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大好きなシリーズです。まだ全部は読んでいないけれど。
去年あたり世間には執事ブームが来ていたようですが、私の理想の執事は世のイケメン共を突き放して彼がダントツ一位!笑
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遊んで暮らせる身分の青年バーティーと、彼の執事(紳士お側付きの紳士)ジーヴスの話。
ジーヴスがバーティに雇われることになった話からスタート。旧友がオノリアと婚約してしまって困っているというのに何故かジーヴスが冷たい態度をとる話と、珍しく語り手がジーヴスの話が気に入った。「雇用主とは馬のごときもの」とか「ウースター様には脳みそが足りない」などと辛辣なことをサラッと言うくせに、かなりバーティのことを好きな様子がなんとも。楽しい二人組だ。それにしても、「紳士お側付きの紳士」というのは初めて聞いた。執事とは違うの?
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やっぱりいいわあ。バーティーのお人よしっぷりが光る一冊であった。
「バーティー考えを改める」を読んだら、一こ前に読んだ「よしきた、ジーヴス」をジーヴスの一人称で語ってほしくなった。もしかしてバーティーが引き起こしたように思われたトラブル諸々も、ジーヴスが裏でそうなるように誘導してたんじゃないのか…
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今回は短編集。
バーティーの奇妙な友人たちの窮地をジーヴスが救う。
やっぱり楽しいこのシリーズ。
アホであることは楽でうらやましいことなのだ。
以前からウワサは出ていたバーティーが女子校で講演することになってえらい目にあった話がジーヴスの目から語られる一編もあり。
(2006年08月07日読了)
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バーティ&ジーヴスシリーズの短編集。
安定感すら感じさせるバーティと友人たちのバカっぷりがタマラナイ。愛すべきワンパターン。
文藝春秋社から刊行の『ジーヴスの事件簿』と被る短篇もあるけど役者が変わるだけで雰囲気も大きく違うね。個人的にはこちらのほうが好みかな。
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まさに「おバカの宝石箱」。1編読むだけで充分楽しめるので、毎日1編ずつ読んでちょこっと幸せ時間にひたる、みたいな読書ができる貴重なシリーズですね。
短編集で、今回もいろんなおバカ話炸裂で大満足です。
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ジーヴスシリーズはどれも文句なしの面白さ。書棚に飾って、気が向いた時にちらほらと読み返したいタイプの作品。
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執事ジーヴスの活躍と
彼の愛すべきご主人様バーティの姿を見たく
再び 図書館のお世話に!
読み進めると
「うんっ? 二人の関係の雰囲気が 前読んだのと違う?!
同じ作品もあるけど印象が、、、」
と思ったら 翻訳者の方が違いました!
前回の P・G・ウッドハウス選集は岩永正勝氏
今回のは森村たまき氏
女性で コミック版 ジーヴス・プリーズも
この方が担当
それゆえか 作品の雰囲気が
より一層コミカルで
二人の掛け合いも リズミカルで
息がとっても合っているのが伝わってきました♪
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腐った目から見ると、今回のジーヴスには実にドキドキさせられた。ジーヴスに、というよりは、日本語の表現に、というべきなのかもしれないし、そもそもウッドハウスがねらって表現したのかもしれない、なんて考えるのはバイアスがかかりすぎているだろうか。100ページでバーディーの唇の上に請求権を行使しようとする(という表現)なんて、まさしくそっちか!?と思わせるに十二分だ。・・・まあ、ここは思いっきり表現の問題なのだけど。
常々、バーディーはジーヴスを誉めちぎっているけれど、ジーヴスはバーディーをどう思っているのか気になっていた。いつも頼られ、利用?され、それを恭しく受けるのは、主従関係がなせる技なのか…
今回、「バーディー考えを改める」でジーヴス視点の話があり、大変納得してしまった。ジーヴスは、前から思っていた以上に腹グロで、悪魔的で、策士家で、ドSだ。でもかなりバーディーを気に入っているらしい。
なかなかおいしいコンビですねー
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ウッドハウスコレクションの第三段。
バーティー&ジーヴスものの短編集です。
じわじわこみあげてくるおもしろさ。
おおらかな時代を感じさせる雰囲気も好きな作品です。
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ジーヴスシリーズはやっぱり短編の方が笑いのエッセンスがギュッと詰まっていて面白い。「ジーヴス登場」はバーティーがジーヴスを執事として採用した時の話。初めての出会いで癒しのそよ風のように音もなく玄関口をふわりと浮かんで通り抜ける身のこなしや、ジーヴス考案による遅い夜の翌朝の一杯で、いきなりバーティーの心を鷲掴み。バーティーとフローレンス・クレイ嬢との婚約を快く思わないジーヴスは…。初っ端からジーヴスリードでバーティーの主人としての威厳も呆気なく崩れた。「コーキーの芸術家稼業」、ニューヨークで仲良くなった肖像画家の卵コーキー。結婚したい相手を、脛をかじっている金持ちな叔父に紹介したいのだと相談にきた。ジーヴスの妙案で上手くいくかと思われたが…。「ジーヴスと招かれざる客」お気に入りのネクタイを過分に装飾的で不適切とジーヴスに言われ意固地になったバーティー。険悪な雰囲気の中、アガサ伯母さんの友人が息子の面倒を見て欲しいと訪ねてきた。有無を言わさず世間知らずのお坊ちゃんを押し付けられたが…。
「ジーヴスとケチンボ公爵」口ひげを生やしたバーティーに不満なジーヴス。友人の危機を助けるべくフラットを貸すことに。その他、「伯母さんとものぐさ詩人」「旧友ビッフィーのおかしな事件」「刑の代替はこれを認めない」「フレディーの仲直り大作戦」「ビンゴ救出部隊」ときて、最後の「バーティー考えを改める」が語り手がジーヴスという貴重さで一押し。ご主人様への愛に溢れた?描写が抜群で、最高!ジーヴスが紛れもなくドSであることはまず疑いない。
Carry on,Jeeves/P.G.Wodehouse/1925
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ちょっと間抜けな有閑紳士バーティに、次々と難題が降りかかる。一生懸命やればやるほどドツボにはまるバーティー、しかし万事休すと思われた瞬間に、従僕(本書では執事)ジーブスが鮮やかな手並みで解決する。長短編とりまぜたシリーズの一冊で、本国では百年のベストセラー。書かれた時期がミステリ黄金時代と重なっているため、時代背景に心地よい懐かしさがある。
最初読んだときはどうということもないと思ったが、水戸黄門的ワンパターンと、独特の牧歌的な雰囲気にひかれて、立て続けに何冊も読んでしまった。今後も読みそうだ。順番に読んだ方がシリーズキャラクターなどわかりやすいが、わからなくても全然大丈夫。
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とにかく最初の願望通りのハッピーエンド、というのではなく、現状とりうる最高の策で大団円という流れなので、気持ちよく読み終われました。
原文との比較はしていないので無責任なことは言えませんが、こちらの本の訳文は他本よりユーモアを文脈に即して日本語に引き付けている(ので読みやすい)ように感じました。
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時系列(原著刊行順)に読みたいので、シリーズ2冊目はこちらに。正確には冒頭話「ジーヴス登場」~5話までが「比類なき・・」の前だけど。金のハートの持ち主バーティは、ニューヨークだってロンドンだって、どこだろうと厄介な人たちと事件に巻き込まれたり飛び込んだり。だけど何といってもこの巻は、シリーズ唯一のジーヴス視点の「バーティー考えを改める」がいっとう楽しい。コミック版のジーヴスのあのドS全開のお顔を思い出し、くすくすプププにやにやが止まらない(笑)雇用主とは馬のごときもので調教が必要だそうで……おおぅ、ジーヴス恐るべし。
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笑えて心が和むので疲れてる時に読みたいこのシリーズ。
今回はジーヴスとバーティーが出会った時の話や、ジーヴスの視点で語られる話などがあって良かった。