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政府が発表している指標は嘘であるという論調であった。指標のソースや、計算方法について深く見る必要があると感じた。
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天然ガスの埋蔵量は増え続け、数百年分はある。したがってガスコンバインドサイクル火力発電を主力にすれば原発分の発電量はまかなえる。自然エネルギーへ置き換えようとするのは現状ではまだまだ時期尚早で、逆に推進派に利用されかねない。というのが主旨。原発が危険なのは既に言うまでもないことで、経済性で動く人たちに対する効果的な主張を考えているようだ。
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著者は多岐にわたる分野を調査し、論理的に持論を展開している。
非常に深い知識のため、その説得力は強い。
脱原発に向けて、現実に即した具体的提案があるのが建設的。
エネルギー論以外にも、彼の他の著書からの情報も豊富で、読み応えがある。
日本の発電テクノロジーの高さが分かり、明るい未来像を持てた反面、
マスコミや政治、企業、などなどいろいろ、
こんな人たちの利権のために、社会が動いているんだと思うと、空虚な気持ちにもなる。
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即原発ゼロのために、再生エネではない、まずやるべきことがあるでしょ、という話がたくさん書いてあります。
電力会社の資産と経営の話
電力会社の利益の仕組みの話
エネルギー熱利用の話
コジェネと分散電源
ガスコンバインドサイクル発電
原発コストを含む発電コストの話
化石燃料 枯渇しない話
地球寒冷化の話
再生エネ発電と自然環境の話
などなど
実データもあるし、筆者自身もよく調べているので、どれも納得はするのだが、言い方がかなり挑戦的!不満がかなり溜まっているのはわかりますが、もう少し穏便な言い方をしてもらえた方が読みやすかった。
なので星二つ。
内容は良いです!
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[ 内容 ]
電力会社が述べ立てる数字を鵜呑みにしてはならない。
原発などなくても電気は足りる。
なぜなら、原発分を補って余りある新エネルギー技術が、すでに開発されているからだ。
工場エンジニア出身で、かねてからエネルギー問題の研究に注力してきた著者が、最新のデータと知見を動員して「原発がもはや無用の長物である理由」を具体的・徹底的に解説。
また、自然エネルギーに過度に期待する風潮にも厳しい批判を加える。
これが「脱原発のリアリズム」だ。
[ 目次 ]
序章 関電の電力不足騒動
第1章 発電の方法はいくらでもある(民間の発電能力)
第2章 熱エネルギーの有効利用が日本の活路を拓く(コジェネ)
第3章 化石燃料の枯渇説は崩壊した(ガスの未来)
第4章 自然エネルギーを普及する真の目的
第5章 地球の気温と電力コストの予測
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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原発ゼロ社会へ! 広瀬隆 集英社
新エネルギー論
電気は買う時代から自分でつくる時代へ
ニホンの電力は十分に足りている
停電とか摂でと言う脅し文句
311位後に広まった自家発電
オフグリッド=独立電源装置
天然ガス発電の魅力=ガスコンバインドサイクル
原発の政治的矛盾と危険・リニア新幹線
発送電分離による電力自由化と政府と繋がった独占企業
コジェネ=電気と熱源の分離システムで高効率
燃料電池=水素発電など=戸別発電可能
無尽蔵にある天然ガス・石油・石炭
生物を原料としている化学燃料
埋蔵量の政治的嘘
ニホンの資源=メタンハイドレード
太陽エネルギの普及=風力・波力・潮力
自然エネルギーの欠点=バッテリー効果
気温とヒートアイランド
温暖化ではなく寒冷化対策の必要性
電気料金制度と税金の矛盾
底なしの原発コスト
独占企業の伏魔殿
原発と原爆と軍需産業と金融政治
直流発電
東の50と西60サイクルの統一
原発の即時廃炉