打ち所のない誘拐犯罪。誘拐犯の思い描いたとおりに事は進むのだが、解説でもあるように「実行可能か否か」などの観点から評していては真価を味わうことはできない。それにしても、疾走感が凄い。予想を覆す今までにない犯罪工作に驚かされた。また再読したくなる傑作。
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こうしてインターネットを使っていなかった時に読んでいたら自分はどんだけこの作品にハマッていたのだろうと思ってしまいました。
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後の1%は、と考えたいところ。これも綿密な構成になっていて、ホント感嘆です。
こういうタイプの犯罪を描いてる作品は、他にあまりなく面白いです。
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10年前に読んだらとっても刺激的!今読んだら、こうやって技術は発展したのかぁといった印象。
そして時代の流れによってなんでもできてしまうんだなぁ・・って思いました。
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20年前の誘拐事件をモチーフにした誘拐が起きる。
その犯行はコンピュータによって制御されていたものだった。
講談社から出たのは最近だけど
話自体は20年以上前にかかれたもの。
当時としては最新のハイテク機器をふんだんに盛り込んでいるが
今となってはちょっと古臭い感覚を覚える。
しかし緊迫感はかなりのもの。
個人的には第一章が一番面白かった。
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コンビ解消後の作品で味わった悪夢のせいで永らく敬遠していたが、やはり読まず嫌いは損だなと改めて実感した。ストーリー展開や描写など、特にどこかが秀でているとは思わないが、こんなに強烈な吸引力は久しく経験したことがない。コンピュータに制御された犯罪というのは実に興味深く、犯人が生み出した斬新奇抜な計画は、無駄なく隙なく美しい。機械の持つ無機質感と淡白な登場人物に心地よい調和を感じ、ラストまで続くその流れは期待通り。作品全体をコーディネートできる数少ない作家だと思った。
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こういう緻密って言うかこまか〜い話が好きです。展開は大きく見れば単純ですが、警察を動かすそういうやり取りとか面白かったです。