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一気に読めた。料理自体になるべく焦点を当てている。前の著作との重複は少ない。
由来不明な高級食材あり、入札で紛れ込んだスカスカの食材あり。豪華なんだか、貧しいんだか、よく判らない。条件は過酷。不便を云ったら尽きないだろうけれど、、なんとか喜んで食べてもらおうとしているのが判る。グイグイ読ませる文章。
仕事で行った多摩モノレールの高松駅でや「しらせ」の模型や雪上車ポップをあしらったディスプレイを発見。極地研があるらしい。読書中の(極めて個人的)偶然。
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面白南極料理人第二弾。限られた食材で料理…ではなくて山とある意味不明な食材をいろいろ片づけたり、バキュームカーのような胃袋を持つ隊員達の為に創意工夫を凝らしたり。南極という極限の地で料理人は日夜奮闘していた。いろんなレシピが載っていて、読んでいるだけで楽しかった☆
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20091125読み終わった
映画「南極料理人」の原作。もうひとつの原作本「面白南極料理人」は滞在記がメインだが、こちらはレシピがメイン。これを読むと、あ~、料理ってそんなに気負わなくていいんだよね~自分がおいしければいいんだもんね~と思える。
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おいしい料理を作る人に悪い人はいないって、改めて思わせてくれる。
毎日のことで麻痺しちゃっているけど、料理を作ってくれるすべての人に感謝しないいけないですね。
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何年ぶりかに本棚から出して読んだ。
料理の写真は少しもおいしそうじゃないけど(失礼)ワイルドさが身上。好きです。
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面白南極料理人の続編
続編とは言っても、レシピを詳細に面白おかしく書いてるのと
三十次隊のときの話も加わってる程度
南極での越冬を知るには、やはり前作から読むのがいいよね
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3作目?
前回よりレシピが載っている。
前作が生活、だとしたら今作は正に食に関するお話。
基本、凝っているのではなく
限られた食材、時間でいかにやりくりするかのレシピなので役立つ。
作者のレシピ本も発行されているようなので気になる。。
そして挿絵が和田誠氏であることに今気づく。。
食に関する本だから担当、というわけでもないだろうが
この作者と和田氏の奥様の料理番組を観てみたいのだが。。
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読書録「面白南極料理人笑う食卓」4
著者 西村淳
出版 新潮社
p72より引用
“ ついでに言うと、観測隊では、このボン
ヤリした状態の時は個人が何かの世界にポカ
リと入り込んでいる時で、この時無理に話し
かけたりすると、心のバランスが微妙にくず
れ、後々決して良いことはないので、放心状
態もしくは視線を宙に飛ばしている隊員がい
ても、話しかけるのはやめるようにみたいな
ことを、南極に来る前にロールシャッハ検査
をしてくれたお姉様にしつこく何度も念押し
されたのを思いだした。”
目次より抜粋引用
“シェラスコは別れの味
京大監修手打ち麺
雪上車のわがままリクエスト
楊貴妃の涙
ドーム基地のクリスマス”
二度南極観測隊に参加した著者による、南
極での料理人としての活躍とレシピをまとめ
た一冊。
南極での仕事内容から共に厳しい環境を乗
り越える仲間たちとの様子まで、命がけの現
場とは思えない活き活きとした様子が楽しそ
うな文章で綴られています。
上記の引用は、ごみ入りのドラム缶を片付
ける作業に疲れた隊員が放心している様子に
ついて書かれた部分での解説。
人は一人でいると寿命が短くなるそうですが、
それとは逆に一人で何もしない時間も大切な
のでしょう。何事もバランスが大事ですね。
このゴミ片付けの話で何より驚くのは、マイ
ナス35℃でも人は汗だくになってしまうとい
うこと。冷えたら氷像になってしまいそうで
す。
限られた材料で工夫して料理するレシピが
多数あるので、日常にも応用の効く良い一冊
ではないでしょうか。
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