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ほんとに中身の濃い本です。
成功するためには、成果にだけ焦点を当て仕事をする習慣を積み上げること
自分を磨き続けること
が書いてあります。
理解するに時間がかかってしまいましたが、ようやく理解できた気がしています。
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知識社会を生き抜くためのヒントが述べられている。成果のあげ方や自己実現の方法、タイムマネジメントなど参考になる部分が多い。
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ドラッカーの本をはじめて読んだ。ビジネス書の中でもドラッカーとかコトラーとかポーターとか有名人の本はこれまで読んだことがなかった。これを読もう!と選んだ本ではなかった。オフィスの図書コーナーに置いてあった。この本はドラッカーのこれまでの著作を"個人"という観点でまとめたものだそうだ。著作のエッセンスをテーマ別にまとめる作業をはじめて、マネジメント編と社会編をまとめもう1つ独立したテーマが残っていると気づいて本書ができあがったという。
読んでみて感じたのは語り口のテンポのよさ。引用や逸話を多く盛り込みながら、時に断定的すぎるのでは?と感じるほど思い切りのいい語り口でどんどん読める。ただ内容がそれなりに濃いとうか論文的な展開なので30〜50ページほど読んでは休憩というように読んだ。
グーテンベルクの活版印刷から続くルネッサンス、ワットの蒸気機関に端を発する産業革命が、その後の世代からみてその前の世代 - されは即ち自分達の親の世代ということだが - が想像もできないほど変化した時期だと定義づけ、現代がまさにこの時期だと言っている。そしてこれはIT革命がもたらしたものではなく、肉体労働者と知識労働者の比率が大きく変わったことに由来するという主張だ。
これまで、トヨタ流のカイゼンやマネジメント方法では肉体労働が中心の社会では通用しても、知識労働中心の社会では通用しない。知識労働中心の社会で成果を挙げるには、権限ではなく貢献を重視し、タイムマネジメントを厳格にして自分が関与しなくてもいい仕事にはNoということで細切れではなく貢献のために必要なまとまった時間を確保し、自らが最も貢献できることに集中して時間を使うようしすべきだと説いている。
また、知識労働者に必要な専門性の追求ということに関して、ヴェルディとフェイディアスの逸話を例に挙げて説明している。18歳のころすでに音楽家として名を挙げていヴェルディが80歳を過ぎ非常に難解な「ファルスタッフ」というオペラを書き上げ、何故こんな大変な仕事に取り組んだのかと問われ「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」と答えたそうだ。そして、フェイディアスはアテネのパンテオンの屋根に背中側まで緻密に彫った彫刻を完成させ、背中は誰にも見えないからと背中の分の費用の支払を拒まれた時に「神々がみている」と答えたそうだ。
ドラッカーはこの2つの言葉が忘れられないという。自身の分野で常に完全性を求めていく気持ち、そして完全性とはたとえ自分以外の誰にも気付いてもらえなくても追求していくことによって初めて得られるという信念によって知識労働者としての専門性を高めることができると言っている。
マネジメント編と社会編も読んでみたくなった。
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20世紀経営学の巨人、ドラッガーさんの本。
『知識労働者は、事実上監督されえない存在である。その専門について自分よりも詳しく知るものが存在するようでは、価値のない存在である。』
価値のある存在を目指して、
その専門を広く深くすることを求めて、
奮闘中の毎日です。
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社会ネタなく個人ネタということで選択。漠としていたことがクリアになって気分が良かった。難しい話はないので人気の程が分かる。
問題は実践。
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初めて読んだドラッカーの本です。プロとは?と考えさせられました。社会、経済についても多く書かれておりその見識と表現にのめりこんで読んでしまいました。お勧めです!
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ご存知「経営の神様」の「知的労働者必読の書」。驚いたのは、非常にわかりやすいということと、それほど斬新な内容ではないこと。印象に残ったのは、「多くの人にとって最初の仕事は宝くじと同じである。(つまり、学生の頃に考えて決めた仕事が、自分にとって一番良い仕事である確率は・・)」「会社に所属する期間より人生の方が長くなった。退職後にやることについての助走は、早く始めた方が良い。早ければ早い程よい。」「フィードバックという手法により、自分の強みと弱味を把握し、強みを生かす生き方をする。誰にも弱味があり、弱味を武器には出来ない。」なるほどなっとく。全ての知的労働者にオススメ。
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経営学の祖、ドラッカー。どちらかというと自己啓発書として読んだ。面白い、とは言い難いけど半年に一冊くらいだったらこういう本もいいかと思う。
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専門職の自分に大きな影響を与えてくれた一冊です。プロの心構えと習慣について熱く書かれています。ドラッカーさんってすごい。
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お馴染みドラッガー先生。学生という立場上一部しっくりこない部分があるが内容は素晴らしいと思う。「あなたは何によって憶えられたいですか?」
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初ドラッガー.読書中に色々な事を考えさせてくれる.無駄な時間を過ごしてしまっている自分を反省.keyword:教えること・移ること・現場にでること
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20 世紀最高の経済学者ピーターFドラッカー自身が、自著から自己実現に関するエッセンスをイイトコ取りしてつくったオムニバスアルバムのような本。転職を考える前に、自分がプロフェッショナルであるための心構えを、この本から学び取ればよかったと、心の底から後悔しています。
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自らの強みを知ること。何ごとかを成し遂げるのは、強みによってのみ。自分の強みを知る方法は、ひとえに自己のフィードバック分析をすることだ。
何かをすることを決めたなら、何を期待するかを直ちに書きとどめる。期待と実際の結果を照合する。これで数年のうちに、自らの強みが明らかになるはずだ。その分析の結果、?強みに集中する ?強みをさらに伸ばす ?知的傲慢を正す ?自らの悪癖を改める ?ひとへの対し方が悪くて成果があがらなくなることを避ける ?行っても成果のあがらないことは行わない。?努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わない。己を知り、具体的に実践すること。それに尽きる。
仕事の仕方とは、強みと同じように与件。得意な仕方で仕事の成果をあげることに集中せよ。みずからの価値観を知り、それを優先すること。そして、真に普遍的な制約条件である「時間」の記録、管理、まとめがすべての行動の基本にあることを忘れないこと。時間は有限。だから、?する必要のない仕事、?他人でもやれる仕事をしてはいけない。?時間浪費の原因を排除せよ。突き詰めれば、成果をあげる秘訣とは「集中」することのみ。最重要なことからはじめ、一度にひとつ。集中とは、「もっとも意味のあること」「もっとも重要なこと」という観点から、時間と仕事についてみずから意思決定する勇気のことである。その勇気を抱き、持ち続けるために、著者のことばを何度も何度も繰り返してかみ締める。
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就職活動中に「プロとは何か」というテーマで小論文を書かされたことがある。なんて書いたかさっぱり忘れたが、それ以来プロってなんだろう、と折に触れて考えている。本書は、ビジネス界のスーパーヒーロー・ドラッカー教授によるプロフェッショナル論。話題は幅広く、「1.いま世界に何が起こっているか」「2.働くことの意味が変わった」「3.自らをマネジメントする」の三章構成。中心的話題ではないが、仕事術・勉強術的な話も書かれていて、学び方の多様性を強調するくだりで、ベートーベンの話はおもしろい。ベートーベンは膨大な数の楽譜の断片を遺したが、作曲するときにそれらを見ることはなかったそうだ。ではなぜ楽譜に書くのか?「一度書かないと忘れるが、一度書けば忘れない。だからもう見る必要はない」あとで忘れたときに思い返すためにメモしたのにメモしたことでよく覚え忘れなくなって結局メモが不要になった経験、ありません?
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知識社会における労働と労働者の特質を分析。組織マネジメントの要諦を「人をして何を生み出させるか」と看破し、知識労働者の労働生産性向上の分析を行いつつ、労働者個人の自己実現へのエールともなっている。