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さすがに67もあると全肯定とはいかないが、うなづける箇所多数。でも本当は納得できない項目も受け入れられる感性を育てることと、理解しているつもりの項目が実行されているかどうかを知性で検証することが大事なのだろう。
一番気になったのは本のサイズだったりもするが・・・
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自分か心がけてきたこと、今まさに考えていることがシンプルにまとめられているようで、すらすらと読むことができた。イノベーションとは特別なものではないが、起こすべき行動が他だ場当たり的では起こらない。
仕事をがむしゃらにやって来た人ほど立ち止まって読んでほしい。
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直感的に思っていたことをうまい表現でまとめられていたのでありがたい一冊となった。もう少し字数が少なくて図が大きければよかった。
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”時間×思考×直感”の67の技術、これを鍛えるべしー!
ビジネスマンにとっては必須のスキルや考え方が定義されていて、読みやすく共感あり、実践しやすい良本です。
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・感性で決め、知性で測り、理性で示す。
→知性は知識によって厚みを増し、理性は訓練によって鍛えられ、感性は経験によって磨かれる。 イマジネーションにより、未来を見通す。
・計画には、0.4倍の時間ロスを折り込む。
・思考を寝かせて、知的熟成を待つ。
・新人には明示し、達人には暗示する。
・根回しは、相手が枯れないように配慮する為に行う。
・既知、無知、未知 三つの領域。
・過去、現在、未来 の判断基準で人脈を考える。
・知識はお金で、経験は時間で買う。
・意識、行動の先、察知、想像、発見でセレンディピティを。
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よくあるビジネススキル本かと思いきや、直感に響く説明がなされており、良い本でした。
知性で検証、のフレーズはまさに我が意を得たりの思いでした。
ただ、後半は、この手の本にありがちな、著者の独り善がりな説明といった印象を受けるところもあったのが惜しいところです。
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「ファンクショナル・アプローチ」で有名な著者による仕事術本。具体的なノウハウもあれば、心構えのようなものも含め、67のスキルが紹介されている。
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「誰のため、何のため」という未来思考の考え方に刺激をうけ、実際にお会いしてその人柄にも魅了された改善士 横田尚哉さんの新刊。
本書では67のスキルが紹介されていますが、読み進めるほどに、いかに日々の中に無駄が潜んでいるのかを実感します。
中でも強く取り入れようと思ったスキルをいくつか。
1.時間は1.4倍で見積もる。スケジュールに予め時間リスクを盛り込み、一方で仕事のやり方を工夫して時間リスクを減らす努力をする。
忙しいから余分に時間を見積もる余裕がないといって、予想時間きっちりでスケジューリングすると、ちょっとした横ヤリですぐに破綻してしまいます。捨てるべき業務を見分けることでスケジューリングもしやすくなります。
2.マルチタスクでアイデアを熟成させる。タスクの最低単位は20~25分以上。
これは私が勘違いしていたことで、本書の例にあるように、「Aの仕事に必要な資料をプリントアウトしている間に、Bの仕事の関係者にメールを打ち、終わり次第Cの仕事に取り掛かる」というようなやり方をマルチタスクだと思っていましたが、このやり方だと、集中力が高まる前に次のタスクに移行することになり、かえって効率が落ちるとのこと。だから最低でも20分は同じ業務を続ける。
3.ルールとモラルの違いを知る。
モラルは目指すべき中心点。ルールはモラルからこれ以上離れてはいけないという限界を示す境界線。ルールを守ることが目的化してモラルが軽視しがちになる。手段と目的を取り違えないようにすること。
4.0.5秒トレーニングで感性を磨く。
リスクを察知するのは感性。感性を磨くために普段から0.5秒で決断する癖をつける。その際、目的や役割を明確に意識すること。データは感性を刺激し修正する手段に過ぎないというのも、普段なかなか決断できない私にとっては意識しなおさなければならない点です。
今回特に「感性」が重要視されていたように思います。「今このときを大切にして生きるしかない。真剣に生きた時間の積み重ねが感性を高める」という言葉は胸に突き刺さりました。
スキルを伝えた100人のうち、実際に行動し、継続して、それを自分のものに出来るのは4人だけ。その4%の中に自分が入るのかどうか。「コントロールできるのは今日この瞬間だけ」という言葉を忘れずに進んでいきたいと思います。
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縦軸に自己満足、横軸に他人満足
右上が理想、右下はストレス、左上は迷惑、左下はムダ
自分にとって満足な仕事をする時間と不満な仕事をする時間、他人にとって満足な仕事と不満な仕事。両方の満足が重なる理想の時間をいかに増やすか。
縦軸に、目的と手段。横軸に達人と新人
右上が暗示的、右下が指示的、左上が教示的、左下が明示的
指示には4つの種類がある。手段まで具体的に示す「明示的」指示か、手段については相手に選択と判断を委ね、目的のみを示す「暗示的」指示か、クリエイティブな仕事の場合は、明示→教示→暗示と進むのが、教える側にとって時間のロスがもっとも少ない。
縦軸に個人力、横軸に組織力
右上はチーム作業、右下は分担作業、左上は個別作業、左下は役立たず。
マニュアルは障害があったときに動けなくなる、ガイドラインなら、暗闇で音がするようなもの、自発性を育てる
10を知り、1を教える
理解には3つの段階がある
言語的理解、抽象的理解、体系的理解
未知の領域を理解する
情報の領域には、既知、無知、未知の3つがある
本当に大切なのは、未知の情報の把握。リスクは未知の領域から、いきなり表面化する
海陸両用の生き方を目指す
下層の欲求はリアルで満たし、上層の欲求はネットで満たすことが最適なバランスだと考える人もいるが、危うさを感じます。
人脈でやりとりされるのは、その人の持つファンクションです。リソースは、ファンクションを実現するための手段です。相手が求めているのはファンクションであり、リソースを直接的に求めているのではありません。
1980年代は「多様な生活や経済活動に対応できる国づくり」これらは物量がピークに達して、精神的な豊かさに視点が移ってきたことを示しています。
将来を見据えて行動するのは「プロアクティブ」ですが、現状に対応するのは「リアクティブ」です。経営者に求められるのは、プロアクティブな経営です。しかし実際はリアクティブに終始して、その姿勢をプロアクティブだと勘違いしているケースが多いのです。
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これからのビジネス社会を生きる上でのスキルについて。
67個のスキルが紹介されているが、本質的には
・時間の使い方…量から質へ
・思考のベクトル…過去から未来へ
・本質をとらえる力…知性から感性へ
この基本的な考え方を身につけることを目的としている。
個々のスキルにはすぐに実践に移せそうなもの、そうでないもの勿論あるし説明不足なものもある。だが、著者が唱える身につけるべきビジネススキルの本質部分については納得感があるので、それに根差したこれらのスキルをまずは一つ二つ取り入れて、その本質に近づくことにチャレンジしたいもの。
改めて自分の仕事に対する姿勢を批判的に捉える触媒として。
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チェック項目13箇所。変化の激しい時代に求められているのは、本質をつかむ力です、物事の本質をつかみ、環境の変化に合わせてスキルをアレンジしていけば、従来のようにスキルの陳腐化に悩んだり、流行りのスキルを追いかけて自分をすり減らすこともなくなります。仕事のスケジュールは勝手に延びます、仕事が想定より遅れてしまうのは、仕事の遅さではなく、そもそもの見積もりに問題があるからです。8時間分の仕事でギッチリ埋めるのではなく、5,5時間分の仕事でスケジュールを組みます、これなら何らかのリスクイベントが発現しても、5,5時間×1,4倍=7,7時間で仕事が片付きます。私たちは自分の考えを、モジやコトバという共通のツールに置き換えて相手に伝達していることになります、ミスが起こりやすいのは、頭の中をコトバに変換するときです、自分の考えをコトバに置き換えるプロセスで情報に歪みが生じて、間違ったカタチで相手に伝わってしまうのです。変換ミスを防ぐために意識してほしいことが一つあります、それはコミュニケーションに形容詞を使わないことです、仕事上のコミュニケーションには、お互いが共通の単位として使えるコトバを用いることが必要です(具体的な数字)。仕事において必要なのは、分担作業ではなくチーム作業です、形式的まとまりの状態から、有機的なつながりの状態へ、それによってはじめて、個々の力の寄せ集め以上のことを成し得るのです。モラルは私たちが目指すべき中心点です、中心に近ければモラルが高く、同心円状に離れていくほどモラルは低くなります、ルールは、モラルからこれ以上離れてはいけないという限界を示す境界線です、ルールは、守るか守らないか、一線を越えたらアウトです。悪いのは社員の草食化ではなく、草食化した社員をマネジメントできないあなたのほうです、草食社員は危険を避け、安住の地を求めることを好みます、一方肉食社員は茂みに分け入ってでも、大きな獲物を探します。一を教えるなら、自分は10を知る、それにより、自分も一段上の高みに到達することができます。人脈づくりで大切なのは、受けの姿勢です、身を低くすればするほど、人脈が集まります。いま大切なのは、守りの時代においても攻めの姿勢を忘れないことです。経験は、自分で汗をかかないと手に入りません、お金を積んでも、人から経験を譲ってもらうことはできないし、借りることもできません。
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著者が考えたビジネススキルで有効だったものを
67紹介している本になります。
色々書いていますが、中でも多く登場したのが、
「感性」で物事を考えるというもの。
そこに行ってしまうと、経験がものを言うということとなり、
残念ながらスキルとして使えないものとなってしまう。
やはり経験無くして、作業効率を上げることは出来ないのか?
そういった意味では、当たり前のことが書かれているだけといった感じ。
参考になった内容:
・スケジュールは想定の1.4倍で見積もること。
・根回しの目的は、「インパクトを和らげる」こと。
・問題が起きたときにトップに求められるものは以下2つ。
いまの手段の継続を優先すべき状況なのかを見極める力
見極めた道を躊躇なく進男気
・情報量は6割で充分。6割の情報量を感性によって判断すること。
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何か仕事のヒントが一つでもあれば、程度の期待で読んでみたが良いことが色々と書いてあったので満足。
ただ、問題分析は全くその通りだと思うが、後半になるほど対策の抽象化が顕著になる印象。仕方ないとは思うし、考え方を示唆する狙いなのだろう。
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情報は事例でなく、原理で理解する
ポモドーロ・テクニック 25分間は他のことを一切しない
知識はお金で、経験は時間で買う
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8割は分かっていること。ただ、残りの2割を再確認し、気付き、他人に示唆できる形でまとめてくれているところに価値がある。
感性はまず経験し、発見するところから生まれて育つ。自分には縁遠いとやってみる前に諦めないで、とりあえず、目の前にあることから実践してみるのが大事だと改めて教えてもらった。
堅苦しくなく、読みやすいのでデザイナーに勧めたい一冊。