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これを読んだからと言ってマネーがどう動くかわかってお金持ちになれるとかそんな本ではない。のだけれど、海へ出るのに海図やコンパスがいるように、時代は変わってGPSであっても、目的地へ着く間には乗り越える波があり嵐だっていつ遭うかわからない。
言ってみれば基本的な自分の航路を決めるために読んで効果がある。自分じゃどうしようもない外部要因を予測するようなもんではない。
大勢の心理が渦巻くマーケットに真理は無いので船を沈めないためにそして航路を間違わないように何を知ってどう行動するかを考えるいい一冊ではないかと。
そうすればどこに雨が降るかはわからなくても雨が降るか降らないかくらいはわかるようになるかもしれない。もっといえば誰にも雨粒の一滴一滴がどこに落ちるかなんてわかってないし、わかったところでそれをかわす術も無い。
環境のあり方より、その環境を受け入れるプレイヤー側だと思う人は読んでみるといいかもしれない。というか、環境を創る側である人は少ないけれど。
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国は借金を返済するためにスーパーインフレにせざる得ない。
いったん日本は潰れる。その時にどれだけ資産を買えるか?
うまくいけば大金持ち。
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柄谷行人の『NAM原理』において地域通貨に詳しい北大の西部忠の論考が収められている。その中で1930年代のアルゼンチンにおける地域通貨の実験として、月に 1%ずつその価値が減退する(マイナスの利子が付く)通貨が紹介されている。これって資本の流動性を高める最大のアイディアだよな。
藤巻 健史がこの本の中で、「日銀が量的緩和を実施したときに、自分はマイナスの金利を提案したが、誰にも理解されなかった」と書いていた。しかし、実際にそのような例は存在したんだな。
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どうすれば、お金持ちになれるか?っていう本ではない。
お金の流れの基礎について学ぶことができる本。
正直、もう1、2回読まんとわからんけど・・・・
この手の本は、書いた人によって主張が違って面白い。
自分の主張持てるぐらいまで勉強しましょい!
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復習になった。
準備預金率 → 量的緩和
ベースマネーは、発行銀行券+日銀当座預金+貨幣流通量。
MV=PY
M 貨幣供給量
V 回転速度
P プライス
V 国民総生産
公定歩合は日銀が民間に貸す金利レート
政策金利は無担保オーバーナイトコールレート。
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スーパーディーラーといわれている藤巻氏が、持論の現在の日本経済を悪くしている元凶は為替政策であることを中心に据えて、財政問題、日本国債の信任問題、金利の仕組みについて述べているもの。論が偏っているように思えるが、わかりやすく書いているので読みやすい。非常に勉強になった。
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[ 内容 ]
長引くデフレ、未曾有の低金利、金融危機、財政赤字リスク…。
不況が続く日本と不透明な世界経済の中で、「マネー」は今後どう動くのか?
本書では、「伝説のディーラー」として知られる著者が、自らの資産運用スタンスを明かしながら、金融・経済の基本をわかりやすく解説。
目先の情報に惑わされない、真に実践的な知識が身につく、画期的な入門書。
[ 目次 ]
1章 マネーはもうジャブジャブだ
2章 マネーはどこに消えたのか?
3章 経済政策には何があるか?
4章 日本の財政はいかに悪いか
5章 長期金利は今後上がるか下がるか?
6章 為替はどうなるか?
7章 不動産マーケット
8章 株のマーケット
9章 いま世界経済はどうなっているのか?
10章 今後の日本はどうなるか?
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]