投稿元:
レビューを見る
経験者の話を聞いてみても、なぜ離婚したのか、さっぱり理解できない。別に別れなくてもよかったじゃん、と思う。価値観が違った、って一言でいうけれど、それってどういうこと?夫婦の間のことはその夫婦にしか分からない。第三者からは想像できない「大人の事情」がある。それはわかってるのだけれど、でも、知りたい。
と思って手に取ってみたが、期待していた内容ではなかった。調査結果をひたすら羅列してそれに対しての傾向を解説している。朝起きるのが遅い妻、夜帰ってこない妻は離婚される傾向にある、ということは新たな発見でした。
投稿元:
レビューを見る
データはあっても分析が面白くないのと、男性側の意見として、「社会のせい」で収入も仕事も低空飛行だけど、女性には若さも家事も仕事も求めるよ、「だってそういう時代だもん♪」と恥ずかしげもなく結論付け、あたかも客観的な分析から導き出されたかのように誘導する論調に虫唾が走りました。「下流思考」は歪んだフェミニズム以上に質が悪いな、という偏見を抱かせるには十分です。
投稿元:
レビューを見る
男性は仕事、女性は家庭という考え方だけでなく女性が仕事、男性は主夫という考え方をもっと肯定しても良いのではないか。
また仕事以外の安らげる居場所を「家庭」だけでなく「地域」にもっとつくるといった提言が残った。
投稿元:
レビューを見る
前半に40代男性が趣味に専念したり、一人になりたいという傾向+隠れ家を持ちたい、というデータを出しているが、これはそう思うという方が健全で逆にそう思わない、と言う人の今後が勝手ながら心配だ。
一つ感じたことで、夫である自分の年収に加えて、妻にも年収を求める傾向が強くなることは時代の流れ、家計に余裕を求めることから行って当然かもしれないが、その考え自体が余裕をなくしている行動につながってしまうのではと思ってしまう。
まあ、夫が働き妻が家を守るという古い価値観に戻ってしまうことになるのだが、こういう考えは古いのかな。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと心情的には複雑なのですが、妻が「ザッと読んだので」といって渡してくれた本です。
ただ、内容は、かなり「?」なものでした。基本的には、首都圏1都3県在住の40~64歳の男性2201名へのインターネット調査をベースにした考察ですが、あまりにも、統計数字の扱いがお粗末です。ちょっとした数字の差異を捉えて、短絡的な仮説を並べるだけ、その検証もなしでは立論の体をなしていません。
久しぶりに、酷い内容の本を読んでしまいました。
投稿元:
レビューを見る
雑誌に紹介されていたので読んでみましたが…ちょっと偏見に近いかな?と思われる内容が多い気がしました。まぁ、人それぞれですかね?こういう事って。
投稿元:
レビューを見る
男の目線から見る「離婚」に関する統計と考察。
ほぼほぼ意外性のあるデータではなかったが、最後の章の著者の見解は興味深い。
閉塞感ある日本社会の問題点と共通すると感じる。
長らく世間は男性原理にばかり目が向いていたが、そろそろ女性原理に立ち返ってもいいのではないか。
大賛成。最近の世の中は息苦しい。
投稿元:
レビューを見る
うーん。確かに現在の結婚説活や子育ては正直しにくい。
どっかおかしい。。
結局、経済的に余裕があれば離婚したくない、っていう結論と「女性原理社会にせよ」っていうのはなかなか両立できないかなあ・・・。
離婚したくなきゃ、経済的に豊かになる「男性原理社会」で成功せよ、となってしまうような・・・。
読みきれてないのかな・・・。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
本書は「離婚のススメ」や「離婚マニュアル」ではない。
実際に別れるかどうかはともかく、ふと「別れたい」「ひとりになりたい」と思ってしまう男の心象にフォーカスした社会分析である。
ベースとなるのは、首都圏一都三県在住の四〇~六四歳の男性二〇〇〇人以上へのモニター調査。
今まさに価値観の変化に直面しつつある男たちの、赤裸々な心の風景が浮かび上がる。
ベストセラー『下流社会』で若い世代の現実を浮き彫りにした著者が、中高年男性のリアルに迫る。
[ 目次 ]
序 孤立化する男性(自殺で増えているのは男性だけ;多いストレス ほか)
第1章 別れたい男、別れたいと言われる男(男の隠れ家;4割の男性が「隠れ家が欲しい」 ほか)
第2章 別れた男(離婚した男性の年収は低い;離婚した男性は学歴も低い ほか)
第3章 夫婦の地域格差(高層マンションに住む夫婦の危機?;湾岸2区男性の特徴 ほか)
第4章 男たちはどうつながるか?(「男性原理」の貫徹;男性原理主義社会の問題 ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
投稿元:
レビューを見る
離婚したい人と実際にした人について、様々な角度から分析した一冊。
彼の分析というよりも、彼の仮説に基づいて話が進んでいるように見えた。
結論も「離婚したい男は高卒が多い」とか、ごく平凡なものが多かった。
データが多かったので、多少のバイアスがあるにせよ、その点は面白かった。
投稿元:
レビューを見る
様々な統計値やアンケート調査を基にした中高年(40-64歳)の離婚にまつわる意識調査.まあこういう解釈もあるよね的に読むのが良いかな.
・40歳時点の平均余命:男性(有配偶者:39.06年 離別者:28.72年)
・40歳時点の平均余命:女性(有配偶者:45.28年 離別者:40.49年)
→男性の方が離婚によって短命化する.
奥さんを大事にしないとダメってことだね.
投稿元:
レビューを見る
2012年発行。
『下流社会』の三浦展氏が、40歳~64歳の男性2000人ぐらいにアンケートを取り、データを基に考察した本。
データが満載で、さらっと2時間ぐらいで読める内容。 結局お金がないと結婚出来ないし、あってもリストラなどで無くなると離婚されるなど、現実の厳しさがすごい。 まあしょうがないですね。
ろくでもない女性に振り回された男たちのエピソードが、なかなか面白かった。
これからは男女ともに単身者が増え続けるので、その中でいかに心豊かに生きるかについてのヒントを得られる本でした。