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ユリウス・カエサルがガリア地方(現在のフランス)を遠征し、統一していく様子を綴った自叙伝。
カエサル自身が書いているのであの有名な「ブルータス、お前もか」というセリフは出てきません笑
時代は共和性ローマ時代のこと、ローマから見たら野蛮な地であるガリア地方の地方部族らの抵抗・内乱を見事におさえていくカエサルの軍を率いる力、人の心をつかむ力を垣間見ることができるのではないだろうか。
面白いのは戦争をしながら、ローマで自分を蹴落とそうとする元老院、執政官たちとの政争をもこなすカエサル。
成功している人間がいればそれを落とし入れようとする者が現れるのが人間の真理であることを示している。
ローマ時代が好きな歴史好きはぜひ。
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共和制ローマからローマ帝国を樹立するまでのシーザー軌跡を書いたもの。ガリアを平定するまでの大まかな流れをわかりやすく記載している。リーダー哲学書として知られてるけど、この本では力不足かも。文庫本に抵抗ある方にはGOOD。
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お手軽に名作を読破しましょうシリーズ。
世界史で学んだ諸々も、こういう風に描かれると面白いなあ
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「まんがで読破」シリーズがわりと好きで、たまに読んでいます。
今回も、新たな発見があって良かったです。まず、「ガリア戦記」の作者がユリウス・シーザーだという事から知りました。
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講談社の「ガリア戦記」を読んでから、このマンガを読みましたけど人物の表情がある分、分かりやすかったです。カエサルの母がこの遠征中に亡くなっていたんですね。
本の方では触れられておらず、このマンガの方にこのエピソードが載っていた事が面白いと思いました。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
世界史がよく分かっていないので、カエサルって皇帝だったんじゃないの?って思ったけど、その前にガリア総督として未開の地を平定していく様を描いた軍事記録書なんですね。
ローマが世の中の中心だから、フランスもイギリスも野蛮の地として描かれる。
最後、ルビコン川を渡るところで物語はおしまい。でも、「賽は投げられた」って有名なセリフの知識ががここでつながる。ローマ史も勉強しないとな。
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現代の英仏独伊を理解する上でも十分役立つ書籍だと思いながら読んだ。ローマは1日してならずだがヨーロッパも一日にしてならずである◎カエサルと言う類稀な存在により生み出されたローマの姿は国というものの持つ病を的確に提示していると思えるが、同時に人間と言う存在のバカバカしさがより思い知らされた作品でもあったwローマ