投稿元:
レビューを見る
漱石ってのはあれだな、しかし。人間は馬鹿だぜ、ってことをやっぱ言ってるんだけど、やっぱり馬鹿だけど、あるいは馬鹿だから、人間が好きなんだと思うな。ぞなもし。
投稿元:
レビューを見る
快活。曲がったことが大嫌いな正義感の強い坊っちゃん。その真っ直ぐさに憧れます。
最後はなんだかあいたたたって感じだけど、粋な日本男児を目指すなら読んで損はないと思います◎
投稿元:
レビューを見る
『坊ちゃん』が執筆されたのは、明治39年で1906年らしい。今からきっかり100年前!なんかすごい気持ちがしました。
爽快・明快な江戸っ子口調で、思わず笑ってしまうような「坊ちゃん」流の解釈の中に、現代人でもはっとさせられる言葉がたくさんありました。
投稿元:
レビューを見る
自分の「坊っちゃん」を自覚してなお「坊っちゃん」でありつづける坊っちゃん。確信犯的な坊っちゃんがこの作品自体を風穴にしている。
投稿元:
レビューを見る
漱石の読みたいけど分厚いのとか難しいのは嫌だな〜という人にお勧め。楽々と読み進められる。キャラがおもしろいよ(笑)登場人物の本名は伏せて自分で決めた呼び名ですすめられていきます。(というか漱石の自伝だから本名だしちゃいかんだろうけど)が、しかし最後が急すぎる・・!『虞美人草』もそう。最後が急でえ、何?それで終わり?という感じがしました。 ちなみに、その気さえあれば1日で読み終わります。現に私のイトコは私とTVゲームをしているあいだに読み終わってしまいました。1,2時間もなかったような…早すぎ!
投稿元:
レビューを見る
筆者自身をモチーフにしたと思われる主人公が暴れまわる作品。
坊っちゃん、結局敗北してるんですよね。
悪者をトッチめたところで、悪者は結局権力の座に居座ったままで、坊っちゃんはそれまでの立場を失っている。
そんな、敗北と挫折という暗くなりがちな内容を感じさせない爽快な内容。
関係ありませんが、昔うらなりって呼ばれてました。
投稿元:
レビューを見る
最初は坊ちゃん超ウザい!とか思うけど読んでいくうちにだんだんと坊ちゃんが好きになってしまう、なんでだろ。
投稿元:
レビューを見る
夏目漱石。淡白すぎて最初の内はなかなか入り込めないが、半分読むとはまる。そして笑いのセンスが大好きだ。小粋だ。
投稿元:
レビューを見る
こりゃ何といっても登場人物の個性がおもしろい!!今でもまったく問題なく通じるよ。無鉄砲さがなんとも言えず◎2回くらい読んだけどまた読みたいな。
投稿元:
レビューを見る
「ライ麦畑で〜」のホールデンに通じるものを感じるのはわたしだけでしょうか。
坊っちゃん、私は好きです。
投稿元:
レビューを見る
夏目漱石のすごさは、当時の流れから一線離れて書いていながらも、読者をひきつける魅力を失わない点だと思う。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに読んだら面白かった〜!!なんてったって「清」。東京を離れ、清から離れることによって坊ちゃんがいかに清の無償の愛に助けられていたのかということをだんだん分かっていく過程が面白い。無鉄砲で痛快な生き方に憧れると共に、社会に適応する為には自分を認めてくれる誰かの存在が必要なんだと、そういったことも教えてくれる作品。
投稿元:
レビューを見る
2006年7冊目。2006/02/12-02/15
100年も前の話なのに、今の人たちにも通じるところが多々あるのが面白い。最後の清のくだりは秀逸。
投稿元:
レビューを見る
(あんなにぼろくそにいわれていたのに)松山で坊ちゃんの記念式典がどうのこうので、という縁あり何十年ぶりに読んだ。小学生の高学年で読んだ。
いろいろな言い回しや状況をしっかり覚えていた。不滅、だ。
夏目漱石の「言葉の調子」は他の何語にも翻訳できない。
愉快だ。
投稿元:
レビューを見る
中学の教科書には載っていたけど、真剣に読むのは初めててだった・・・
文豪は本当にすごい!書き方は1人称?どんどん物語に引き込まれる・・・
曲がった事がキライな主人公、清の元を離れることで清の偉大さを知るっていうちょっと心が温まった・・・かとおもえば、四国での話は爽快だった!
強弱がうまくとれててさすがお札になる人は違うと感心させられた作品