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面白かった。
この人はなんかコミカルでシンプルな感じがする文体で、どちらかといえば淡々とストーリーが進行するのに、山場はしっかりジーンとさせてくるのがすごいなあと思う。不思議。
ヴォネガットさんの小説はどんなことが起こっても、そこにおかしさがあるところが好き。ユーモアのセンスがほしくなる。
どうでもいいけど、太田光の解説(?)は必要だったのだろうか。
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片手間で読むような本じゃなかったです…。
しかもこういうファンタジーには、何かしらメタファーなり啓蒙なりが含まれているんじゃないかと勘ぐりすぎてしまうのも敗因。
まだこの本を読むだけの器が私には無いのかも。
10.10.12
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太田光が強く推してたので読んでみた。
なんせ、事務所名を「タイタン」とするほどだからね。
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例えば《動》があって電気はうまれる。
この物語は、そんなカンジで、
人間が、全てが、《動》であるだけの存在となる。
とらえようによっては、とても危険な本だと思った。
戦争も、平和も、殺人も、救済も、全く同等になるのだ。
ただ、《動》であれば良い。
そのような無意味さを希望へと変換できた太田だからこそ、
この本を糧とすることができたのだろう。
さすが、光だねw
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爆笑問題の太田氏が気に入っていると聞いて、何故かとても納得してしまった。理由は特にないが、巻末の彼の推薦文を読むと思い入れの強さと拘りが垣間見える。
バラバラなピースが組み合わさって物語が完成する周到に考え抜かれた構成、
それでいて根底にはなんともいえない優しさが流れて・・・・
地球文明はたったひとつの部品を作るために作られたというアイロニー。
神様はあなたを愛しているというどうしようもなく独善的な、それでいてどこまでも優しい物語。
<テントテント、アッ、テント>
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時間と空間の中をぐいぐい引っ張りまわされたような読後感。
初ヴォネガットがこの作品だったのは違ったのか?
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主人公のマラカイ・コンスタントに思わず感情移入してしまう。レディ・ガガのPVを見てるようなクールで少しキッチュな世界観描写と、皮肉たっぷりの語りがなんとも心地よいSF。最後はホロリとさせるなど、これ一冊で二度は楽しめる??
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爆問太田光氏が爆笑問題のススメで薦めていた本だが その時語っていた事よりも 巻末に寄せている文章の方が良い気がする
結局人間は操られていないと生きている気がしないのかなとか
何かに縛られていないと生きている実感が持てないのかなとか
人間だとか宇宙だとかの存在をどう考えるか を考えされられた気がする
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話の流れにしても、例えのひとつひとつにしてもすごく分かりづらくて読みにくい。しかし、引き込まれて最後まで読んでしまった。読んでいる最中も、読み終わった後も生きることの目的ってなんなのだろうと考えさせられる物語だった。
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そんなに難しい本ではないのだけど、再読してようやくその尽きない魅力に気付けた。他の著作を読んでヴォネガット節に適合できたからだろうか。
一方で人間をゴミのように扱うグロテスクさもあれば、一方ではすり減り切ったコンスタントへ限りない慈しみを与える。
時系列的に読めばラムファードへの哀れみすら感じるような感覚もあるけれど、既にそれは最初から起こったことだと考えれば、最初からのラムファードの発言は全て味わい深い。
無理に笑う必要は無くて、さすがに笑えないってとこもあるし。それでも読後に思い返して、何でも笑える、そんな物語。
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たいたんのよーじょ。うまく感想言えない。
主人公的なポジションの一人のコンスタントは終始振り回されているし、終わりもハッピーともバッドともいえない感じの印象。
ただポンポンと読めていったし先が気になってすぐに比較的読み終わった。
もうちょっと同じ作者の作品読んでみてそれから読み返そうかと思った。
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人生は決定されたものなのか?選択ができる人生の方が幸せなのか?自分が生きてる意味は?過去も未来も今もそんな質問は繰り返される。これはある男の人生がある男によって振り回される人生の話。SF小説。人生くだらないからまたおもろいw
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SF小説を読んだことが無い自分としては個人的に読み辛かった。
但し太田光の勧めてる本だけあって内容は面白かった。あとがきの太田のコメントにも「作者が何を伝えたいのか分からなくてもいい」とあるようにまさにその通りの無いようだと思う。
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【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」
SFをあまり読んだことがないひとにおすすめ。ややひとを選ぶ内容・文体ですが、これをきっかけに他のSFにも興味を持ってもらえたらうれしいです。大ぼら吹きのおちゃめなおじいさんが、ユーモアと皮肉、そして大きな愛で物語る、とてもやさしいお話です。村上春樹や、高橋源一郎が好きというひとにも、ぜひ読んでもらいたいです。【S.S.】
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時空を超えた存在が人類をある目的のために導いていく、、その意味するものとは・・・そしてその存在さえも、、実は・・・・・・・
爆笑問題の太田さんがお奨めの本でしたよね!?!?
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初めて読んだSF長編小説。
SF小説は難解な専門用語や知識が必要であり、敬遠していたのですが…
これは読みやすい!!
地球人が残した歴史的建造物や功績は全て、トラルファマドール星人のある目的を達成するために行われていた。
虚しく残酷だが、どこかユーモア溢れる物語。
リアルから掛け離れた話もたまにはいいものです♪