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美しい文章。本当に真っ白な雪のよう。綺麗で儚い。そしてエロい。情事そのものは描かれない。前後だけ。それがまた・・・。
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正直、この本で言いたいことまではわからないんだけど、情景や人々の描写が古風で枯れた感じを思わせていーです。
雰囲気をじんわり楽しみならが読めた。
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"トンネルを〜"があまりにも有名ですが、その他にも素敵な文がたくさんあります。
深い味わいのある、ヒンヤリとした冷たい美しさを感じられる作品です。
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もう少し年を重ねてからまた読みたい。叙景やら思惑やら表現が色彩豊かっていうか、連想がどんどん膨らんでいく感じ。
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川端康成の著書の中で一番好きな作品。
繊細、透明、美しい、哀しいって言葉が思い浮かぶ。
個人的に印象的深いのは文中に数回登場する『美しい徒労』って言葉。
彼の作品には、仕方ないけどやりきれない哀しいことも、すーっと胸の内に消化させてくれる力があると思う。
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(再読)中3くらいの時以来だから、約8年ぶり。あの時はどうも全体像を把握できた気がしなかったけど、今回も同じだった。ただ、この物語の登場人物には皆普遍性を感じた。今後もこの作品を軸に、この手の叙情小説は展開していくのだと漠然と感じた。
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この日本語の美しさったらないです。
推敲に推敲を重ねて綴られたことばのうつくしさ。
鏡越しの場面が耽美だなと。
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川端康成の作品を初めて読んだけど、読んでいくうちにどんどんはまった。
景色を想像させる巧みな文章に惹かれた作品。
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一応、舞台となった県に住んでいるので読んでおこうかな?と、読み始め。100頁ちょっとなのですぐに読み終わると踏んだが、文章に慣れるまではちょっと大変だった。文学作品は教科書以来読んでないかもしれない…(笑)。ノーベル文学賞を受賞している作者だが、文章の表現がやはり硬くてとっつきにくい。抒情小説と解説では書いてあったが、その心理描写の方法と島村と駒子の会話が成立していないような気が…。やっぱり文学作品は向いていないみたいだね。読んでいて気になったのが、注釈の多さ。時代背景的な現在使われていない物の名前や、特殊な名称にはあったほうが良いけれど、心情描写にまで注釈が付いているのは何故?と思った。まあ、学術的な配慮なのかも知れないが、エンターテイメントとして読んでいると非常に邪魔だったね。まあ、気になるからちゃんと巻末の方をその度にチェックしながら読んだけどさ。
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こんなにきれいな描写を今まで知らなかった。解説でも言われてましたが、日本語という言葉の美しさをまざまざと見せ付けられました。すげぇ。内容がむずかしい点もいっぱいあったけど、後2年位したら必ずもう一度開きたい。ノーベル賞は伊達じゃないですよこれすげぇ・・・!
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有名な最初の文章には感動したけど、その次の文から最後の文まで残念ながら本当によく分からなかった。どんなお話なんだろう。。。
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「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」1968ノーベル文学賞、1972自殺。
情景描写が色彩的・感覚的で、寒冷地特有の鋭く澄んだ美しさを感じる。
まだ消化できていないので、時間をあけてまた読みたい。
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頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね、芸者になった駒子と再会し、「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う。人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる、川端康成の代表作
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もう、美しすぎる。そして、エロい。
文章の中に直接的な性描写は出てこない。
けれど、艶かしさが、文章の端々から漏れてくる。
例えて言うなら、女子中学生のスカートの裾あたりが匂わせる色気??
そんな感じ。
小悪魔本とか、モテ本とか読むより、川端の本を読んだほうがよっぽど色気について学べると思う(笑 結構マジ)
にしても、女の人を異常なほど淡々と観察していて、ちょっと怖くなる。
そこから生み出される距離感。
これもまた、天才カワバタの魅力。
とにかく読んでみてください。
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越後湯沢に行くことになったので、読んでみることにした。有名な冒頭の一文しか知らなかったため、こういう話だったんだ、と思った。でも、1回読んだだけでは、まだ分からないところがたくさん。終わりは、まだもう少し続くのかなと思ったところで終わってしまったので、あっけない感じだった。本編とは関係ないが、注釈が丁寧すぎるほど丁寧だったのと、文字が大きくなりすぎて逆に読みにくかった。