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出産後に読みました。
子供を育てるのは大変な日もあるけれど、この本を読んだらまた産みたくまりました!
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現役の助産師のおばぁちゃんが優しくお産・子育てについて語りかけてくれる本です。これからママになる人たちの妊娠、出産への不安を軽くしてくれる本だと思います。食べる、寝るなどの日常の自然な営みとしての「産む」を長年助けてきたからこその言葉の優しさがあります。
私は緊急帝王切開でお産は経験できませんでした。助産院での自然分娩、医療の介入した出産、どちらが良くてどちらが悪いかなんてなくて、出産して赤ちゃんを幸せに育てていくことが大事ですが、自分の出産を考える時にどちらかに過度に偏った意見の本を読むより、自然分娩についてはこのおばぁちゃんの本が合っているのではないかなと思います。
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もう一度妊娠したいと思わせてくれる本。出産直前に読みました。ほわっとした気分にさせてくれる和やかな気持ちを覚えました。
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チェック項目21箇所。いまは、妊娠7ヶ月で早産した赤ちゃんでも助かるような時代です、66年前であれば、それはとても不可能なことでした、「赤ちゃんを産む」ということは、いまの日本ではほとんど心配ないと言ってもいいんじゃないでしょうか。子育てに関してはどうでしょう、虐待のニュースが後を絶たず、引きこもり、ニート、いじめなど、子育てをめぐる不安は、大きくなる一方に思えます、子育ての不安が社会問題になることと、お産に医療が介入してきたことが、つながっている気がしてなりません。助産所は、正常な分娩のお手伝いをする場所です、赤ちゃんには、自分で生まれる力があります。親の仕事って、自分が主体となって「産む、育てる」ではないんです、赤ちゃん主体で「生まれる、育つ」のを丸ごと受け取め、助けていくことじゃないでしょうか。経験が大事、そして自分の直感を信じることも大事、でも他の助産師さん、お医者さんの意見も確認した上で、自分の意見というものを持つようにしている。妊娠すると、卵胞ホルモンに代わって、子宮を守るための黄体ホルモンが分泌されます、体が丸く優しくなる卵胞ホルモンに対して、黄体ホルモンはギスギスした感情になりがち、だから気分が落ち込んだら「いま、ホルモンが悪さしてるな」って思っていればいい、「自分だけが苦しい」なんて思うことはない。妊娠に気づく前に飲んだ薬の心配をする妊婦さんの相談をよく受けます、妊娠3週まで、薬の影響はまずありません、4~15週は、体の基礎を作る時期ですから、市販の薬はもちろん、ビタミン剤も医師への相談なしに飲まないこと。人間の血管は、毛細血管まで全部つなげると、地球を2巻半する長さがあるんです、健康な人なら、全身の血管を血液が一蹴するのに、わずか23秒しかかかりません、体を冷やすと血の巡りが阻害されますから、体の悪いところがいっぱい出てきます。かつては「嫁して3年、子なきは去る」といわれて、妊娠しない女性が離縁された時代もあったんです、それを思ったら「できちゃった婚」は、試験済みみたいなもので、合理的(笑)。お互いの言動を「むこうが間違ってる」「許せない」と根に持つんでなく、「まぁ、無理ないか」と許しあえたらいいですね、「この人がいてくれるから、私は救われてる」と思えて、相手を尊敬できたら、子育ては必ずうまくいきます。過剰に体重制限した妊婦さんのおなかは栄養にゆとりがないので、過剰に栄養を摂る習慣がつくんです、赤ちゃんが将来、糖尿病になるリスクもあるので要注意。順調な妊娠は病気ではありませんから、「普通に暮らす」ことが大事、でもいまの世の中、「普通の生活」って意外と難しいですね、「普通」とは、いってみれば、適度な仕事や運動をして、三度の食事をきちんと食べて、規則正しく生活すること。育てやすい赤ちゃんを産もうと思ったら、自分が率先してリズミカルに妊娠生活を送ること、ハリのある生活を意識すること。無事赤ちゃんが生まれたときは、どのお父さんも、自然に涙が出てますねぇ、中には号泣するお父さんもいて、私たちも、もらい泣きするんです。私は、かつて日本中の家庭でそうだったように、お産を家族で乗り越���て欲しい、お産を通じて、家族がつながり直して欲しい。どんなに世の中が変わっても、男の人に子どもは産めん、これは自然の摂理です、だから子育てでも、お母さんと同じことをお父さんに求めてはダメ。男の人は、単純、だから何の損得勘定もなく、一つのことに打ち込める、これが本能でしょう。〇才の赤ちゃんは、抱いて抱いて、ひたすら抱きしめて、徹底的にかわいがること、与えて与えて、与え切ってかまわないんです、そうすることで、素直な、いい子に育ちますよ。「けじめをつける」といっても、赤ちゃんにけじめを求めるわけではありません、赤ちゃんを育てている大人が、リズミカルに規則正しい生活を送ってください、という意味なんです。(生後6ヶ月)子どもの生活リズムを作るために肝心なのは「誰も見ていないところでも、親がきちんと暮らす」ということ、そろそろ離乳食も始まりますから、まずは大人が三食きちんと食べてください。日本の足で歩くということは、文字通り「親から自立する」ということ、ただただかわいがればいい時代から、社会の規範を教えなければいけない時期に入ります、しつけとは、子どもに口先で言うことではなく、親が自分自身を律すること、子どもは、親の背を見て育つんです。まずは夫婦が尊敬しあい、許し合い、感謝し合い、励まし合う関係になる、近所の人とあいさつする、「自分の家庭がよければそれでいい」という考えではなく、自分の両親、夫の両親と交流し、仲良くする、何より大切なのは、子どもを一人の人格としてとらまえて、頭ごなしではない言葉をかけることです。お父さんが子育てに無関心な家や、お母さんがお父さんを疎んじている家庭の子は、どんなに勉強ができたとしても、残念ながら世間で通用する人間にはなりません。
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近所のママ友達がかしてくれた。
和歌山で助産院を長年している産婆さんが書いた本。
育児に感しては、うん、私、だいたい大丈夫やったなー。
っておもった。
出産はキセキだけど、ヒトの生活に密着した当たり前のこと。
食べる、寝る、排泄する、働く、産み育てる、
こういうヒトの生活として基本のことが、
便利さでうまくカモフラージュされてよく見えなくなってるから
生活に不安を感じたり、子育てに不安を感じたりするんだろうなあ、と思う。
いかに今の生活がヒトの身体を無視したスタイルになってるか、
ほんとうに空恐ろしい。
また、坂本さんの働く姿勢がすごくかっこいいと思った。
人とのかかわりの中で自分のやるべきことをしっかりやってる
無理のなさ。
こうんな風に生きられたらいいなー。
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以前、テレビでのドキュメンタリーを見て、その後本屋さんで見かけるたびに、気になっていた本。
妊娠も出産も自然なこと、という大前提で心ゆったり、前向きな気持ちになれた。
そうだ、何千年も前からの人間の営みだったんだと、改めて。
また坂本さんの働く女性としての姿勢もとても、憧れる。責任感や仕事で得られる喜びは、どんな仕事でも共感できるもので、尊敬の気持ちでいっぱいに。図書館で借りて読んだけど、出産前にバイブルとしてぜひ購入しようと思う。
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とても心のあたたかい助産師さんの話です。
長年の経験からくる、簡素だけれど励みになる言葉が沢山綴られています。
妊娠、出産、子育てと未知な事に挑戦する若い夫婦(僕たちも含めて)にとても励みになる内容でした。
特に「0歳児には与えて与えて与え尽くすんやで」の言葉がなんだかジーンと来ました。
「育児やしつけは完璧にしたい」と思っていると、ついつい理屈に走りがちになり、愛情をもって接している「つもり」になりがち。
勉強になりました!
ちょっときびしく、ちょっとやさしく、たくさんたくさん励まされて、勇気をもらった一冊でした
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間も無く出産。とても勉強になった。肩肘張らずにお産や育児に向き合うことができそう。夫も読んでくれたので、折に触れて思い出して子どもを育てていきたいと思う。あったかい気持ちになった。
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ずっと読みたかった著書。
胸がいっぱいになって自然に涙が溢れた。
色々なことに感謝しないと。
手元において、日々読み返したい作品。
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出産、子育てばかりでなく、人間の本質がわかる良書。
男性と女性の両方に対して長い年月を掛けて接して来た人でないと書けない内容である。
共感した言葉を1つ。
「こんなふうに育てたい」と思ってやる子育てはたいていが失敗する。
我が子には、優しく、のびのびと育って欲しいと思います。
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66年もの間赤ちゃんを取り上げた助産師さんのお話。
妊娠・出産・育児と時期ごとに分かれていて、さらに項目ごとに数ページずつ読めるので読みやすい。ばあちゃんせんせいの語りかけ口調も安心できてよい。
妊娠出産育児への具体的なアドバイスから、夫婦関係や家族の問題まで語ってくれていて、経験のある人言葉なので含蓄があります。悩んだらそのたびごとに読みたい本になりそう。
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おばあちゃん助産師のお産と育児の話。赤ちゃんは生まれどきを自分で知っている。赤ちゃんがお腹にとどまっているのは、居心地がいい証拠。予定日より伸びるお産は安心と昔から言う。赤ちゃんは賢いから何かトラブルがあると、早く生まれてこようとする。予定日を過ぎてからお産になるということは、赤ちゃんもお母さんもいい状態って言うこと。
呑気な人はお産が軽く、計算ずくの人や自分は痛みに弱いと考えてしまっているような人はお産が大変になりがち。お産は素直な気持ちでするといい。いつ痛んでくるかなんて考えず、のんびり過ごして、自然体でいればいい。
早いお産ではなく、赤ちゃんに負担がかからないのがいいお産。
さて、私のお産はどんなお産になるかな?
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87歳の現役助産師が、出産と育児について優しく語りかけます。第二子出産直前に読み、その後の不安が和らぎました。産院で高血圧について指摘を受けた直後で、「妊娠高血圧症候群を防ぐために後期になったら食生活はよくよく節制せなあかん」の項を読んだことが、自分自身の妊娠高血圧症の発見につながったので、命の恩人とも言える本です。。
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来週に妻の出産を控えて手にとってみた。大丈夫やで、気負わんとも。そんなふじえの言葉に気が楽になった。我が子が産まれて行き詰まったらまた開いて見ようと思う。
でも、うつ伏せにする体操はびびった。あれはやんないかな。
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おばぁちゃん助産師さんの本。前書きで滂沱。尊い仕事をしている人がいるもんだ。一歳までは徹底的に甘やかしていいらしい。しつけは日本足で立ってから。