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一瞬「街場の」と読み間違えましたが、場末でした。
「日経ビジネスオンライン」で連載されている、「ア・ピース・オブ・警句」をまとめたもの。
郷愁と似たような、何かを懐かしむような感覚が漂うコラムがピックされていました。
あと、特別対談として、津田大介氏との対談が収録されていますが、あんまりしゃっきりとした内容ではありません。まさに場末感ある対談でした。
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小田嶋さんのコラムをまとめた本。場末というのは赤羽のことらしい。巻末には津田大介氏との北区対談が収録。北区は中途半端だけど、JRと地下鉄の駅が多く交通の便はいいとのこと。小田嶋氏が小学5年のときに岩渕から梶原まで都電で英語塾に通っていた話に親近感を感じた。
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2013年に出た本
北杜夫と談志が亡くなって、アグネス・ラムの
写真集が売り出される
田中真紀子文部大臣の大学不認可
すべからくを巡る校閲問題(週刊朝日の佐野眞一、橋下市長)
ソニーの没落などなど
亡くなった2人の小学校時代の友人について
著者も鬼籍に入った
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自らと世の中の過去を振り返って書かれたコラム集。青少年の頃に影響を受けたという北杜夫や立川談志。ソニー製品、大学、タバコ。最後は津田大介との北区をめぐる対談で終わる。集団は野蛮さを内包しているという指摘のあと、「早い話、わたくしども浦和レッズのファンも、あぶない時はあぶない」(p107)と書かれている箇所は、著者の死後2023年8月2日に起きた出来事と照らし合わせたとき、更に苦味を増す。